開発者が、日本に事務所を検討していると言ったとかで、昨日はその話題がテレビを賑わせていました。
非常に優秀で、利用価値があるという人と、便利さの裏の危険を心配する人と、かなり意見が割れているよう。
スマホの活用ですっかり乗り遅れた婆さんはこの新しい、もしかしたら人間より優秀かもしれないという仕組みにいち早く恐れをなして逃げ腰です。
私が通っているパソコン教室では、いろんな段階の、いろんな希望によってクラスが分かれています。私が仲間に入れていただいているのは、かなり長く通っている婆さんのクラスです。原則月4回の第1と3はNORI先生が、新しいカリキュラムで教えてくださる授業です。第2と4は各自やりたいことを勉強しながら、分からない点を自由に質問できる授業です。
先週は第1木曜日で、先生中心の授業です。そこでとにかくどんなものかのぞいてみましょうと、ChatGPTの基礎の基礎、入り口の入り口を経験してみる授業でした。
まず、Chatとはどういう意味の言葉か、それは「おしゃべり」という単語だと思えばいいということ。
NORI先生のお母様はもうじき100歳におなりになる、お元気な母上です。娘であるNORI先生の授業に欠かさずご出席、向学心は驚くばかりの大先輩です。
以下、基礎の基礎の例として、とのこと。
100歳のお祝いに、少し豪華にパーティーを計画しているのです。そのイベントの中で、いろいろ出し物をしようと思うのですが、どんなふうにしたらいいか、聞いてみようと思うの。との説明。
全くの話し言葉で希望を文字で打ち込みます。(ラインを書くのとおなじ要領です)というよりマイク印の機能を使えば普通の話し言葉で質問を言いかければ、いいのです。
その後が、驚きの現実です。全く早い!と嘆声をあげるほどのスピードで、いろいろな出し物の案を書いて示してくれるのです。それが、乱暴でない程度に親しい話ことばでです。
書きあがったそれをみんなで読みながら、「これをそのまま丸写しでは芸がないし、学生さんがレポートを書くのに使うわけにもいかないでしょうけれども、たたき台としたり、ヒントとして使わせてもらったりはできるわねえ」というのが感想でした。
既に先生が作ってくださっていた、音楽家の作品についての答えは、まだ相手の方が勉強が足りないらしく、先生が逆に「違いますよ」と教えられたら、素早く、ごめんなさいとすぐに勉強し直しの答えが帰ってきました。ところがそれも違う人。大笑いでした、まだまだ資料の蓄積が足りないということのようでした。
パソコン教室の次の時間は自分で質問してみて、その中から、どう役立てるか考えてみようということになっています。
便利になり過ぎて、頭を使わなくなりますね。
80歳を過ぎたら、少しでも多く、頭を使わないと、
ボケが進みそうですね。
ヤレ・・ヤレ・・
年寄りは置いてきぼりを喰らうだけの世の中になりますね~~~
ただ、うのみにしないこと、これが大事なことのようです。