今年のGWは,まあよく雨が降る.こんなにも雨の多いGWは,今までなかったように思う.コロナ禍のことを考慮すれば,天気の神様が人間の味方をしてくれたのかもしれない.そんな憂鬱な雨の日は,五月晴れの和束町の写真を見て,心だけは晴れやかでありたい.
桜が散った後は,和束町の景観も次第に青々としてきた.4月も中旬を過ぎると,明るい緑の世界に様変わりする.とは言え,今年は茶畑の新芽の時期が,ちょっと遅れている気がする.
茶畑の至るところで,黒や白のシートが茶畑を覆っている.これには,日光の量を制限することで,お茶の渋みを抑えて旨味を引き出す効果があるらしい.例年のこの時期であれば,シートはほとんどなかったように記憶している.
今年の春は,桜の開花が早かったり,天候が不安定だったため,茶畑の栽培にも影響が出ているのかもしれない.裏を返せば,茶畑の栽培は,絶妙な調整が必要なものだとわかる.お茶の葉から何を判断して,シートを被せているのだろうか.
コロナ禍が収束した暁には,生産者の方に二色のシートの使い別けについても,教えていただこうと思っている.
和束町では茶畑だけに目がいってしまいやすいが,気が付けばもう,田んぼに水が張られ,稲が植えられている.季節はどんどん進行していく.
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