近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

打てなければ勝てません。巨人、またも12回時間切れで勝ち星なし。

2009-06-03 08:56:15 | 読売ジャイアンツ
原巨人59年ぶり延長7戦0勝 ― スポーツ報知

◆ロッテ0―0巨人(2日・千葉マリン) 

 巨人が3試合連続の延長戦の末、ロッテと0―0で引き分けた。先発の高橋尚が今季最長の9回を投げ、5安打無失点など投手陣は踏ん張ったが、強力打線が散発4安打。8回、2死満塁の好機で、小笠原の中堅方向にはじき返した打球が、二塁ベース後方に守っていた遊撃手に阻まれるなど、極端な“ボビーシフト”にも泣かされた。今季7度目の延長戦(2敗5分け)で、まだ白星なし。開幕から7試合以上も延長戦で勝てないのは、1950年以来59年ぶり2度目だ。首位を快走するチームとしては、イヤなデータとは早くサヨナラしたい。

 抜けた。ヒットだ。誰もがそう思った打球が“ボビーシフト”につかまった。

 0―0で迎えた8回2死満塁、小笠原が放った会心の打球は、ロッテ先発・渡辺俊の足元を抜けた。だが、その先、二塁ベース後方で遊撃手・早坂が待ちかまえていた。難なくグラブに収められ遊ゴロ。最大のチャンスを逃し、3試合連続の延長戦に入っても得点できず。3時間46分の攻防の末、今季5度目の引き分けに終わった。

延長で勝てない巨人 66年ぶりの0-0ドロー ― スポーツニッポン(gooニュース)

原監督ため息…延長戦9戦勝てない“G獄” ― サンケイスポーツ(gooニュース)

尚成今季最長9回ゼロ封!絶体絶命9回踏ん張った ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

やっている方はしんどい試合だったろうが、見ているほうも胃が痛くなるような攻防の連続だった。

先発の高橋(尚)と渡辺の両投手が一歩も譲らず、0-0のままもつれ込んだ延長戦も、あと1本が出ずに時間切れで12回引き分けとなった。

投手戦になったとはいえ、渡辺に8回まで僅か2安打、唯一のチャンスだった8回表の2死満塁も、小笠原シフトにしてやられ得点できなかった。

「勝ちに不思議の勝ちあり」、楽天、阪神に競り勝って連敗ストップ。

2009-06-03 08:50:40 | 楽天イーグルス
虎叩き!楽天・ノムさん鬼指令で連敗脱出 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

(交流戦、楽天3-2阪神、1回戦、楽天1勝、2日、Kスタ宮城)

 これが知将の秘策!? 動いた。楽天は2日、阪神1回戦(Kスタ宮城)に3-2で競り勝ち、連敗を3でストップ。交流戦最下位から脱出した。試合前からアレやコレやとさまざまな手を打ってチームを勝利に導いた野村克也監督(73)は、古巣からの大きな1勝でトンネルを脱出してホッとひと息だ。

 疲れた。動けない。5月27日以来、6日ぶりの勝利が決まっても、野村監督はベンチから立ち上がれない。たかが3連敗、されど3連敗。古巣・阪神を相手に連敗を止めた知将は、大きく息を吐き出した。

 「ふわぁ~。疲れるのう。負けるときは楽に負けて、勝つときは苦労して勝つ。勝ちに不思議の勝ちあり、だな」

 1999年から2001年まで3年間、指揮をとった古巣・阪神との対戦。楽天監督としての過去3年間は5勝9敗と“恩返し”されている。「ここは踏ん張りどころだから」。下降線をたどるチーム。これ以上負けたら、いつもの楽天に戻る。プロ野球の監督24年目。ピピッときた。73歳が動いた。

 試合前の練習。野手を通常より40分早く集合させ、各自で行っていたウオーミングアップを全体で行うよう指示。山崎武らベテランにもしっかりと汗を流させた。「コンディション管理は重要なのに、誰も動かないからキレた」。普段は「プロは自主性、アマは強制」と放任主義の知将が珍しく、危機感をあおった。