おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

鎌ベイKro。その2。

2010-09-09 04:38:32 | おじたん。的便宜耳机評論。
コンパクトで低価格、それでありながらしっかりとオーディオってトコロがナウなヤングに受けているらしい鎌ベイKroの続き…。

一晩、鳴らし続けての感想は…イイっ! って事に尽きる。

昨晩の段階ではプラシーボ的なもんだろう…って感じだったが、やはりちょいと違うんである。従来はミニコンポなアンプで音を出していたワケだが、より元気が出た感じだし、あれやこれやと繋ぎ替えてみると、今までは随分と「のっぺりした…」音を聴いていた事が判るんである…。

ま、それはそれで悪くもないし、致し方ないのではあるけれど、鈍重に聞こえていたLS-VH7が幾分元気に鳴ってたりすると、パワーは代わり映えしないものの、質が違ってるって感じは判る。

…劇的に大きく違うかと言えば、そんな事はない。どんぐりの背比べに過ぎないのだから、大きな差が直ぐに体感出来るワケじゃないが、多少、硬くなった感じとか、ソリッドな感じは比較的判りやすい変化だと思う。

が、そうじゃなかった方が良く聞こえてた楽曲もあったりするんで好みの範疇って話だな…。

何よりも劇的に変わり、絶対的にプラシーボでも何でもなく、間違いなく変わってウレシイ事が1つある…。

『発熱』である…。

長時間、相当な音量で鳴らし続けても、鎌ベイKroは熱くなったりしないのだ。

実は、導入の目的はココにあったりする。おチープ・オーディオの機器が発する熱がハンパ無いモノになり、昨今の酷暑や、アジト的事情により、ヤバイ感じになっていたりしてたんである。

んでまぁ、音は別のAVアンプから出してみたり、使用人と一緒に扇風機にあたってみたり、それなりに対処はしていたのだが、さすがにヤバさも限界に来たんじゃなかろうかと…。

発熱する事は想定して造られてもいるので、ファンが内蔵されていたり、大きなヒートシンクが付いてたりはしているが、触ってヤバイと思うくらいの熱さでよろしいワケもないもんだから、鎌ベイKroに登場してもらったのだ。

結果は大成功。RD-VH7PCはレシーバーに徹してもらったので、ほんのりと暖まった感じで抑えられているし、鎌ベイKroに至ってはひんやりしたままだ。

…リモコンでちょいちょい…って便利さが幾つか失われる事にはなったが、手の届かない距離でもないし、暴力的に熱くはならないだけ機器にはやさしいのではと思う。

しかし…この大きさで熱も出さずに、しっかりとスピーカー鳴らしちゃうんだから大したモンだよねぇ…。本格的なアンプにはいろいろと負けるんだろうけれども、音の出口さえしっかりしたモノを選べば、ミニマムな構成で満足度の高いシステムが組めそうな気もするな…。

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