オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

和route43 < 再訪 >

2022年06月04日 | くねくね道


 およそ2年ぶりにr43を走ってきた.国内にr43はたくさんあるけれど,ここほど走り応えのある道はないと思う.2年前と同じで,道の駅 瀧之拝太郎で一息入れてから,r43を北上していく.



 この日はあいにくの曇天模様だった.けれど,この道を走るならかえって曇りの方がいい.それは,これから先の道路状況をみればわかってもらえると思う.r43の序盤は小川という川に沿って,蛇行しながら進んでいく.



 県道というよりは舗装林道のような狭くて暗い道が続くが,この辺りの路面状況はとてもいい.そして,後続車や対向車を気にする必要が全くないのもこの道の特徴だ.



 木々の間から眼下に見えるのは小川の清流だ.この小川の水面は,透き通った深緑色をしていて,とても美しい.関西に来てからいろいろなところを走ったけれど,この小川より美しい川を見たことはない.



 那智勝浦方面を示す標識が現れると,小川沿いの平坦な道は終わりだ.そして,ここから先は那智山方面に向かって上りの道が始まる.それにしても,標識がかなり劣化しているようだ.亀甲状のクラックのようなものが入っていた.以前はなかったと思う.



 タイトコーナーが続く坂道をすいすい進んでいくと,最大幅1.7メートルの規制標識が現れる.ここはちょうど,那智勝浦町と古座川町の境でもある.ここから4キロメートル先へ進むと,最大幅1.7メートル区間が始まる.r43を象徴する道だ.



 そして,最大幅1.7メートル区間の手前にやってきた.同時にここから先は山の中へと吸い込まれていく.

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