松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

幻影博覧會 2

2007-05-11 19:31:35 | アニメ・コミックで思うこと
『黒鉄』っていう面白い漫画があるよ。
大学時代のサブカル師匠だった友人に、そんな風に勧められたのがきっかけで、冬目景をチェックするようになりました。
『羊のうた』で、やや燃え尽きた感もあり、さらに楽しみにしていた『イエスタデイをうたって』もご無沙汰だったので、ちょっと気になっていたのですが、『幻影博覧會』で見事に、本来の持ち味である和洋折衷な世界を見せてくれました。

この人は、雰囲気で勝負する作家だと思っていたのですが、この作品は構成もきちんとしていて、物語として十分に楽しめます。
大まかな流れとしては、探偵松之宮とその助手を務める真夜の二人が、ちょっと不思議な事件を解決していくという筋です。
ヒロイン、真夜の正体にもちゃんと謎が用意されているし、事件を組むブレインを付ければ、長く続けられそうな作品です。が、2巻を読む限りでは、作者はあまり長く続ける気はないようです。
もう少し、松之宮の家族関係やら、真夜の謎やらを取っておいてもいいような気がするのですが、2巻にして早くも核心に迫りつつあります。

現在のところ、大手書店に行けば1巻、2巻とも平積みになっておりますので、未読の方は是非手に取ってみてください。表紙の画風が嫌いでなければ、かなり楽しめるかと思います。
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コバルトの原子番号は60

2007-05-10 18:43:02 | なんでもない日々
皆様、こんばんは。
コッソリと、コバルトの短編小説新人賞に投稿していた松浦です。

ご存じの方も多いかと思いますが、この賞は隔月誌「コバルト」の投稿コーナーと、新人賞の間くらいの位置にあるものです。かなり気楽に投稿できます。
その上、結果が早く出るので、ものは試しと応募したのです。
しかし、まぁ現実は甘くないですなぁ。
GWが明けても連絡がないところを見ると、落選決定のようです。やはり、50枚ほどの作品を、無理矢理30枚におさめたものでは通用しなかったか……。
仮に評をもらえるとしても、「詰め込みすぎ」とか書かれるんだろうな。

ま、過ぎたことは忘れて、次にむけて日々精進あるのみ! ですね。
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本気で小説を書きたい人のためのガイドブック

2007-05-09 10:43:44 | 一般書籍で思うこと
皆様、ごきげんよう。
昨今の出版不況とは逆に、書きたい人の数というのは、ワタクシも含めて増加の一途だそうです。そのためか、実用書、と呼んでいいものかわかりませんが、いわゆるHow to本が多数出回っております。
今日取り上げる本も、そのたぐいの一冊です。

『本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』ダ・ヴィンチ編集部 編
メディアファクトリー 2007/3/30初版発行です。

目次を見ればわかりますが、四部構成になっています。
内容は、第一部、第二部が小説のいわゆる『書き方』です。
そして、第三部が『プロになるために』ということで、デビューに至る経緯を作家が語っています。
第四部は『文学賞攻略法』と称して、やや砕けた感じの内容になっています。

結論から申し上げますと、残念ながらこの本はあまりお薦めできません。
『書き方』は、過去の名作からエッセンスを抽出して、ヒントを抜き出すという形式なのですが、構成が行き当たりばったりという印象をぬぐえません。もう少し系統立てて解説する必要があるかと思います。

面白かったのは、第四部の『メッタ斬りコンビの新人賞傾向と対策』でしょう。
わずか十ページですが、新人賞の大まかな棲み分けの実態がなんとなくわかったような気になります。
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新作連載、始めます!

2007-05-08 18:25:30 | なんでもない日々
「クリエーター応援サイト」で、新作を発表したいと思います。
ただ、連休明けで僕も含めて、皆様てんやわんやでしょうから、実際にアップロードするのは、今週末になると思います。

で、作品ですが。
先月末に書き上げたものは、投稿してしまったのでネットで公開するわけにはいきません。かといって、長編を書き下ろしていたら、いつになるやら。
というわけで、過去に書いた作品のリライトになります。ただし、自分のサイトでも公開していない、完全未発表の作品なので、常連さんも楽しんでいただけるかと思います。

現在、鋭意リライト中なのですが、一度完成してしまったものに手を加えるというのは難しいですね。下手は下手なりにまとまってしまっているし、読んでいるうちに、当時の感情がよみがえってきて引っ張られてしまいます。
むしろ、今はもうこの展開は書けないな、と思ってみたり。相当、当時の僕はコミュニケーション能力に問題があって、コンプレックスを抱えていたのでしょうね。

まあ、作品については掲示板などで、書き進めながら読者様とやりとりが出来たら楽しいなと思っているので、よろしくお願いします。
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W-ZERO3からの投稿

2007-05-07 18:21:09 | なんでもない日々
みなさま、ごきげんよう。
休み明けというのは、格別のつらさがありますね。眠気を押し殺していたら、頭痛がしました。

さて、ブログのテストで電車内からの投稿です。
この記事がどのようにブログに反映されるか、楽しみ半分、怖さ半分です。
A型の松浦としては、記事のジャンルはきっちり分けてお目にかけたいし、文字数のバランスなども気になります。
吉とでるか凶とでるか、帰宅してからのお楽しみですね。

まあ、W-ZERO3だから、ブラウザですぐにチェックできるのですが、やっぱり電車などで高速移動中は通信状態が悪いようです。それに、ウィルコムの定額にせっかく入っているのだから、メールだけで済ませたいところです(笑)
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連休企画の一つとして、ブログをはじめたわけですが……

2007-05-06 18:11:28 | なんでもない日々
数あるブログサービスの中から、gooを選んだ理由は特にありません。
と、言い切ってしまうのもなんですが、たまたまIDを持っていたから、というのが正直なところです。

まだ使い始めたばかりなので、よくわかっていないのですが、出先からW-ZERO3で記事を投稿するというスタイルの確立が最大の目的です。なので、休み明け一週間、テスト運用を続けてみて、都合が良いようだったらこのまま定住しようかと考えております。

で、今日自分の携帯でこのブログを読んでみたのですが、記事がかろうじて読めるだけ、なのですね。あくまでも入り口はPCで、そこでお気に入りのブログと思ってくれた方が、出先でも記事をチェック出来る。という程度でした。
欲を言えば、ブログの紹介文とプロフィールくらいは、携帯でも確認できるようになっていてほしい。
書く方も時間に追われているのと同様、読む方も満員電車の中などで、気晴らしに読んでいるのでしょうから。
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新作の発表時期について悩む

2007-05-05 18:10:17 | なんでもない日々
スケジュール管理が出来ていない。というか、思いつくままにというか……。
基本的な方針としては、出版社に投稿して、常に結果待ちの状態にしておこうとは思っているし、実際今年に入ってからはそうなってます。
ただ、自身のサイトはともかく、「クリエーター応援サイト」では、わざわざ契約まで交わしたのだから、こちらでも一定間隔で作品をアップしていきたいと思っています。
実際、プロになったとしても二ヶ月、遅くても三ヶ月に一冊は出さないと、一冊作家として消えていく運命にあるようですし。

そういう意味で、そろそろ新作をアップロードしなければな、と思っています。
でも、出来ればたくさんの人に読んでもらいたい。
当たり前のことですな。
そこで、いつ、どこで発表するのが適当なのか、悩んでみたりしているのです。
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ロミオ×ジュリエット 第一幕

2007-05-04 19:11:14 | アニメ・コミックで思うこと
4月スタートのアニメーション『ロミオ×ジュリエット』、遅まきながらgooの無料配信で観て参りました。
登場人物の名前がカタカナで、浮遊大陸とかが出てきて、羽の生えた馬が空を飛ぶような、いわゆる日本人のイメージする『ファンタジー』は苦手なのです。そんな松浦ですから、このアニメも観る気はなかったのですが、ネットの回線速度を上げたので、そのテストもかねて1Mで表示させてみました。

OPむちゃくちゃ綺麗じゃないかッ!!

動画が見られることを確認出来れば、それで良かったはずなのに、気づいたら最後まで見ていました。

物語というのは、すべて組み合わせである。とするならば、このアニメの第一印象は『ロミオとジュリエット』からキャラクター名を拝借。さらに、『リボンの騎士』やら『三銃士』の要素を組み合わせて世界を構築しているように思えます。

しかし、そんなことは大半の視聴者にとってはどうでも良いことでしょう。それに、一発勝負のこの手のアニメで重要なのは、第一回で視聴者の欲求にどこまで食い込めるか、だと思っています。
そういった意味で、OPの最後のカットはお見事と思いました。
お花畑+ほほえみ合う男女という絵は、ともすれば陳腐と受け取られがちですが、原色系のデジタル処理されたゲームやアニメの映像に慣れた目には、逆に新鮮だったのかもしれません。
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最初は縁起良く753

2007-05-03 23:44:18 | なんでもない日々
最初にお断りしておきますが、別に数字を三つ並べたからといって『ケロロ軍曹』に影響されているわけではありませんし、某詩人も関係ありません。
ただ、2007年5月3日にスタートさせたので、日付と神事をかけて『753』としました。
今更はじめるブログです。流行の最後端を生きる松浦にはふさわしい門出です。

つい先日まで、ブログをはじめる気など全くありませんでした。HPは持っていたし、自由度の低いブログに頼らなければならない理由など、これっぽっちもなかったのです。
しかし、『クリエーター応援サイト』というところで、長編小説の執筆を開始したところ、作者のブログを紹介する欄がありました。
テトリスじゃないですが、空白があると埋めたくなるのが人情というものです。
そこで、このブログが今日誕生しました。

しばらくは試行錯誤が続くかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
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