女性ではまず起こり得ない悲劇である…。
40過ぎて、ニートで引き篭もりで年中ネットばかりしているおじたん。ではあるが、そこそこ明るい療養生活を送っているので、普通に外出はする。つい、先日も、新しいケータイやVISTAを見に大きなショッピングセンターに出掛けて、併設されているマクドナルドでメガマックを食べようかと思ったが売り切れ御免でビッグマックにした次第。
で、程よくジャンクフードでお腹を満たしたら、排泄の欲求がむらむらと沸き起こり、我慢するほどのコトも無いのでトイレへ向かったのであるが、もうちょっと大きいお店で新しい方がいいかと思い、移動して…。
平日の昼間だから、満遍なく客は乏しいし、見掛けても「おじいちゃん」「おばあちゃん」と言う世代構成がショッピングセンターの存続を怪しくもさせているのだろうと勝手に危惧していたが、トイレの小用を足そうと入った先には先客がいた。
歳の頃なら私と同じ40代であろうか。あー。おっちゃん…って感じだな…。オレもこー見られてんのかな…。に、してもこのおっちゃんは老けてるな…とか、考えながら、用を足す…。
最近のトイレは先進科学の粋が凝縮されており、用を足さなくてもまず水が流れたりして、どこからともなく良い香りが流れてきたりする。こうしたトイレが家庭用にはなかなか見られず、大は小を兼ねちゃって、そこそこ高機能ではあっても、なんだかつまらなかったりもするんだが、そんなどーでも良いコトを考えている最中、左の1つ間を置いたスポットから突然の悲鳴が…。
「ウッ…い、いて…、いてぇ…!」
先客のおっちゃんが、前のめりでトイレと仲良くしている…。その横顔は既に真っ赤で、便器と仲良くしているってのは本能的に避けたいのか、微妙な振動を利用しつつ、離れたい…って動きをしたがっている風に見受けられるが、その微妙な振動さえも激痛を呼び起こしているみたいで、まさに固まりたいのか、固まりたくないのか、微妙な姿勢…。
勢い良く流れる水も終わってしまい、若干の静寂が訪れたが、おっちゃんの姿勢は見ていても苦しいものであり、不自然極まり無いのだが、その姿勢を維持しているコトが彼にとって最善であると判ったのは、白い便器の下の方にぽたぽたと滲んでいる赤い血の色を見た時であった…。
「大丈夫ですか?」
大丈夫なワケは無い…。心臓発作でも似た様な硬直状態になったりするが、彼はおちんちんをズボンのチャックでガッチリと、そして流血するほどにしっかりと挟んでしまっているのだ…。
横顔が真っ赤から、真っ青に変わっていく…。少々、季節はずれに日焼けしている顔が青白くなるのだから、相当に不健康に見える…。問いかけにも返事が無く、ぷるぷるし出すと共に、うめき声が小さく聞こえて来る…。
「は…挟んじゃった…」
勇気のある申告だ…。男として想像するに容易いが、青白く苦悶に満ち溢れた表情のその顔が横顔でなく、正面を見せた時、人生で幾度と無いであろう衝撃の映像を網膜に焼き付けるコトになった…。
でろ~んと、青黒いおちんちんがもじゃもじゃと共に披露され、その下のズボンはそこそこの広さで赤く血に染まっているのである…。
「ああ…大変だ…」
こう言うのが私には精一杯である。かつて、病院に勤務していた頃、一度同じ状態を見たコトがある。出来たばかりの百貨店で、ドラマの舞台にもなったらしいが、そこのトイレで失神しているのを発見された男性が同じ様な状態で救急車で運ばれて来たのであった…。
なぜ、そこまで挟まなければいけないのか? 普通に疑問に思うのだが、見事にチャックが皮膚に食い込んでしまい、外科的にどーにかしないとマズイ状態なのだ。
「年に2回くらい運ばれるよ…。ありゃ痛いよねぇ…」
外科の先生も、不思議だが珍しいと言うほどでは無いと語っていたのを覚えている。
微妙に見ていても苦しいだろう姿勢から逃れられなくなったおっちゃんは、苦悶に顔を歪めながら、ハァ…ハァ…と、弱い息遣いしか聞こえなくなってしまった。
「い、今、係りの人呼んできますから、辛抱してくださいっ!」
そう言ってトイレを後にしたが、係りの人…ってのはマズいないだろう…。うろうろしている客のじいちゃん、ばぁちゃんに事情を話しても意味無いし、店員を探さねばならない…。
しかし、だ。広い店内なのに、店員が見当たらない…。コーナー毎に1人くらい居てもおかしく無いのだが、いざ探すといないんである…。
しかも、男性店員は全くいない…。普通に店員を探すだけでも大変な上に、トイレで苦悶している、もじゃちん丸出しのおっちゃんの尊厳を少なからず守ろうというのが、同じ男としての心情ってものじゃないか…。
やむなく、かなり離れた婦人服売り場の店員さんに事情を話し、男性店員を呼んでもらうコトに…。
「今、トイレにですね、行ったのですが、隣で用を足しているお客さんがちんちんをチャックに挟んでしまい、血が出て動けなくなってるんですよ!」
そう伝えると、20代後半から30代中程、そこそこ美人…な店員さん(女性)は、
「えっ? どこですか? 怪我ですか?」
と、いきなり行こうとするんである。怪我もそうだが、「毛が…」でもある。加えて言うなら「身も…」。
「すみません、男子トイレなんで…」
「ああっ! すみません! 今、係りを呼びますっ!」
おねいさんも顔を真っ赤にして、内線電話を掛け始めたが、本当に「係りの人」を呼ぶのかどうか疑問ではあった…。そんな係りの人も珍しいだろうし…。
それはともかくとして、おっちゃんが気になり、トイレに戻ると、数人のお客さんがいて、おっちゃんを気遣っていた。
「大丈夫か?! 痛くないか?」
初老のおっちゃんが励ましているんだか、良く判らない声援を掛けているが、おっちゃんはハァハァ…だけで、返事が無い。不自然な姿勢に耐えかねたのか、仰向けにひっくり返って、壁に背をもたれている…。もじゃちん丸出しで…。
「今、連絡してきたので、お店の人が来ますからね、頑張って下さいね…」
そう伝えると、股間の赤い広がりはほどほどで収まっている様子で、少し安心したが、初老のおっちゃんがまた余計な事ばかり言い始めたりして…
「痛いなぁ、あれなぁ…。店員呼んだの? 救急車? あーそう。間に合うの?」
間に合うかどうかは知らん。苦悶に打ち震えるのもままならない当事者を前にして、なんたる不謹慎なコト言うかな。流石に写メ撮ったりするヤツは現れなかったが…。
ほどなくして、男性の店員さんが2名ほど来て、我々は立ち退きと相成った…。彼らが「係りの人」らしい…。その後、どうなったかは知らないが、この後PC売り場でVISTAを30分ほど触っていたが、救急車が着た風な声も聞かなかった。ま、階が違うんで…。
しかし、何故にそれほどの勢いでチャックを締め上げてしまうのだろうか? 少なからず挟んだコトはあるが、そうなる前に止める…と言うのが経験である。経験上、ちんちんをしまう…と言う基本的な行為を忘れるのもムズカシイが、挟んでしまうコトは事実として起きる。
寒いが、タバコを吸いたかったので、1階のショップでラテのトールを頼み、外に出て陽気の良さにまどろみながら、少しの幸せを感じつつ、考えてみた…。
「しまったんだけど、しまいきれないほどちんちんがデカかったのか!」
この時期、学校は早く終わるのか、ミニスカートのじょしこーせーの太ももが寒そうである…。
「一度はしまったのだけれど、ぽろん…って、出ちゃったのか!」
ルーズ・ソックスじゃなくなりつつあるんだな…。ドムの足みたいで面白いと思うんだが…。
「いや。違うな…。アノ位置からすると、出し切ったまま挟んでいる…」
そこのじょしこーせー。面と向かってウンコ座りでM字開脚してると股間まで丸見えだぞ。不埒なっ! 親の躾はどーしたっ!
「うむぅ…事故とは言え、悲しいな…」
通りすがりの買い物を終えたばあちゃんが、ズルズルと定番のアイテム「万能カーゴ」を引きずりながら、じょしこーせーの前を通り、パンツ丸出しなのを指摘すると、じょしこーせーは「ベタ座り」に一瞬で変形しながら、地面の冷たさに驚き、ガォーク体制に再度変形し直した。実に見事だ…。活きの良いエビの如し…。
「チャック、ジッパーの発明は偉大だが、男性に脅威をもたらした弊害はその功績の陰に…」
春うらら…である…。
40過ぎて、ニートで引き篭もりで年中ネットばかりしているおじたん。ではあるが、そこそこ明るい療養生活を送っているので、普通に外出はする。つい、先日も、新しいケータイやVISTAを見に大きなショッピングセンターに出掛けて、併設されているマクドナルドでメガマックを食べようかと思ったが売り切れ御免でビッグマックにした次第。
で、程よくジャンクフードでお腹を満たしたら、排泄の欲求がむらむらと沸き起こり、我慢するほどのコトも無いのでトイレへ向かったのであるが、もうちょっと大きいお店で新しい方がいいかと思い、移動して…。
平日の昼間だから、満遍なく客は乏しいし、見掛けても「おじいちゃん」「おばあちゃん」と言う世代構成がショッピングセンターの存続を怪しくもさせているのだろうと勝手に危惧していたが、トイレの小用を足そうと入った先には先客がいた。
歳の頃なら私と同じ40代であろうか。あー。おっちゃん…って感じだな…。オレもこー見られてんのかな…。に、してもこのおっちゃんは老けてるな…とか、考えながら、用を足す…。
最近のトイレは先進科学の粋が凝縮されており、用を足さなくてもまず水が流れたりして、どこからともなく良い香りが流れてきたりする。こうしたトイレが家庭用にはなかなか見られず、大は小を兼ねちゃって、そこそこ高機能ではあっても、なんだかつまらなかったりもするんだが、そんなどーでも良いコトを考えている最中、左の1つ間を置いたスポットから突然の悲鳴が…。
「ウッ…い、いて…、いてぇ…!」
先客のおっちゃんが、前のめりでトイレと仲良くしている…。その横顔は既に真っ赤で、便器と仲良くしているってのは本能的に避けたいのか、微妙な振動を利用しつつ、離れたい…って動きをしたがっている風に見受けられるが、その微妙な振動さえも激痛を呼び起こしているみたいで、まさに固まりたいのか、固まりたくないのか、微妙な姿勢…。
勢い良く流れる水も終わってしまい、若干の静寂が訪れたが、おっちゃんの姿勢は見ていても苦しいものであり、不自然極まり無いのだが、その姿勢を維持しているコトが彼にとって最善であると判ったのは、白い便器の下の方にぽたぽたと滲んでいる赤い血の色を見た時であった…。
「大丈夫ですか?」
大丈夫なワケは無い…。心臓発作でも似た様な硬直状態になったりするが、彼はおちんちんをズボンのチャックでガッチリと、そして流血するほどにしっかりと挟んでしまっているのだ…。
横顔が真っ赤から、真っ青に変わっていく…。少々、季節はずれに日焼けしている顔が青白くなるのだから、相当に不健康に見える…。問いかけにも返事が無く、ぷるぷるし出すと共に、うめき声が小さく聞こえて来る…。
「は…挟んじゃった…」
勇気のある申告だ…。男として想像するに容易いが、青白く苦悶に満ち溢れた表情のその顔が横顔でなく、正面を見せた時、人生で幾度と無いであろう衝撃の映像を網膜に焼き付けるコトになった…。
でろ~んと、青黒いおちんちんがもじゃもじゃと共に披露され、その下のズボンはそこそこの広さで赤く血に染まっているのである…。
「ああ…大変だ…」
こう言うのが私には精一杯である。かつて、病院に勤務していた頃、一度同じ状態を見たコトがある。出来たばかりの百貨店で、ドラマの舞台にもなったらしいが、そこのトイレで失神しているのを発見された男性が同じ様な状態で救急車で運ばれて来たのであった…。
なぜ、そこまで挟まなければいけないのか? 普通に疑問に思うのだが、見事にチャックが皮膚に食い込んでしまい、外科的にどーにかしないとマズイ状態なのだ。
「年に2回くらい運ばれるよ…。ありゃ痛いよねぇ…」
外科の先生も、不思議だが珍しいと言うほどでは無いと語っていたのを覚えている。
微妙に見ていても苦しいだろう姿勢から逃れられなくなったおっちゃんは、苦悶に顔を歪めながら、ハァ…ハァ…と、弱い息遣いしか聞こえなくなってしまった。
「い、今、係りの人呼んできますから、辛抱してくださいっ!」
そう言ってトイレを後にしたが、係りの人…ってのはマズいないだろう…。うろうろしている客のじいちゃん、ばぁちゃんに事情を話しても意味無いし、店員を探さねばならない…。
しかし、だ。広い店内なのに、店員が見当たらない…。コーナー毎に1人くらい居てもおかしく無いのだが、いざ探すといないんである…。
しかも、男性店員は全くいない…。普通に店員を探すだけでも大変な上に、トイレで苦悶している、もじゃちん丸出しのおっちゃんの尊厳を少なからず守ろうというのが、同じ男としての心情ってものじゃないか…。
やむなく、かなり離れた婦人服売り場の店員さんに事情を話し、男性店員を呼んでもらうコトに…。
「今、トイレにですね、行ったのですが、隣で用を足しているお客さんがちんちんをチャックに挟んでしまい、血が出て動けなくなってるんですよ!」
そう伝えると、20代後半から30代中程、そこそこ美人…な店員さん(女性)は、
「えっ? どこですか? 怪我ですか?」
と、いきなり行こうとするんである。怪我もそうだが、「毛が…」でもある。加えて言うなら「身も…」。
「すみません、男子トイレなんで…」
「ああっ! すみません! 今、係りを呼びますっ!」
おねいさんも顔を真っ赤にして、内線電話を掛け始めたが、本当に「係りの人」を呼ぶのかどうか疑問ではあった…。そんな係りの人も珍しいだろうし…。
それはともかくとして、おっちゃんが気になり、トイレに戻ると、数人のお客さんがいて、おっちゃんを気遣っていた。
「大丈夫か?! 痛くないか?」
初老のおっちゃんが励ましているんだか、良く判らない声援を掛けているが、おっちゃんはハァハァ…だけで、返事が無い。不自然な姿勢に耐えかねたのか、仰向けにひっくり返って、壁に背をもたれている…。もじゃちん丸出しで…。
「今、連絡してきたので、お店の人が来ますからね、頑張って下さいね…」
そう伝えると、股間の赤い広がりはほどほどで収まっている様子で、少し安心したが、初老のおっちゃんがまた余計な事ばかり言い始めたりして…
「痛いなぁ、あれなぁ…。店員呼んだの? 救急車? あーそう。間に合うの?」
間に合うかどうかは知らん。苦悶に打ち震えるのもままならない当事者を前にして、なんたる不謹慎なコト言うかな。流石に写メ撮ったりするヤツは現れなかったが…。
ほどなくして、男性の店員さんが2名ほど来て、我々は立ち退きと相成った…。彼らが「係りの人」らしい…。その後、どうなったかは知らないが、この後PC売り場でVISTAを30分ほど触っていたが、救急車が着た風な声も聞かなかった。ま、階が違うんで…。
しかし、何故にそれほどの勢いでチャックを締め上げてしまうのだろうか? 少なからず挟んだコトはあるが、そうなる前に止める…と言うのが経験である。経験上、ちんちんをしまう…と言う基本的な行為を忘れるのもムズカシイが、挟んでしまうコトは事実として起きる。
寒いが、タバコを吸いたかったので、1階のショップでラテのトールを頼み、外に出て陽気の良さにまどろみながら、少しの幸せを感じつつ、考えてみた…。
「しまったんだけど、しまいきれないほどちんちんがデカかったのか!」
この時期、学校は早く終わるのか、ミニスカートのじょしこーせーの太ももが寒そうである…。
「一度はしまったのだけれど、ぽろん…って、出ちゃったのか!」
ルーズ・ソックスじゃなくなりつつあるんだな…。ドムの足みたいで面白いと思うんだが…。
「いや。違うな…。アノ位置からすると、出し切ったまま挟んでいる…」
そこのじょしこーせー。面と向かってウンコ座りでM字開脚してると股間まで丸見えだぞ。不埒なっ! 親の躾はどーしたっ!
「うむぅ…事故とは言え、悲しいな…」
通りすがりの買い物を終えたばあちゃんが、ズルズルと定番のアイテム「万能カーゴ」を引きずりながら、じょしこーせーの前を通り、パンツ丸出しなのを指摘すると、じょしこーせーは「ベタ座り」に一瞬で変形しながら、地面の冷たさに驚き、ガォーク体制に再度変形し直した。実に見事だ…。活きの良いエビの如し…。
「チャック、ジッパーの発明は偉大だが、男性に脅威をもたらした弊害はその功績の陰に…」
春うらら…である…。
お父さんもおもいっきし、ちんぼ挟んだことあるっていってたwww
でもどんな痛さなのかよく分からないなぁ。
でも、おじたん。sの文章からシリアスな雰囲気をほのぼのアクシデントになってて、恐い感じじゃないのでほっと安心・・・していいのかww