「わからなくていいからそばにいて」(折々のことばから)
現代美術家の宮島達夫さんの言葉だそうです。「現代アートは分からない」とよく言われるけど・・・につづいて言った言葉のようです。一緒にいたいという思いだけで一緒にいると段々その人が見えてくるものだけれど、美術も同じ、だと言う。
友人関係でも、特に相手を理解しようと話あったり、議論し合ったりしないで、じっと静かに一緒にいたら次第に、自然にその人の好さが感じ取れるのかもしれませんね。
立場が逆になるかもしれませんが、向かい合っていて、一番心が休まるのは、理解しようという意志が強くある人よりは、ただ黙って静かに同じ時を過ごしてくれる人の態度からかもしれませんね。