展望の丘 — 健康とゆとりの森 —

　前回記事の続きで，快晴の三重ｒ７７８を走行したらぜひ立ち寄ってみてほしい場所がある．健康とゆとりの森という大きな看板が立っている分岐を進んでいくと，展望の丘へと続く遊歩道がある．尾鷲ヒノキが林立した緑の美しい道だ．



　この日はまだ９月上旬ということでかなり蒸し暑い日だったけれど，尾鷲ヒノキの林立したこの道は日陰で海風も吹いていて，とても心地が良かった．かすかに香る尾鷲ヒノキの匂いもいい感じだ．



　この素晴らしい緑の道を５分ほど歩くと，正面に真っ青な熊野灘が目の前に現れる．尾鷲ヒノキが林立した薄暗い道を歩いてきたので，急に明るくなった景色に視覚が順応しきれず，目の前がとても眩しく感じる．



　今回ここに来たのは二度目のことで，前回の初訪問はたしか４月だったのでちょうど半年振りの再訪だ．相変わらず，開放感が抜群で海と空の青がすばらしい．ただし，前回訪れた時にはなかったベンチが３つあった．



　ベンチには尾鷲藪漕隊と記載されていた．きっと有志の方の粋な計らいに違いない．お言葉に甘えて，このベンチに腰掛けて写真を撮ったり，仰向けになって寝そべってみたりした．海と空の青色はどうして美しく見えるのだろう．そんな疑問が湧いてくるほどにきれいだった．