近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

赤羽、正光寺の大観音像

2008-02-27 10:56:50 | 近事変々
 都営南北線の「赤羽岩淵」駅から程遠くない所に、大観音像があるのをご存知だろうか。
岩淵町にある正光寺というお寺の境内に鎮座しているのだが、肝心のお寺がなく境内とおぼしき所は駐車場となっている。



 調べてみると、岩淵地区では一番古いお寺で、かつては植木市などでにぎわっていたということだが、昭和53年(1978)に本堂が焼失してしまったまま再建されていないのだそうである。
いまは駐車場となっている境内の中央に高さ三丈三尺(約10メートル)の大観音像が一人さびしく立っているが、おそらくは、観音像の背後に本堂があったものと思われる。





 山門だけは残っているので、山門から見た感じでは、右手に鐘楼、奥まった所に大観音像があるので、お寺であったことは想像に難くないが、いかんせん、境内は何の手入れもされていないような感じであった。







 焼失以来30年も再建されないまま、廃寺にもなっていないようなのだが、一体どんな理由があるのか知る由もない。
実際に見ていると大観音像が不憫に思えてくるが、そんなことをいったら畏れ多いことなのだろうか。

※こちらのホームページにもっと詳しい訪問記が載っているので、参考にして欲しい。
 
「正光寺 大観音」/百科図鑑 別冊Ⅱ

一本締めで宮崎キャンプ打ち上げ。

2008-02-26 10:44:08 | 読売ジャイアンツ

ベテラン・主力がキャンプ打ち上げ ― 巨人軍公式サイト

 春季宮崎キャンプは25日、ベテラン・主力中心のA班の練習が終りました。原監督は「それぞれが役割、立場の中で、ほぼ全員がいいキャンプを送ってくれた」と総括しました。

 A班はこの日、サンマリンスタジアムを中心に守備練習、フリー打撃、投球練習などでキャンプの総仕上げを行いました。午後0時40分、星選手と円谷選手のフリー打撃が終わると、選手と裏方のスタッフを含めたキャンプ参加者全員がグラウンド中央に円陣を組みました。中心には阿部主将が立ち、「秋にはみんな笑えるようがんばりましょう」とあいさつし、一本締めでキャンプを打ち上げました。

「おとりんの一言」

 きのうで宮崎の春季キャンプを終え、いよいよオープン戦が始まる。
ことしは、大型補強と若手の新戦力にも期待が持てそうなので、どんな戦い方を見せてくれるか、興味津々である。

暖かい陽射しに、徳石公園の白梅が花盛り

2008-02-22 10:13:48 | 花好きずき
 うちの庭の梅はまだ咲かないが、前谷津川緑道沿いにある徳石公園では、白梅が見事に花を開き、暖かい青空にくっきりと浮かび上がっていた。
ことしは幾分寒いせいか、梅の開花もかなり遅れているようだが、日当たりのよいところでは白梅が花を開き始めている。
 青い空に引き立つ白梅もいいが、私はどちらかというと紅梅のあでやかさが好きである。
だんだんと暖かさが増しているので、そのうちに紅梅も咲き出すことだろう。






福寿草に春の訪れを知る

2008-02-19 10:00:20 | 花好きずき
 先日、なにげに裏庭の植木場のほうへ行ってみたら、片隅に一株だけ植わっている福寿草が一輪、落ち葉の中に咲いていた。
落ち葉をどけてみると、小さな蕾がいくつもあったので、そっと、元通りに落ち葉をかけておいた。
 それから数日後、どうなっているのかなと確かめにいったら、三輪ほどが陽射しを浴びて大きく咲いていた。
蕾も大きくなって、もうすぐ開きそうなのもあったので、晴れていさえすれば、まだ一週間やそこらは咲き続けてくれることだろう。
 毎年、決まっていまごろに咲く福寿草は、わが家に春の訪れを知らせてくれる花の一つでもある。







【福寿草(ふくじゅそう)】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Adonis amurensis
     Adonis : フクジュソウ属
     amurensis : アムール川流域の
           (黒竜河:中国北東部)
 Adonis(アドニス)は、
 ギリシャ神話に登場する、イノシシの牙に突かれて死んだ青年の
 名前に由来。
 傷から出た血のように赤い花にたとえた。
 (欧州産の本属のものは黄色ではなく赤い花だそうです)。
・開花時期は、2/1頃 ~ 3/15頃。
・黄金色の見事な色の花。
・光や温度に非常に敏感で、昼間でも日がさえぎられると1~2分で
 花がしぼみ、再び日があたるといつの間にか花が開く。
 寒い時期に咲くので、花の中の温度を下げないための工夫をしている
 らしい。
・花が終わる頃、人参(にんじん)の葉のような、こまかい葉が出てきて
 一面に広がる
・たくさんの別名をもつ。
  「元日草」(がんじつそう)や
  「朔日草」(ついたちそう)など・・・。
 旧暦の正月(2月)頃咲き出すことから、新年を祝う花としてあらん
 限りのおめでたい良い名がつけられたと思われる。

(出典:「季節の花300」)

旧岩淵水門とリバーアート

2008-02-15 14:26:15 | 近事変々
 先日、志茂・熊野神社の「白酒祭り」に行って来たが、その帰り道に荒川の旧岩淵水門に寄ってみた。
 旧岩淵水門はオレンジ色に塗られた外観から「赤水門」と呼ばれ、新しい水門が青色に塗られているのと好対照となっている。



 赤水門を渡った先は「荒川赤水門緑地」となっており、荒川リバーアートコンテスト特賞を受賞した青野正さん作の『月を射る』という、やや奇怪なオブジェが建っている。
赤錆びたこのオブジェをはじめて見る人は、一体なんだろうと思わされるに違いない。



 また、この広場の木立の中には、昭和13年から荒川の土手で行われていた「全日本草刈選手権」の記念碑である「草刈の碑」もあり、碑文には「農民魂は 先ず草刈から」と記されている。



 旧岩淵水門の手前には、荒川下流河川事務所の運営する「荒川知水資料館」があるので、荒川に関することを調べたい時には訪ねてみるといい。



荒川知水資料館

ようやく開き始めたクリスマスローズ

2008-02-11 14:06:13 | 花好きずき
 きょうはほとんど雲もない上天気だが、あすはまた雨の予報である。
先日の雪で覆われてしまったクリスマスローズだが、別名「雪起こし」といわれるだけあって、ようやく少しずつ蕾が開き始めた。
 クリスマスローズは、たいてい花が下を向いてしまうので、写真に撮るにはむりやり上を向かせないと絵にならない。







【クリスマスローズ】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Helleborus niger(クリスマスローズ)
    Helleborus orientalis
              (レンテンローズ)
     Helleborus : ヘレボラス属
     niger : 黒色の,黒い
     orientalis : 東方の
 Helleborus(ヘレボラス)は、ギリシャ語の「地獄」に由来する。
 荒れた土地に自生することから。
・いい名前ですねー。
 「クリスマスローズ」は、クリスマスの時期に咲く、バラ(ローズ)に
 似た花、ということから命名。
 多くは2月の節分頃から3月頃の開花だが、クリスマスの時期に咲く品種も
 あるらしい。
 「レンテンローズ」は、キリスト教のレント(受難節、イースターまでの
 40日間)の頃に咲くためにそう呼ばれる。
 季節で言うと2月頃から3月頃まで。
・ヨーロッパ原産。
・白く清楚でやや大きめの花。ピンクもある。
 神代植物公園でたくさん植栽されていた。 とても人気がある。
・花はなぜか下を向くものが多い。(花を雪から守ってるのかな?)
・学名の niger は、地下に横たわる、黒く短い”根”にちなんだ名前。
 この根は、ヨーロッパでは古くから薬用として利用していたらしい。
・別名 「雪起こし(ゆきおこし)」、
    寒さに強く、冬枯れの大地で雪を 持ち上げて花を咲かせる
    ところから。

(出典:「季節の花300」)

見物客もお祓いを受ける、志茂・熊野神社の「白酒祭り」

2008-02-08 10:27:47 | 民俗・行事
 きのうは、北区の無形文化財に指定されている志茂・熊野神社の「白酒祭り」に行ってきた。
この神事は、毎年2月7日11時から執り行われているのだが、初めて行って驚いたことがあった。
 神事は神主さんの祝詞奏上などが行われるのだが、見物客も一緒に神主さんの祝詞を拝聴し、お祓いを受けるよう、進行役の方の指示があったことである。
これには内心びっくりしたが、素直に頭(こうべ)をたれて一連の神事が終了するのを待った。





 11時半頃に前半の神事が終了すると、待ちかねた歩射(ぶしゃ=オビシャ)が行われる。
最初は二人の氏子代表が射手を務め、一の矢はわざと外して、二の矢、三の矢で「鬼」と書かれた的を射るのである。 
矢が的に突き刺さると、見物客から「オー」という歓声と拍手が沸き起こる。
その後は関係者が順番に一矢ずつ矢を放って歩射が終了、神楽殿でご婦人方による「白酒節」などの地唄が披露された。





 すべの行事が終ると、見物客に「災難除切餅」が配布され、「白酒」が振る舞われる。
私も「災難除切餅」と「白酒」を頂いたが、お昼近くになっていたので、温かい白酒がことのほか美味しく感じられた。





熊野神社(北区志茂)/浮間わいわいねっと

熊野神社の白酒祭り

春は確実に近づいているようだ・・・紅梅の花

2008-02-04 13:26:31 | 花好きずき
 きのうの大雪が嘘のような晴天になり、木々や屋根に積もった雪もどんどん融けだしている。
雪が積もると、あとあと足元の始末が悪いのが難点だが、これも春への通過儀礼なので仕方がない。





 きょうは立春、暦の上だけの話だが、春は確実に近づいているようだ。
雪の降る少し前に北野神社の梅の様子を見に行ったら、1本だけ紅梅が咲いていた。
古木の方はまだ蕾だが、この若木だけはかなりたくさん花を開いていた。






立春/日本文化いろは事典


【梅】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus mume(梅)
    Prunus mume var. bungo(豊後梅)
     Prunus : サクラ属
     mume : ウメ
         (江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
     bungo : ブンゴウメ(日本名)
 Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、 1/25頃~ 4/5頃。
 1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から咲き出すものなど、さまざま。
 桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。
 梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じる。
・漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して「うめ」になった。
・いろいろな園芸種がある。
・とてもよい香りの5弁花。
 「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁”とは、「とてもよい香り」
 の意味です。
 (そういえばこの言葉って、梅の香りにしか使われないような気がします)
・中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)か遣唐使(けんとうし)が
 中国から持ち帰ったらしい。
 そのころは桜より愛でられたが、平安時代からは桜のほうに関心が
 移っていったらしい。
・「万葉集」の頃は白梅が、平安時代になると紅梅がもてはやされた。
 万葉集では百首以上が詠まれており、植物では萩に次いで多い。

(出典:「季節の花300」)

「傷だらけのhero」、元大関・栃東、涙の断髪式

2008-02-03 10:32:51 | 近事変々

栃東親方、セレブ断髪式…ユーミンが花束!TUBE前田は土俵で熱唱 ― スポーツ報知

 脳こうそくを患い、昨年5月に引退した大相撲の栃東親方(31、元大関)=玉ノ井=の「引退断髪披露大相撲」が2日、東京・両国国技館で行われた。北京五輪の野球日本代表・星野仙一監督やシドニー五輪柔道金メダル・井上康生がまげにハサミを入れ、TUBEのボーカル・前田亘輝が歌を披露。超豪華な式は約1万人が詰めかける満員御礼となった。

 次々と土俵に上がる各階の著名人に、満員の館内で無数のフラッシュが瞬いた。栃東親方の断髪式は、現役時代からの顔の広さが表れた超豪華なものとなった。

 98年名古屋場所を観戦して以来のファンだという歌手・松任谷由実は、土俵には上がれないため断髪前に花束を贈呈。父で師匠の玉ノ井親方(元関脇・栃東)の友人・星野監督、02年に知人に紹介され意気投合した井上康生ら約300人がまげにはさみを入れた。

涙の断髪式、栃東「人生の新たな出発 ― スポーツ報知

「傷だらけのhero」- yahooミュージック


「おとりんの一言」

 断髪式でTUBEの前田亘輝が歌った「傷だらけのhero」、この歌を直接聴いたことはないが、
「ボロボロになったって昨日の自分には負けられない たとえ打ちのめされようとも 休むワケにはいかない」という歌詞は、度重なるケガに泣かされながら関脇陥落から大関に復帰し、優勝をなしとげた栃東の相撲人生そのものという感じがする。

 あまり好きではない大相撲でも、真摯な土俵態度に好感を持ち、ひいきにしていた栃東が病気で突然の引退した時には、本当に残念に思っていた。
栃東親方は、来年9月には玉ノ井部屋を継承して後進の指導に当たるが、その手腕に思いを託したい。

「日本一奪回」に向けて、やる気満々のキャンプイン

2008-02-01 17:46:05 | 読売ジャイアンツ

原監督「勇猛果敢に戦え」…日本一奪回へ熱弁25分 ― スポーツ報知

 巨人・原辰徳監督(49)は31日、キャンプ地・宮崎入りした。初めて1、2軍の垣根を取り払い、ABC班に分けて行われるキャンプを前に、約25分間にわたってゲキを飛ばした。全12球団が1日にキャンプインするが、指揮官は「去年はペナントを制し歴史を作った。それを生かすためにも今年は大事な年になる。とにかくB班は、はい上がってほしい」とレギュラー奪取する若手の台頭を熱望。さらに、「どんな敵が来ても勇猛果敢に戦う選手になってほしい」と締めくくった。スポーツ報知は「日本一奪回」を誓う巨人を文字通りのタイトルとともに、シーズンを通して追い掛けます。

 久しぶりに目にする選手たちの顔付きを見て、原監督は頼もしく思った。昨年、5年ぶりのリーグ制覇を果たした自信が表情からあふれ出ていた。キャンプイン前日のミーティング。全80選手を見渡し、マイクを持つ手に力が入った。「昨年はペナントレースを制し、歴史を作った。それを生かすためにも、今年は大事な年になる。ここにいる全員が力を出し合って、目標に向かって戦っていこう」声を大にして、約25分間にわたってゲキを飛ばした。

日本一目指して始動 ~春季キャンプ ― 巨人軍公式サイト