近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

先発・浅井、6失点KO。投壊巨人、11失点、打線の頑張りでからくも逃げ切る。

2010-08-30 09:44:38 | 読売ジャイアンツ
長野が満塁一掃打!12度目の猛打賞!! ― スポーツ報知

◆広島11―12巨人(29日・マツダスタジアム)  
 
二塁ベース上で、長野は珍しく感情を爆発させた。「よっしゃ~!」。腹の底から叫び、右拳を突き出してガッツポーズを繰り返した。1点を勝ち越した直後の6回2死満塁。青木高の初球、外角チェンジアップを打ち返すと、打球は猛然とダッシュしてくる中堅手の手前に落ちた。走者一掃の適時二塁打。乱打戦の中で飛び出した一打に、興奮は隠せなかった。

 1、2打席目と安打を放ったが、1点リードの5回1死三塁の第3打席では、一飛で犠牲フライすら打てなかった。すぐに借りを返すあたり、やはり並のルーキーではない。今季12度目の猛打賞となり、巨人の新人では長嶋茂雄(終身名誉監督)が58年にマークした14度に次ぐ大記録だ。

 しかし、背番号7にとって、この「新人での~」という記録に強い思い入れはない。「僕は25歳でプロ入りしたから、単純には比べられない」と遠慮気味に話す。記録自体に興味がないわけではない。主に大卒、高卒の選手が作ってきた記録を、社会人出身の自分が塗り替えるのは申し訳ないという気持ちがあるからだ。数字上で過去の名選手たちに迫ったり、追い越したりしても、肩を並べたとは思っていない。

原監督会見打ち切り「細かいことを言い出したら止まらなくなる」 ― スポーツニッポン(gooニュース)

巨人、勝利をもぎ取るも投壊で締まらぬ試合に… ― スポーツ報知

合計30安打の打撃戦 1点リードで逃げ切り ― 巨人軍公式サイト

先発・福田、6四死球の乱調、打線もつながらず広島に連敗。

2010-08-29 07:29:44 | 読売ジャイアンツ
原巨人、今季最小被安打2も4失点!10安打もわずか1点 ― スポーツ報知

◆広島4―1巨人(28日・マツダスタジアム) 
 
 巨人が、今季最少の被安打2で広島に連敗し、首位から陥落した。先発の福田が初回、連続四死球から嶋の適時二塁打などで2点を失うと、6回には広瀬に2ランを被弾。6四死球とリズムの悪い投球が攻撃にも伝染。5度も走者を三塁まで送りながらタイムリーはおろか、犠飛すら打てず10残塁。ビジターゲームの連敗は8に伸び、9勝12敗だった7月に続き、今月の勝ち越しもなくなった。

 スコアボードの右隅の数字がすべてを物語っていた。「R」の得点は巨人1に対して広島が4。逆に安打数を示す「H」欄は巨人が10で広島は2だった。つながらない打線と、打たれはしないが、四死球に泣いた先発・福田。原監督は「負けているときは原因が分かりやすい」とビジター球場8連敗で、3日ぶりの首位陥落に悲しそうな目をした。

好機に一本出ず…広島に連敗 ― 巨人軍公式サイト

オガ・ラミ神話も、古城の逆転2ランも水泡。野間口乱調で延長11回サヨナラ負け。

2010-08-28 08:16:19 | 読売ジャイアンツ
大どんでん返しサヨナラ負け!9回クルーン、11回野間口、魔さかの3発被弾― スポーツ報知

◆広島9x─7巨人=延長11回=(27日・マツダスタジアム) 
 
まさかまさかの敗戦だった。2点リードの9回、守護神クルーンが岩本に同点11号2ランを被弾。11回に古城が昨年7月29日以来の1号2ランを放って、勝利のムードが高まった。しかし、7番手の野間口が岩本にソロを浴び、さらに2四球で2死一、二塁から天谷に6号逆転サヨナラ3ランを打たれた。東京Dを離れて9月10日まで戦う“遠征”12試合の初戦は、目前まで迫った白星を2度もつかみ損ねた、痛恨の敗戦となった。

 興奮のるつぼと化した敵地マツダスタジアム。原監督は、歓喜の広島ナインを目に焼き付けて、グラウンドに背を向けた。延長11回、古城の値千金の2ランで勝ち越したその裏、野間口が岩本に2打席連続の12号ソロ、天谷に6号3ランを打たれて今季6度目のサヨナラ負け、2発を浴びて大逆転された野間口は、がっくりとひざを折って固まった。

野間口撃沈…快勝のはずが痛恨サヨナラ負け ― スポーツニッポン(gooニュース)

野間口が延長11回に被弾 広島に逆転負け ― 巨人軍公式サイト

坂本・初球先頭弾、ラミレス・8年連続100打点達成。小笠原、長野含め6発10得点で内海も完投勝利。

2010-08-27 07:27:23 | 読売ジャイアンツ
坂本初体験!初球先頭弾&連発!6発10点で一夜で再奪首! ― スポーツ報知

◆巨人10―4中日(26日・東京ドーム) 
 
 巨人が6発で再奪首に成功した。起爆剤は坂本の今季5本目となる初回先頭打者弾。2回には自身初の2打席連続アーチを放ち、試合の行方を決定づけた。もう一人の主役はラミレス。初回の40号3ランで、世界の王さんを超える8年連続100打点をマークした。小笠原と長野にも本塁打が飛び出し、先発の内海は今季2度目の完投で、2か月ぶりの8勝目。夏休み最後の東京ドームでの試合は、言うことなしの快勝劇でした。

 乾いた快音を残した白球が、高々と舞い上がった。誰もがかたずをのんで打球の行方を目で追い、球場の空気が一瞬、止まった。その中、本塁打を確信した坂本が1人、ダイヤモンドを駆ける。「うれしいですし、気持ちいいですね」。打球が左翼席へ舞い落ちた瞬間、大歓声が沸き上がった。

いきなりの一振りで勝利を予感させた。初回。しかも初球。シュート回転して真ん中へ甘く抜けてきた、吉見の141キロ直球を、迷うことなく振り抜いた。「普段通りに甘い球は積極的に振っていこうと思っていました。初球の先頭ホームランは初めてですよ」と満面の笑み。今季5本目の先頭打者アーチとなる25号ソロで、打線も熱を帯びた。この回だけで3本塁打を含む5安打を集中させ、5点を奪った。

ラミレス、王さん超え!8年連続100打点 ― スポーツニッポン(gooニュース)

内海、完投で脱出!2か月ぶり8勝「ほんまにホッ」 ― スポーツ報知

坂本、先頭弾含む2発3打点!長野2戦連発 ― スポーツニッポン(gooニュース)

5本塁打で吉見をKO、内海は完投で2か月ぶり白星 ― 巨人軍公式サイト

東野の粘投報われず、また山井を打ち込めず競り負け。

2010-08-26 08:27:40 | 読売ジャイアンツ
東野、エースになるなら送らなきゃ…原巨人1日で陥落 ― スポーツ報知

◆巨人2─5中日(25日・東京ドーム)  
 
巨人が中日に競り負け、勝った阪神に勝率の差で首位を譲った。東野は6回を2失点でしのいだが、同点の7回に四球絡みで1死一、二塁のピンチを招いて降板。3回と5回には送りバントを失敗するなど、投打にエースらしからぬミスが目立った。打線も6安打で苦手の落合竜に対し、8勝12敗とした。混セを勝ち抜くために、真のエースが欲しい。

 ゲームセット直後、原監督は一息つくことなく、会見場に現れた。冷えたおしぼりで顔をゴシゴシふき、悔しさをぬぐった。「(敗因は)2点しか取れなかったところじゃないでしょうか。チャンスらしいチャンスが作れなかった。いい当たりが正面を突いたというのもあった」と唇をかんだ。

 6回まで2点を奪い合う投手戦。分岐点は7回だった。先発の東野が1死から藤井にヒット、和田に四球を与えて途中降板。指揮官は4番・森野に左腕の山口をぶつけたが、外寄りの直球が甘く入り、左中間へ適時二塁打。9回には越智も藤井、和田に連続タイムリーを浴びた。


長野が2試合連続猛打賞も後半の失点重く ― 巨人軍公式サイト

巨人、チェンから4点奪い、首位奪還。小笠原の26号ソロで勝ち越し4連勝。

2010-08-25 08:32:16 | 読売ジャイアンツ
小笠原、奪首弾!8戦ぶり26号で竜倒! ― スポーツ報知

◆巨人6─4中日(24日・東京ドーム) 

 巨人が小笠原の決勝弾で4連勝を飾り、阪神が敗れたため、10日ぶりに首位を奪回した。同点の8回、小笠原が26号ソロで勝ち越し、長野の適時打も出て試合を決めた。1安打2打点の坂本は、チェンとの3打席で29球投げさせる粘りを見せ、4回に4点を奪う原動力となった。長野は3安打2打点で、巨人の新人では98年高橋由以来となる10度目の猛打賞。接戦を制した勢いで、ナゴヤで3タテを食らった借りを返す。

 みけんにしわを寄せたまま、ダイヤモンドを一周した。球場が大歓声に沸く中、小笠原はベンチへ戻ってくると、ひとり静かに腰をかけ、再びグラウンドをにらみつけた。「どんなときでもそうなんですけど、最後までどんなことが起こるか分からない。最後まで気を抜いてはいけないと思っていました」。勝ち越しアーチを打とうが、ゲームセットまで表情を緩めることはなかった。

 ひと振りで決めた。同点の8回無死。カウント2―2から、清水昭の真ん中へ抜けてきた132キロのスライダーをフルスイング。「集中して、もう頭の中は真っ白でした」という勝利への執念で、決勝の26号ソロを右翼席最上段へ叩き込んだ。

坂本、ファウル打ち名人・千葉茂復刻!3打席目執念の2点適時打 ― スポーツ報知

“白い巨人”黒星止めた!小笠原弾で10日ぶり首位 ― スポーツニッポン(gooニュース)

長野、10度目猛打賞!G新人98年・由伸以来! ― スポーツ報知

久保→越智→クルーンが0封リレー! ― スポーツ報知

小笠原の一振りで勝ち越し!4連勝で首位に ― 巨人軍公式サイト



【8/22の試合結果】

◆巨人3─0阪神(22日・東京ドーム)

巨人3連勝!坂本先頭弾!朝井は6回無失点で2勝目 ― スポーツ報知

岩隈、雨中の試合で8回4安打1失点の好投。

2010-08-25 08:14:11 | 楽天イーグルス
岩隅 相手の早打ち見透かした巧み96球! ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天4―1日本ハム】(24日・秋田)

 楽天・岩隈が打者心理を利用して今季8勝目、通算99勝目を挙げた。8回4安打1失点。96球の省エネ投球だった。

 24日、試合が行われた秋田の天気予報は夕方から雨。夜になると降水確率は70%以上と伝えられていた。試合前の練習中にも一時、強い雨が降るなど天候は安定しなかった。実際、5回表終了時には試合が16分間中断。岩隈自身も「予報が雨なのは知っていました。だから5回まで試合をつくることを心掛けた」と振り返る。

 その中、味方打線が初回に4点を先制。降雨コールドゲームの可能性がある試合では、先制点が普段以上に相手に重圧をかける。岩隈はストライク先行の投球を強く意識した。

阿部、連夜の37号3ランで阪神を突き放す。先発・福田3失点、高木が移籍後初勝利。

2010-08-22 14:30:37 | 読売ジャイアンツ
阿部の存在感!2戦連発のダメ押し37号3ランで虎に1差 ― スポーツ報知

◆巨人8―3阪神(21日・東京ドーム) 

 阿部が攻守で圧倒的な存在感を見せ、連日のトラ退治に貢献した。1点を追う6回にはプロ初先発の19歳右腕・秋山から四球を奪って、脇谷の逆転三塁打を引き出すと、7回には2試合連続となる37号ダメ押し3ラン。守っては粘り強いリードで、6回1イニングを無失点に抑えた2番手・高木の移籍初勝利をアシストした。長野は2安打で球団史上8人目となる新人100安打を達成。投打がかみ合い、首位・阪神へ1ゲーム差に接近した。

 大歓声の中、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。本塁打の余韻に浸っていたわけではない。痛みの残る右足をかばうように、小さな歩幅で少しずつ前に進んでいった。万全にはほど遠い状態で放った、2戦連発の推定130メートル弾。強い精神力が、バットに乗り移った。

 阪神の戦意を喪失させた。2点リードの7回1死一、二塁。2番手・西村の外角スライダーを右中間席へはじき返した。「完ぺきでした。試合に出る以上は自分の出せる力を出さないといけないと思う」。右ふくらはぎに不安を抱えながらの、価値ある37号3ランだった。


お父さんパワー?脇谷“なめんな”逆転打 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【プロ野球】G連勝、息吹き返す 巨人・阿部、連日の一発「出せる力出す」― 産経新聞(gooニュース)

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終盤の猛打で逆転勝利 連勝で首位に肉薄 ― 巨人軍公式サイト

巨人打線お目覚め、4発12得点で阪神を圧倒。ゴンザレス、5回2失点でやっと4勝目。

2010-08-21 07:46:36 | 読売ジャイアンツ
巨人連敗脱出!坂本弾から4発12点!! ― スポーツ報知

◆巨人12─5阪神(20日・東京ドーム)  
 
巨人が16安打12得点の猛打で、連敗を4でストップした。2回に坂本の23号2ランで重い空気を一掃すると、5回にはラミレス39号、阿部36号と連続本塁打。このところの貧打がうそのような空中戦で、首位・阪神を圧倒した。ゴンザレスは約3か月ぶりの4勝目。阪神の連勝は5で止まり、ちなみに巨人は2位に浮上しました。

 喜びのあまり力んですっぽ抜けた。スタンドへ向かって投げたはずのジャビット人形が、坂本の頭上から落ちてきた。仲間たちは大笑い。本人は照れ笑いを浮かべながら今度はきっちりと観客席へ投げ入れた。「ホームランはギリギリでしたね」。4連敗中だったベンチの暗い雰囲気が、明らかに変わった。

 仕留めた。1点差に追い上げられた直後の2回1死二塁。小島の外角高めへ浮いたチェンジアップをフルスイングで粉砕した。「今日の試合に懸ける思いはありますが、普段通り平常心で1打席に集中して打席に入りました」と静かに燃やした闘志で左翼スタンドまで運んだ23号2ラン。直前にゴンザレスが送りバントを失敗していたが、その嫌な流れも一変させた。

16安打12点!巨人“本領発揮”で2位浮上 ― スポーツニッポン

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巨人打線機能せず4連敗で3位に転落。吉見にも11K無得点で完封負け。

2010-08-20 09:37:29 | 読売ジャイアンツ
またまた貧打!原巨人3位転落 虎との本拠決戦で巻き返す! ― スポーツ報知

◆中日3―0巨人(19日・ナゴヤドーム) 

 巨人がまたまた貧打に泣き、今季2度目の4連敗で4月2日以来の3位に転落した。中日・吉見に5安打に抑えられ、今季2度目の完封負け。エドガーの失策が絡みながらも7回3失点でこらえた先発・内海を見殺しにした。故障で阿部を欠いた打線は4試合で合わせてわずか13安打の3得点。1年前、主砲・ラミレスの大爆発から敵地で落合竜を3タテ、優勝マジックを点灯させた勢いが懐かしい。

 試合後の記者会見で敗因を問われた原監督は、腕組みをして考え込んだ。沈黙の後に出てきた言葉は、やはり、吉見に完封された打線だった。「0点じゃいかんわね。もう少し打線がつながらないと」と語気を強めて厳しい表情を貫いた。

 両コーナーと低めをつく吉見の丁寧な投球に手を焼いた。4回までは1人の走者も出せず。山井に8回まで無安打に抑え込まれた前夜の悪夢がよみがえりかけた。5回に初安打が生まれ、6回には1死から、4試合、35イニングぶりとなる連打が内海、坂本に飛び出したが、松本、小笠原が凡退。7回にも1死一、二塁の場面を作ったが後続が続けずに、今季2度目の完封負けで、今季2度目の4連敗。ナゴヤDでも6連敗で、4月2日以来の3位に転落した。

貧打巨人零敗 4連敗で3位転落 ― スポーツニッポン(gooニュース)

内海7回3失点の力投も悔しい6敗目「次、頑張ります」― スポーツ報知

内海の好投報われず…中日に3連敗で3位後退 ― 巨人軍公式サイト