とあるスナックで
コー
では、3つの破局シナリオの2番目を読んでいこう。
P-139
ハイパーインフレ
次にこうした金融メルトダウンを回避するために「大手銀行や企業の倒産はその影響が大きいので潰せない(Too Big TO Fail)といって、政府が介入して銀行や企業を救済(Bailout)する。その結果、政府の支出が増大し、財政赤字が累積してくるの借金を繰り返す。そうすると金利が上がり、上述した金融メルトダウンの可能性が出てくる。それを回避するためには、「最後の禁じ手」として日銀と協調して金融の量的緩和を実施し、マネタリーベースを増やして金利上昇を抑え込む。銀行や証券会社はこうして得たジャブジャブのおカネを株式・不動産等の金融市場に流し込み、やがてそれが再び金融市場のバブルを引き起こし、ハイパーインフレという最終局面に引き込まれる。ハイパーインフレとなった」局面で、所得格差がさらに拡大し、やがて社会的暴動が発生し、リセットのための戦争が仕掛けられるかもしれない。
ここでも図6・7における金融危機の左」まわりのループがグルグルと回って行くが、途中で量的緩和のループに引き込まれ、やがてハイパーインフレという破局に向かう。すなわち、最終局面は次のようになる。
銀行倒産ー>政府の景気対策・臨時予算ー>政府支出増大ー>財政赤字ー>借入増大→量的緩和ー>マネタリーベースの急増ー>ハイパーインフレ
デフォルト
借り入れが増大して債務残高が累積的に膨れ上がり、もはや元金の返済が追いつかなくなり政府は債務不履行に追い込まれる。さらに金利が上昇し税収でも利息が支払いしきれないようになり、政府は債務の不履行に追い込まれる。
図6・7における債務危機の左回りのループがグルグルと回って行くが、これがすでに第5章の借金地獄の恐怖で述べた典型的な指数的成長のループとなり、やがてデフォルトの破局を迎えることになる。すなわち、最終局面は次のようになる。
借入増大ー>債務残高増大ー>デフォルト
債務増大ー>利子率増大ー>利息返済増大ー>デフォルト
膨れ上がる累積債務を待ち構える破局のシナリオとして、以上3つのシナリオを考察した。すなわち、現行の債務貨幣システムはいずれ金融メルトダウン、ハイパーインフレ、及びデフォルトという3つの袋小路のいずれかに追い込まれるのは必死である。金融メルトダウンが先かハイパーインフレが先か、またはデフォルトが先かといったことはわからない。こうした破局占いに時間を費やす余裕はない。経済学者として出来ることは、こうした3つの破局を回避できる処方箋があるということを示して、読者の皆さんと一緒にその処方箋で日本経済を救済する、「経世済民」するという事である。先を急ごう。
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参考で
マネタリーベースとは、
流通現金「(日本銀行券発行高)+(貨幣流通高)」+日本銀行当座預金(日銀当座預金)
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日本の株価は絶好調だという。しかしそれはこのデフォルトの過程の途中なんではないんだろうか。
会社は利益が上がっていないのに、株価だけが上がっている。
もしそうなら過去の破局シナリオと同じ道をたどっている。
<やつら>は間違いなく、デフォルトを狙っている。
中小の銀行のデフォルトから、おそらく中央銀行の破綻を狙っているんじゃないだろうか。中央銀行は破綻しない、そうかな?BISがまた新しいルール、規制を作れば違ってくるんじゃないだろうか。そして次の「金・きん」を裏付けとした、新しいプライベイトチェーン型の中央銀行発行の通貨を持ち出してくるんじゃないだろうか。
その旗振り役には、<ディープステイト>と戦っていると思われている、トランプ大統領が最適なのである。誰も反対できないだろう。
トランプがイスラエル支持すると言った時、反ディープステイトの人たちは、抗議、反論しずらいだろう。なにしろディープステイトをやっつける大事な指導者なわけだから。
そこが、やつらの狙いだと思う。バイデンとトランプのボケと突っ込みの二人の大統領を使う意味がそこにある。
バイデンを使って大量の移民を入れ、その弁償法の一方のトランプを使って、アメリカの分断、破壊を大きくしていくんだと思う。
弁証法は<やつら>が昔から使っている方法だ。
だいたい、バイデンはボケていると思うほうが、おかしい。
俺は、バイデンはちっともボケていないし、その演技をしているんだと思うな。
飛行機に乗る階段でコケるところなんて、実にうまい演技だった。
実際にボケた人間は、あんなにうまく、つまずいて転ばないよ。
ボケた人間は、演技でボケを演じることはできない。