三重r46を大紀町側から走行し，路面の鋭利な石ころや苔，幾つもの急な傾斜の九十九折れに苦しみながらも，藤坂峠へ無事に到着した．峠には砕石場に続く道とNTTの無線中継所に続く道があった．今回は余裕がないので，二つともパスすることにした．
峠からは，南伊勢町方面，そして海を望むことができる．この日は雲ひとつない晴天だったが，遠方の景色が霞んでしまっていた．ただの一回来た者には，真の景色を . . . 本文を読む
三重r46は，南伊勢町と大台町とをつなぐ主要地方道だ．藤坂峠という名で，険道として知られている．この日は，大紀町側からアクセスした．起点では，幅員は成人男性より少し大きい位であると，標識が注意を促している．
この道路は，1993年に現在の主要地方道として指定されている．それ以前は，三重県道426号下楠南島線という名の一般県道だったようだ．そのあたりの経緯は知る由もないが，入り口から少 . . . 本文を読む
好天に恵まれた休日．山間部の凍結も心配ない時期になったので，険道めぐりも兼ねて，三重県は南伊勢町をを目指すことにした．奈良県を南下する途中で，ととりかかし笑顔公園の前にある自販機で休憩すると，新作のかかしが幾つかこしらえてあった．
凍結が最も心配された三重県松阪市と奈良県東吉野村とをつなぐ国道166号の高見峠は，山肌に残雪すらなかった．12月からすっかりご無沙汰していた紀伊の山々を望 . . . 本文を読む
赤目掛線もついに峠を越えて，下りの区間へと突入した．路面状況に変化はなくて，全線に渡って土砂が堆積したような道が続いていることを思い知らされるのだった．突如，まるでお化けのような形をした倒木が出迎えてくれた．
一難去ってまた一難とはよく言うが，今度は倒木が道路へ豪快にもたれかけていた．この位置からだと通り抜けることができるのか，わからない状況だった．赤目掛線は全長17.6キロメート . . . 本文を読む