おせっちゃんの今日2

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菜の花とミツバチ・・・伊藤信男さんの写真

2024-03-22 14:04:40 | 日記

マイカレンダー作成の時、写真を使わせていただく伊藤信男さんの最近の写真です。彼は自分を自然写真家と名乗って花や動物を撮るのがお好きです。少しお年を召され、大きなカメラを持って歩くのが苦になってと作品の数は減っているようですが、これと思ういい写真ができた時は、焼いて我が家の郵便受けに入れてくださるのです。
花動物専門家と思ったら、近頃、電車が面白くなってと、「撮り鉄」よろしく頑張ってもいらっしゃいます。

短いメモが一緒に入っていました。

公園の隣に都会には珍しく、かなり広い畑が残っています。そこにわずかですが、菜の花が咲いていて、温かさに恵まれた日(3月15日)ミツバチが蜜をあさっていたのだそうです。

桜の花の開花宣言、このところの寒さに遅れるようですが、もう咲くでしょう。桜と一緒に菜の花の花見もなさって下さいませ。

 


僕を導いた言葉・・・清塚 信哉

2024-03-21 16:44:15 | 徹子の部屋出演者

家にいる時は「徹子の部屋」は必ずと言っていいほど見ます。いろいろな人生を歩んだ人が呼ばれて出演します。それぞれが聞く価値のある人生修行者で、教えられます。

2・3日前、出演者はピアノ演奏家の清塚信也さんでした。お母様の勧めでピアノを習いだしたようですが、それはそれは厳しい母親であったようです。子供の健康を心配するより「倒れるまで寝るな倒れるまで練習せよ」という母だったとのことです。
氏には二人のお子さんがいらっしゃるようですが、二人にはピアノはやらせていない、あれだけ厳しい練習をしなければならないものを、子どもにやれとは言いたくないと。

そうなんですよね。一流のプロになる人はみな、こんな思いを乗り越えられた人なんですよね、と思うことでした。

歩んだ道で、ありがたい人だった、あの人のおかげでここまで来られたと思う人がいますと。16歳の時、奨学金の給付を受けることができるというオーディションを受けたことがありました。若くて生意気だったのですね。審査長の人と口論をやってしまいました。勿論不合格しょんぼりしている僕の所へ来て声を掛けてくださった方がいらっしゃったのです。
徳永二男さんでした。
「僕は君の考え方好きだよ。くじけずやりなさい」と励ましてくださったのです。
この言葉が僕を導てくれました。この言葉がなければここまで来られなかったと思います。僕の人生は違ったものになったと思います。

僕だけの糧になったのではありません。僕が後輩に接するとき、この徳永さんのこころが影響するのです。温かい励ましの言葉をかけるのです。その気持ちが後輩へ、後輩へ伝わっていくのです。
本当に素晴らしい言葉をかけて頂いたと思っています。と。

言葉には、大変な力があるのですね。


仲良く・・を壊すもの

2024-03-20 13:42:53 | 言葉

昨日、意味のない、やり取りこそ、という伊藤雄馬さんの言葉を借りてブログを書きました。
私も確かにこうした何気ない言葉がお付き合いの雑念を取り払って、ごく温かい仲間を作ると感じました。
と同時に、こうした何気ない会話に含まれる温かさを、ある時から「プライバシー」という言葉が壊してしまっているのではないかと思っていることをかいておこうとおもいました。。

★ 子供が初めてのお友だちを連れてきました。

「あら、よく来てくれたわね。仲良くしてね」
「はい」
「お名前は?何丁目に住んでいるの?」
「それはプライバシーにふれますから、言いたくありません」

4年生の子供の答えですよ。びっくりしてしまいました。これは単なる子供のジョークでしょうか。それとも日頃から家族で決めていることなのでしょうか。ただびっくりしました。

★ 町会を脱退したいという会員に会って

町会員を脱退したいという人がいるという。私は役員として遺留しに行った。
「何か、町会が不都合なことをしましたか」
「いえ、特には。私当番をしたくないのです。特に会員であるメリットもないし、プライバシーにふれることも起こると思いますので、この際脱退したいのです」
「当番は本部役員とは違ってほんの軽い連絡をする程度ですし、電話番号なども、名簿に載せることもしていません。特にプライバシーにふれることなど・・・」
「でもとにかくやりたくないのです」
「災害時などには、避難所では町会単位で動くこともあるでしょうし、お困りにはなりませんか」
「いいんです。それに災害時に、非常食など配られるとき、会員か、非会かなど解らないでしょう」
びっくりする言葉、

★ 同じく町会で、非常時に手助けの必要な弱者の名簿を作ろうとした時

年初時に、会費を徴収しますが、その時、わけを言って、リストを作ろうとしました。
「そんなプライバシーを明かすわけにはいきません」。きっぱり拒否されました。
この件は、始めの何気ない言葉かけからは、踏み込むかもしれませんが、本当にいざという時助はいらないのかしら。
張り切っていらした、新町会長は意欲を失われたようでした。

 


仲が良くなる秘訣

2024-03-19 13:31:37 | 言葉

『人間は意味のないことをやり取りする時こそ、仲が良くなる』
     折々のことば・3月15日・伊藤雄馬・言語研究者(タイの少数民族の研究者)
「どこいくの?」という挨拶は声を掛け合うこと自体に意味があって、正確な情報を求めているのではない。
むしろ返答は「テキト―」な方がいいのであるという。
解説者の鷲田清一氏は若い頃、こんな会話をしていたという。「どちらへ」「ちょっとそこまで」「はようおかえりやす」などと。

本気で、どこに行くのか、、知ろうとするのではない。自分の行き先をまともに答える必要性は無いと思っている。ただ朝、お互い元気に今日一日を進み始めたことを納得するのでしょう。(おせっちゃん)

何年前からのことでしょうか。こんな言葉を聞いてびっくりしたのは。お互いの無事を確かめ合う、軽い挨拶。それによって醸し出されるご近所様の親しみを「プライバシー」という言葉で、厳しく禁じるようになったのは。

驚きのプライバシーという言葉、明日書きます。


春2番?

2024-03-18 16:13:10 | 日記

昨日の5月連休かと思われるほどの温かさを感じた身には、寒い!冬に逆戻りと思ってしまう今日の気温です。いえ、気温はさして低くは無いのですが、北からの風がなんとも荒々しく感じられます。
「春2番?」。言葉は面白いものですね。春一番はいかにも冬を乗り越えて、まちに待ってた春を迎えた喜びにふさわしい言葉と思うのだけれど、春2番は確かに1に次ぐ言葉だとは思うけれど、少しも美しくもないし、可愛くもないし。やっぱり「1」でなければと思うのです。

この季節になると父を思い浮かべます。幼い私とらい太にいい聞かせるのです。
「さむうなったり、あつうなったり。冬の神様と春の神様とが綱引きをしちょってんよ。三寒四温ともいうて、春先にはあっちが勝ったりこっちが勝ったり、定まらんからのう。春風邪をひかんようにせんと」。
風邪をことさら恐れる父でした。

先ほど庭のハクレンを見ると早い蕾は大きく開いております。あまりに育ちすぎて、他の樹が勢いをそがれるようで、植木屋さんが思い切って枝を切ってしまいました。ちょっと寂しい今年の花です。
ブログのどこかに書いたと思いますが、父が亡くなった時、実家のハクレンの樹が見事に満開でした。父の魂が、旅立つ前にそこに留まって別れを惜しんでいるように私は感じたのです。それ以来、ハクレンは、父の花と決めたのです。今開き始めたハクレンも家を建てた時、庭師さんに頼んで植えてもらったものなのです。

そうだ、ハクレンが咲くのは、父の命日が近づいたということ。実家で仏様をお祀りしてくれている兄に、ご仏前を送らねば。。。