近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

福寿草が咲き始めた。

2006-02-14 13:36:05 | 花好きずき
このところ暖かな陽気が続いていて、今日も雲ひとつない晴天である。
裏庭の片隅に植わっている福寿草もようやく咲き始めた。
5~6株ほどあるのだが、咲いたのはまだ2株だけである。







【福寿草】

キンポウゲ科の多年草。アジア北部に分布し、日本の山地にも自生。
縁起の良い名称と、花の少ない時期に咲くのが珍重され、正月用の
花として広く栽培。
太い根茎をもち、地上茎は高さ約20センチメートル。葉は羽状複葉。
早春、葉に先立って黄色の美花を開く。東京付近でも野生のものの
開花は4~5月。
園芸品種も多い。有毒。根は強心薬となる。元旦草。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

「田遊び、太郎次、ことしの稲は・・・」、五穀豊穣を祈る伝統行事。

2006-02-11 21:06:46 | 民俗・行事
きょうは、地元の氏神様である北野神社において、「田遊び神事」が執り行われた。


「田遊びは、旧正月にその年の五穀豊穣と子孫繁栄を祈願し神に奉納する行事です。
稲作の作業内容を唱える言葉と所作を田の神に奉納し、豊作を祈願する予祝の祭りです。
板橋区では、「徳丸北野神社田遊び」と「赤塚諏訪神社田遊び」が国の重要無形民俗文化財に指定されています。」(板橋区ホームページより)



毎年この日は肌寒い陽気で有名なのだが、きょうはことのほか暖かく、見物するのにはもってこいの夜であった。
演者は昔は農家の世襲であったが、ご多分に漏れずこの辺も都市化の波で農家が激減しており、現在は保存会の人達によって演じられている。
ここ2~3年見物には行っていなかったのだが、デジカメを提げて久しぶりに出かけて見た。
しかし、見物客が多すぎて、肝心のところが撮れずイライラがつのるばかりであった。

国指定重要無形民俗文化財「田遊び」

「祭り語り/田遊び」


神域を示す「もがり」



「種まき」の場面



「ササラ」を使う「鳥追い」の場面



「五月女」役の子供達



ハイライト「太郎次・安寿女の道行き」



終章に近い「刈り取り」の場面」


きょうは初午祭、お稲荷さんには幟を立てる。

2006-02-10 10:48:31 | 民俗・行事
二月最初の午の日は、「初午」といってお稲荷さんには赤い幟を立て、
赤飯、蛤、油揚げを供える。
「京都の伏見稲荷大社の神が降りた日がこの日であったといい、全国
で稲荷社を祭る。この日を蚕や牛馬の祭日とする風習もある。」
(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

うちのお稲荷さんの幟には「女化稲荷大明神」と記されているが、詳
しいいわれは聞いたことがなく、ネットで調べたら、茨城県龍ヶ崎市
に「女化神社」があるということくらいしか分からなかった。




青空に映える蝋梅の花。

2006-02-05 13:47:19 | 花好きずき
外に出ると少し風があり、ちと寒さを感じるが、きのうに続いて
紺碧の空が広がっている。
ふと見上げると、東の方にはうっすらと月が浮かんでいる。
(写真の中央やや下)
弟の家にある蝋梅も見事に咲いて、背伸びするかのように青空に
映えていた。





【蝋梅(ろうばい)】

ロウバイ科の落葉低木。中国の原産。高さ約3メートル。
葉は卵形で両面ともざらつく。冬、葉に先立って香気の
ある花を開く。外側の花弁は黄色、内側は暗紫色で、蝋
細工のような光沢を有し、のち卵形の果実を結ぶ。
観賞用。唐梅(からうめ)、南京梅。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

立春寒波でも、シンビジウムは満開になった。

2006-02-04 13:49:11 | 花好きずき
外は青空で陽が射してはいるものの、風も吹いており、立春寒波とかで本当に寒い。
家の中でも暖房しないと10度くらいしかないし、足元が冷える。
それでも、廊下においてあるシンビジウムは、よく陽が当たるせいかほぼ満開になった。
この鉢以外は温室に避難させているが、まだ、ほとんど花芽は見られない状態である。








【シンビジウム】

・蘭(らん)科。
・学名 Cymbidium
シュンラン(シンビジウム)属
Cymbidium(シンビジウム)は、ギリシャ語の
「cymbe(舟、ボート)+ eidos(形)」が
語源。その花の形から。

・熱帯アジア等が原産地。
・花色豊富。よく庭先で見かける。
・春に咲くものが多いが、四季咲きもある。
・花言葉は
「野心、大志、誠実な愛情、熱心さ」

(出典:「季節の花300」)

柊黐 (ひいらぎもち)の実

2006-02-03 15:12:17 | 花好きずき
きょうは節分、昼頃からは暖かい陽射しが降り注いでいる。
夕方には豆まきをするので、柊の枝を10本ほど準備した。
柊を挿す場所を数えていたら、裏庭の片隅に柊黐が赤い実を
つけて佇んでいた。
玄関脇が殺風景なので、枝先を少し剪定し、この鉢を置く
ことにした。







【柊黐 (ひいらぎもち)】

・黐の木(もちのき)科。
・学名 Ilex cornuta
Ilex : モチノキ属
cornuta : 角のある
Ilex は、
「holly(西洋ヒイラギ:ホーリー)」の
古代ラテン名。
・中国原産。
・葉は厚い革質で光沢あり、上下左右の
おもしろい場所に鋭いトゲがある。
・冬になる赤い実がきれい。
赤い実と葉の組み合わせは
クリスマスの飾りでよく使われる。
・別名 「支那柊(しなひいらぎ)」
「柊擬(ひいらぎもどき)」
「チャイニーズ・ホーリー」

(出典:「季節の花300」)