先日、風説の貴公子がやってきたんで散歩と洒落込んだワケだが…。
で、ユッケ問題の話題になって、実はほど近いところに件のお店があったりすることを知ったんである。
でもまぁ、そっちじゃ開店休業ではあっても、被害者が出ていないんだから、あっちの話だろう…って感じだったが…こっちでもか!
となると…単にお店の問題…ってだけじゃ済まない話にもなってくるが、こっちの食中毒の原因は今のところ「不明」とされている。菌の特定が出来ていないからだろうけれども、重症化しているとの報道もあるので、恐らくは同じかと思われ…。
ワイドショーでも時間を割くようになってきたので、少しづつ詳しい事が判っても来ているが、肉の卸元は「生食用としてはおろしていない…」と言っており、それは公的機関の調査でも裏付けがされていると言う。店舗側は「生食用にいかがでしょうか?」と勧められたと言っており、一部そうした事情を肯定する発言が卸元からも出ているとの報道もあったかに思う。
どっちがどっちなんだか定かじゃないが…生食用の牛肉…って存在自体があやふやなモノになっていた事も判っている。公的機関が生食用として流通を確認、ある程度の調査だの監視だのってのをやっているのは、馬の生肉とレバーだけなのだそうな…。
その他、牛も含めて「生食用」ってのは流通していない事になっている。が、これは嘘だ。お店で出しているところは幾らでもある…。加えて言えば「肉」に限った話じゃなくなる。野菜だって魚だって同じ目に遭う事だって考えられなくもない…。
んじゃ、単に運が悪かったお客さんだね…って話かい? そりゃちょいと違う気もするが…。
実際にはその通りなんだろうな…。生食としておすすめ出来ない肉を生食として提供しても、規制とか罰則とか無いみたいだし、だからあちらこちらで「ユッケ」は食されてもいるし、ユッケに限らず、刺身として鳥獣の肉を食す目的で提供しているお店は幾らでもある…。
「サラダ・バー」なんてのもそれらに含めてもいいくらいにリスクはあるんだと思う。生なんだから。
おうおう。そんな事言ったら、何も食えなくなっちまうじゃねーか…。それもまた事実。加熱殺菌している食材を食う以外にリスクを減らす方法も無い。そうではあっても、食中毒という事故は起きたりもする…。
もう後は「自主規制」とか「安全基準」なんてのに頼る他にも無くなってくるが、これは一応はそれぞれの業界で決まってもいたりする。果実の残留農薬なんかは結構厳しいモノがあるし、食中毒を未然に防ぐ対応なんてのも、外食産業じゃかなり厳しくやっていたりもする。
食材によっても違ってくるが、その厳しさはマチマチで、魚のふぐなんかは別格だけれども、一応は食中毒を出さない、起こさない努力ってものはどこでもやっているし、そうした事への検査なんてのも保健所はやっていたりするんだが…こうした事故が起きる時は、そうした事のいっさいがないがしろ的に無力だったりもするもんだ。
その辺の、こうしたリスクへの対応の欠如ってモノが、人の死へ直結してしまう事は昔から判ってもいるのに、時々現れてしまうのはどうしたことなのだろう? こうしたお店を開くにあたっては、調理師の免許だっているだろうし、保健所の講習だって受けなきゃならないだろうし、素人考えでも幾つかのハードルが存在しそうな事くらいは判ったりもするのだが…それらを軽く超えて事故は起きるし、事故とも呼べない様なひでぇ事も起きたりしている…。
…何か、そうした所への歯止めとなる部分が、全く機能していない…って風に思えるんだが…そこで限界なのだろうかねぇ…?
今回の事故(?)を見ている限りでは、店舗側に衛生面での思慮の足り無さ、規範の欠如…って事が垣間見られる感じもあるが、肉の流通って部分にも怪しい面が見え隠れしている…。それらを監督する公的機関にも「曖昧」な部分がハッキリとしているし、それでいてそれら全てが今までは「フツー」だったとも判る。
幾人も犠牲者が出ても、それらは「フツー」のままであって良いんだろうか? なにげに飯食って、時にはサドンデス…ってのが「フツー」であっていいのだろうか?
こうした恐れのある食材は多岐に渡るし、調理法も様々だし、文化に根付いての方法だったりもするだけに、難しい問題だけれど、それまでの「フツー」からこれからの「フツー」に何かしら変えていかなければならない気もするのである…。
で、ユッケ問題の話題になって、実はほど近いところに件のお店があったりすることを知ったんである。
でもまぁ、そっちじゃ開店休業ではあっても、被害者が出ていないんだから、あっちの話だろう…って感じだったが…こっちでもか!
となると…単にお店の問題…ってだけじゃ済まない話にもなってくるが、こっちの食中毒の原因は今のところ「不明」とされている。菌の特定が出来ていないからだろうけれども、重症化しているとの報道もあるので、恐らくは同じかと思われ…。
ワイドショーでも時間を割くようになってきたので、少しづつ詳しい事が判っても来ているが、肉の卸元は「生食用としてはおろしていない…」と言っており、それは公的機関の調査でも裏付けがされていると言う。店舗側は「生食用にいかがでしょうか?」と勧められたと言っており、一部そうした事情を肯定する発言が卸元からも出ているとの報道もあったかに思う。
どっちがどっちなんだか定かじゃないが…生食用の牛肉…って存在自体があやふやなモノになっていた事も判っている。公的機関が生食用として流通を確認、ある程度の調査だの監視だのってのをやっているのは、馬の生肉とレバーだけなのだそうな…。
その他、牛も含めて「生食用」ってのは流通していない事になっている。が、これは嘘だ。お店で出しているところは幾らでもある…。加えて言えば「肉」に限った話じゃなくなる。野菜だって魚だって同じ目に遭う事だって考えられなくもない…。
んじゃ、単に運が悪かったお客さんだね…って話かい? そりゃちょいと違う気もするが…。
実際にはその通りなんだろうな…。生食としておすすめ出来ない肉を生食として提供しても、規制とか罰則とか無いみたいだし、だからあちらこちらで「ユッケ」は食されてもいるし、ユッケに限らず、刺身として鳥獣の肉を食す目的で提供しているお店は幾らでもある…。
「サラダ・バー」なんてのもそれらに含めてもいいくらいにリスクはあるんだと思う。生なんだから。
おうおう。そんな事言ったら、何も食えなくなっちまうじゃねーか…。それもまた事実。加熱殺菌している食材を食う以外にリスクを減らす方法も無い。そうではあっても、食中毒という事故は起きたりもする…。
もう後は「自主規制」とか「安全基準」なんてのに頼る他にも無くなってくるが、これは一応はそれぞれの業界で決まってもいたりする。果実の残留農薬なんかは結構厳しいモノがあるし、食中毒を未然に防ぐ対応なんてのも、外食産業じゃかなり厳しくやっていたりもする。
食材によっても違ってくるが、その厳しさはマチマチで、魚のふぐなんかは別格だけれども、一応は食中毒を出さない、起こさない努力ってものはどこでもやっているし、そうした事への検査なんてのも保健所はやっていたりするんだが…こうした事故が起きる時は、そうした事のいっさいがないがしろ的に無力だったりもするもんだ。
その辺の、こうしたリスクへの対応の欠如ってモノが、人の死へ直結してしまう事は昔から判ってもいるのに、時々現れてしまうのはどうしたことなのだろう? こうしたお店を開くにあたっては、調理師の免許だっているだろうし、保健所の講習だって受けなきゃならないだろうし、素人考えでも幾つかのハードルが存在しそうな事くらいは判ったりもするのだが…それらを軽く超えて事故は起きるし、事故とも呼べない様なひでぇ事も起きたりしている…。
…何か、そうした所への歯止めとなる部分が、全く機能していない…って風に思えるんだが…そこで限界なのだろうかねぇ…?
今回の事故(?)を見ている限りでは、店舗側に衛生面での思慮の足り無さ、規範の欠如…って事が垣間見られる感じもあるが、肉の流通って部分にも怪しい面が見え隠れしている…。それらを監督する公的機関にも「曖昧」な部分がハッキリとしているし、それでいてそれら全てが今までは「フツー」だったとも判る。
幾人も犠牲者が出ても、それらは「フツー」のままであって良いんだろうか? なにげに飯食って、時にはサドンデス…ってのが「フツー」であっていいのだろうか?
こうした恐れのある食材は多岐に渡るし、調理法も様々だし、文化に根付いての方法だったりもするだけに、難しい問題だけれど、それまでの「フツー」からこれからの「フツー」に何かしら変えていかなければならない気もするのである…。