明日回収に来るらしい。
もう、何年だか忘れちゃったけれど、かつて「国勢調査調査員」ってのをやった事がある。私がやった時は、本来って言うのか知らんが、本調査の合間にやる物だと聞いていた。10年おきに「本」があって、5年おきに「軽」があるって感じだったと思うけど。
で、まぁ報酬に釣られてやったワケでもなく、一時的ではあっても「公務員」みたいなもんだから…って所に惹かれたんだと思う。なんせ「調査員」だもの。
で、これがまぁエライ大変で、比較的近所ではあるものの、普段は行きもしないだろう地区を受け持つワケで、ちゃりんこが主な交通手段だった頃でもあるので、クソ暑い中せっせと回って、確実にお渡ししなければならなかったし、確実に回収しなけりゃ当然ダメなワケだしねぇ。
でも、当時は「国勢調査」って言えば「ごくろうさんです…」で、片付いていたと思う。まぁ、期日に回収するので都合が悪ければ…なんて話はしたかと思うが、ここに来て騒がれている「拒否」なんか無かったねぇ。受け持つ地区に集合住宅ってのが無かった事もあるんだろうと思う。ほとんどが戸建だったし、農家の方が多かったし。
で、数年ぶりに自分で書く事になって、改めて調査票を見ると、拒否したくなる理由も判らないでは無いね。
「そんな事知ってどーするよ?」
みたいなモンだし。書くというか、塗りつぶすのも面倒なら「その他」「仕事探してる」とかでENDってのもアリだろうしなぁ。
床面積なんか東京ドーム並に書いておいても知ったこっちゃ無いし。余計なお世話だよねぇ…。正確に知らないので適当に書いておいたけど。
自分が調査員だった時、どんな設問があったか? なんて覚えてないな。ただ、記入漏れとかのチェックはしなければならなかったので、見てはいるんだろうけれど、全く記憶に無い。もっと枚数が多かった気がするねぇ…。
で、4万円ちょいの報酬と、オリジナル万年筆を頂いて終わったんだけど、あんまり労に合わない感じだったかな。会って手渡し…ってのが絶対だったもんだし、相手の都合では昼間にゃ会えないって場合も多かったしねぇ。でもまぁ、実働何日も無かったんで、当時は「こんなもんかぁ…」だったんだけど。
戸籍も住民票も割りとしっかりしている国だってのは、父が亡くなっていろいろと書類を揃えないとイケナイ羽目になって判った事なんだけど、それにましてこう言う調査がアナクロな方法で行われるってのはどうなんだろうか。
個人情報保護法…なんてのも出来ちゃった上で、「調査員です…」って現れた見ず知らずの人を信じろ…って言うのも無理なんじゃないだろうかねぇ。なんせ、首から下げた紙切れ1枚以外にどこを信じて良いもんだかサッパリだろうし。
実際、ニセ調査員だの、調査票を盗まれるだのしてるみたいだけど、こうした事で失われた個人情報の「落とし前」は誰がどーしてくれるんだろうか? 統計以外には使用せず、使用後は溶解して再生紙にするとかは書いてあるが、そーした不測の事態にどーしてくれるのかは何も書いてない。中身は「個人情報」と言う法律で保護された物なのだけれど、保護されなかった場合にどーなるんだか謳ってなければ、誰も真面目に記入しなくなるよなぁ。
国としては大事な調査なんだろうけど、中身の大事さは信憑性の限りなく薄い物へと変わってしまうんじゃ意味無いしねぇ。もう無いか。拒否もアリみたいだし…。
もう、何年だか忘れちゃったけれど、かつて「国勢調査調査員」ってのをやった事がある。私がやった時は、本来って言うのか知らんが、本調査の合間にやる物だと聞いていた。10年おきに「本」があって、5年おきに「軽」があるって感じだったと思うけど。
で、まぁ報酬に釣られてやったワケでもなく、一時的ではあっても「公務員」みたいなもんだから…って所に惹かれたんだと思う。なんせ「調査員」だもの。
で、これがまぁエライ大変で、比較的近所ではあるものの、普段は行きもしないだろう地区を受け持つワケで、ちゃりんこが主な交通手段だった頃でもあるので、クソ暑い中せっせと回って、確実にお渡ししなければならなかったし、確実に回収しなけりゃ当然ダメなワケだしねぇ。
でも、当時は「国勢調査」って言えば「ごくろうさんです…」で、片付いていたと思う。まぁ、期日に回収するので都合が悪ければ…なんて話はしたかと思うが、ここに来て騒がれている「拒否」なんか無かったねぇ。受け持つ地区に集合住宅ってのが無かった事もあるんだろうと思う。ほとんどが戸建だったし、農家の方が多かったし。
で、数年ぶりに自分で書く事になって、改めて調査票を見ると、拒否したくなる理由も判らないでは無いね。
「そんな事知ってどーするよ?」
みたいなモンだし。書くというか、塗りつぶすのも面倒なら「その他」「仕事探してる」とかでENDってのもアリだろうしなぁ。
床面積なんか東京ドーム並に書いておいても知ったこっちゃ無いし。余計なお世話だよねぇ…。正確に知らないので適当に書いておいたけど。
自分が調査員だった時、どんな設問があったか? なんて覚えてないな。ただ、記入漏れとかのチェックはしなければならなかったので、見てはいるんだろうけれど、全く記憶に無い。もっと枚数が多かった気がするねぇ…。
で、4万円ちょいの報酬と、オリジナル万年筆を頂いて終わったんだけど、あんまり労に合わない感じだったかな。会って手渡し…ってのが絶対だったもんだし、相手の都合では昼間にゃ会えないって場合も多かったしねぇ。でもまぁ、実働何日も無かったんで、当時は「こんなもんかぁ…」だったんだけど。
戸籍も住民票も割りとしっかりしている国だってのは、父が亡くなっていろいろと書類を揃えないとイケナイ羽目になって判った事なんだけど、それにましてこう言う調査がアナクロな方法で行われるってのはどうなんだろうか。
個人情報保護法…なんてのも出来ちゃった上で、「調査員です…」って現れた見ず知らずの人を信じろ…って言うのも無理なんじゃないだろうかねぇ。なんせ、首から下げた紙切れ1枚以外にどこを信じて良いもんだかサッパリだろうし。
実際、ニセ調査員だの、調査票を盗まれるだのしてるみたいだけど、こうした事で失われた個人情報の「落とし前」は誰がどーしてくれるんだろうか? 統計以外には使用せず、使用後は溶解して再生紙にするとかは書いてあるが、そーした不測の事態にどーしてくれるのかは何も書いてない。中身は「個人情報」と言う法律で保護された物なのだけれど、保護されなかった場合にどーなるんだか謳ってなければ、誰も真面目に記入しなくなるよなぁ。
国としては大事な調査なんだろうけど、中身の大事さは信憑性の限りなく薄い物へと変わってしまうんじゃ意味無いしねぇ。もう無いか。拒否もアリみたいだし…。