松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

プロ作家になるための四十ヵ条

2008-07-12 13:42:28 | 一般書籍で思うこと
散々悪口を書いておきながら、また読んだのかよ!
と怒られそうですが、例の作家養成本作家の若桜木の本ですヨ。

表紙には、大きく四十ヵ条と書いてありますが、別に箇条書きにしてあるわけではなくて、創作に当たっての注意点を、執筆時間の捻出方法から始まり推敲に至るまで、つらつらと書いています。
まあ、どこかで一度読んだような内容を組み合わせて、語り口を変えてまとめた本、という印象はぬぐえませんが。でも、この人の本を全く読んだことがない。という方は、一読してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、もうハウツー本のたぐいは飽きるほど読んだよ。という方で、間違って買ってしまった人は最終章の『推敲』の部分だけ読めば十分だと思います。


ちなみに、若桜木のハウツー本シリーズを読んでいて感じるのですが、この人ひょっとして自分で書かないでPC使ってるんじゃないかな?
プロフィールを拝見すると、あちこちで小説講座をやってらっしゃるようですが、その生徒の作品と、それに対するアドバイス+自分自身の感想をデータベースにしてあるような気がするんです。
編集からオファーが来たら、大まかな章立てだけして中身はデータベースから引っ張ってきて。そして体裁を整えればハイ一冊できあがり! な感じがしてなりません。
コメント
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