
長い長い自転車の旅は終わった。出雲の休日はまず炎天下の妖怪ストリートから始まる。

ちょうど「ゲゲゲの女房」で境港は大盛り上がり。

街頭まで目玉親父

銘酒を醸す蔵、「千代むすび」もこなきじじいに憑かれてしまった

境港の妖怪ストリートには、百体を越える妖怪のブロンズ像がある。いちいち観察すると100m歩くのに1時間かかる。実際かかったwww

サラリーマン山田も妖怪なのか!
私のお気に入りは
①海坊主
②びとびとさん
③ぬりかべさん
④山田さん
番外:のんのんばあ

箴言
「なまけものになりなさい」
この言葉に頭をトンカツで殴られたような衝撃を受けました。
この言葉を胸に生きていこうと思います。

あぁ、なんて素晴らしいお言葉・・・

私の周りには、出場資格者がたくさんいると思います。
○○さん、××さん、来年コンテストに出場しましょう!!!

水木しげる博物館にて
こんなに萌える町はなかなかないぞ by ニャヨメ
同感♪

灼熱の境港を後にし、レンタカーは松江の町を目指します。宍道湖沿いの道はそりゃー気持ちいい海沿いの快走道路。
昼ごはんには当然ながらしじみ汁がついてきます。

伊勢神宮に続き、出雲大社
ここは遷宮をしていたので、本殿はおがめません。
縁結びの神様がましますので、他のやしろとは違い、4回拍手をうちます。

絵馬もこのとおり♪いいですね。
良縁祈願に、是非自走でお越し下さい。自走で行かないとご利益ありませんよ。

君が代にでてくる「さざれ石」がここに展示されているそうです。
フムリフムリ

い~わ~お~と~な~り~て~♪
+++++++
この日の宿泊は、
湯の川温泉。
因幡の白兎を助けた大国主命(おおくにぬしのみこと)は、その後八上比売(やかみひめ)と結ばれますが、その姫が出雲大社に向かう途中で沐浴したのがここ、湯の川温泉とされる。日本三大美人の湯とされる。
なるほど。ブ男もツルツルになりました。
因幡の白うさちゃん。→
復習
ちなみに、6日間自転車に乗りっぱなしの私、嫁にあったときは髭ぼうぼうのネアンデルタール人でありました。

ホテルから車で10分のところにある、
荒神谷遺跡
1984年~1985年の2ヵ年の発掘調査で、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土した。
併設の博物館で、出土時の様子と古代出雲の歴史の勉強をさせていただきました。非常にためになり、寄ってよかった!さらに出雲のことを知りたくなりました。

この後は、島根県の雄峰である三瓶山を経由して銀山温泉へ向かいます。途中、ナビが発狂して一車線の激坂林道に連れて行かれました。

これでも立派な県道です。ガードレールもなかったり、ここはサイクリング林道に格下げしたほうがよいと思います。

三瓶山には、なぜかベンガル虎がいました。

世界遺産石見銀山は、歩いて回ると結構大変です。
電動チャリをレンタルした嫁に登りで先行を許します。この後心拍170で追走しました。

めでたく妙蓮寺~妙蓮寺だん
となりには新横という地名がありました。

手のみで掘られた銀山坑道、頭をかがめないと通れないほど低いその中の気温は・・・ヒンヤリ15℃

蝉の大合唱をBGMに、夫婦で銀山サイクリングを楽しんだのでありました。
++++++
その夜の宿泊は
萩のオーベルジュ
極上のイタリアンで腹いっぱい。日本海にしずむ夕陽もきれいでした。
あけて日曜日の朝、嫁は朝一、一日一本の羽田便で東京へ。
私はレンタカーを走らせ新山口へ向かいます。

目指すは海沿いの道の駅、「きらら阿知須(あじす)」です。

1100km以上、巡航速度27km/hで走ってきたのですが、なにやらスピードがあがっていますねぇ・・・

実はレース会場に自走で向かうエキスパートクラスの選手と10kmほど高速トレインをシェアしていたのでした。どこまでも負けず嫌い・・・
注:この人はその後行われたエキスパートクラスで逃げに乗って3位。思わず感情込めて応援してしまいました。

博覧会場跡地で行われる平地クリテですので、撮影しながら並走できて、動きのある写真が取れます。バイクカメラですね。
来年は一人でがんばるやすろうのために、アシストとして出場しませんか!
レースの方は無事に終了。やすろうパパ&ママと歓談して、そのあとやすろうとガストでお茶をして、富士チャレの計画をたてます。さらば、やすろう。富士チャレではひいてくれwww

新山口のKIOSKで、フク弁当と獺祭をみつけて小躍りしたのはいうまでもありません。時速30kmで来た道を、10倍速巻き戻しで4時間後には新横浜についていました。
というわけで、土曜日~日曜日、一度も自宅に帰らない2010年の夏休みの記録でした。
編集後記:走るより、帰ってからブログを書くほうが大変だ!