原巨人4発締め!谷6号、ラミ30号、小笠原20号、阿部13号 ― スポーツ報知
◆広島2―6巨人(29日・広島)
原巨人が今季最多タイとなる豪快な4発の打ち上げ花火で前半戦を締めくくった。初回に谷が6号2ランを放つと、3回はラミレスが両リーグ一番乗りとなる30号ソロ。8回に小笠原の20号ソロで今季初のクリーンアップそろい踏みとなり、OR砲アベックは無傷の7連勝だ。締めは9回、北京五輪でチームを離れる阿部が13号ソロ。最高の勝ち方で貯金を最多タイの9に戻し、後半戦も決してあきらめずに熱く戦い続ける。
ふいてもふいても、汗が止まらない。その不快感が、逆にラミレスには心地よかった。左翼席のG党に手を振りながら、声を張り上げた。「数字はウソつかない。夏が得意だということが分かってもらえただろう?」体重98キロの巨体を揺らしながら、7月10発目となる両リーグ一番乗りの30号ソロに胸を張った。
3点リードの3回1死。コズロースキーの外角直球を右翼席に運んだ。前半戦での30本到達は自身初。「とてもうれしいし、興奮しているよ」と振り返った。その裏の守備ではタイムリーエラーを犯したが「負けなくて良かったよ。内海に謝っておいたから」とホッとした笑みを見せた。
小笠原、ラミらで原巨人前半戦4発締め! ― サンケイスポーツ(gooニュース)
内海粘って7勝!5回8安打も2失点に抑えた ― スポーツ報知
上原初S!「いい形で五輪に臨める」― スポーツ報知
「おとりんの一言」
オールスター前の前半戦の最終戦を、主軸の豪快アーチ4発、上原も初セーブを決めるといういい形で終えることができた。
首位・阪神とは9.5ゲーム差と引き離されて入るものの、戦力が戻ってきた後半戦は、どんな戦いになるのか楽しみである。
セ、パ両リーグともオリンピックへの代表派遣で、微妙に戦力が変化するだろうが、上原と阿部、李だけという巨人は、復帰組の活躍も期待さており、大きな戦力ダウンにはならないだろうといわれている。
オリンピックを横目で見ながら、熱い戦いを期待したいところである。