頼れる３・４番、小笠原３５０号、ラミレス１８号２ランで夜王・岸も攻略。

小笠原、岸撃ち３５０号！天敵からチーム初の一発！！ ― スポーツ報知

◆西武１─５巨人（３０日・西武ドーム）　

　やっぱり巨人はガッツだぜ―。初回、右手の打撲から復帰２試合目の小笠原が、左翼スタンドへ自身通算３５０号のメモリアルアーチを放った。僚友の快挙を祝福するように、ラミレスも１８号を含む３安打４打点の大爆発。これまでやられっ放しだった天敵中の天敵、「夜の帝王」こと岸を粉砕した。オガラミがそろえば、巨人は昼も夜も関係ありません。

　痛みは、感じていないのだろうか。青黒い内出血がまだ残る右手は、いつものように小指をグリップエンドにかけて握れない。指１本分だけ短く持ったバット。しかし、小笠原はいつものように思い切り振り抜いた。「コンパクトにしっかりと自分のスイングができたと思う」。顔色ひとつ変えることなくダイヤモンドを一周し、通算３５０号を祝福する花束を受け取った。

　初回２死。岸の外角高めの１４１キロ直球に全身が反応した。「いい投手なので１球で仕留められるよう集中力を高めて打席に入った」。ガッツならではの逆方向への打撃で左翼席へ運んだ１３号ソロ。天敵右腕からチーム初となる本塁打だった。

オガラミ弾で天敵討ち！小笠原３５０号 ― スポーツニッポン(gooニュース)

「夜王」岸を眠らせた！健太朗４勝、５回４安打無失点 ― スポーツ報知

ＯＲ砲お見舞い　岸から白星　― 巨人軍公式サイト

マー君、被安打１２、粘りの９回２失点完投勝利。楽天３連勝、交流戦８勝５敗１分。

マー君１２安打されても粘った！完投７勝 ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天４－２広島】（３０日・Ｋスタ宮城）

　今季のマー君は粘りが身上です！楽天の田中将大投手（２１）は３０日、広島相手に９回２失点で７勝目をマーク。今季ワーストタイの１２安打を浴びたが、勝負どころで踏ん張り、今季５度目の完投は両リーグ単独トップに立った。交流戦３勝は、広島の前田健太投手（２２）らに並んで最多。安定感を増した田中の力投で引き分けを挟んで３連勝のチームは、交流戦優勝のチャンスも出てきた。

　走者を出してからの投球が今季の楽天・田中の身上だ。被安打は今季ワーストタイの１２。７回以外はすべての回で安打されたが、２失点で９回を投げきった。

　「安打数は気にしてない。得点圏に走者を進めても慌てなかった。じたばたしてもしようがないですから」。

　初回１死から梵、天谷に連続安打を許すなど、序盤は直球が高めに浮いた。１点リードの４回２死二、三塁では石井の左前打で同点とされた。しかし「フォームが浮いていたことに気付いた。真っすぐを修正すれば、スライダーも低めにいく」と、試合中にフォームを微調整。その後の失点は８回の１点のみだった。

マー君、志願の完投で７勝！広島戦初勝利…楽天 ― スポーツ報知

東野、６回無安打無失点、帆足に投げ勝ち８連勝。打線は３発揃い踏みで初戦突破。

東野６回無安打！斎藤以来２０年ぶりの５月で８勝 ― スポーツ報知

◆西武０─４巨人（２９日・西武ドーム）　

　もう、エースと呼んでいい。巨人の先発、東野が、強力打線の西武相手に６回まで無安打無失点と完璧（かんぺき）な投球を披露し、ハーラートップタイの８勝目を挙げた。左足の張りを訴えて、プロ野球７４人目のノーヒットノーランこそ逃したが、巨人投手が５月までに８勝するのは９０年の斎藤雅樹（現投手コーチ）以来２０年ぶりの快挙だ。
打ってはこの試合まで６９回１／３を投げ、本塁打１本しか許していない帆足から、ラミレス、阿部、長野の一発攻勢で、パ・リーグ防御率１位左腕攻略。セ・パ首位決戦を制し、５カードぶりに初戦をものにした。

　ベンチから原監督が出てきた瞬間、スタンドがどよめいた。７回の攻撃終了後、それまで無安打３四球で無失点に抑えていた東野の交代が告げられたからだ。「足に張りがあったので、大事を取って代わった。自分から（降板を）言ったので（チームが）いい方向に向かって良かったです」。自身８連勝に満足そうだったが、ノーヒットノーランへの挑戦は、思わぬ形で幕を閉じた。

ラミ、阿部、長野“昼王”帆足を３発粉砕 ― スポーツニッポン(gooニュース)

ラミ１７号！松井以来８年ぶり５０発ペース ― スポーツ報知

小笠原、復帰！４打数１安打 ― スポーツ報知

東野８連勝　完封リレーで西武を下す ― 巨人軍公式サイト

【デーゲーム速報】 巨人、帆足から３発で初戦勝ち取る。

東野６回無安打無失点で８勝目！巨人、３発で西武に快勝 ― サンケイスポーツ(YAHOO!ニュース)

（交流戦、西武０－４巨人、３回戦、巨人２勝１敗、２９日、西武ドーム）

　巨人は先発の東野が６回を無安打無失点の好投。打ってはラミレス、阿部、長野の３発で帆足をＫＯし、東野は自己最多タイの８勝目を挙げた。

　巨人は三回表、亀井がチーム初安打となる二塁打で出塁すると、１番坂本がレフトへ大きな適時二塁打を放ち１点を先制。四回表にはラミレスが両リーグ単独トップとなる今季第１７号ソロを放ち、防御率１．３０の帆足から２点のリードを奪った。

　２点リードの七回表には阿部、長野に連続ソロが飛び出し４－０。さらに高橋が中前打、代走・鈴木が二盗を決め、谷の犠打で一死三塁とし帆足をＫＯした。

　先発した東野は、四球３つを与えたものの６回を無安打ピッチング。打者２１人に対し、９９球、無安打、５奪三振、無失点でマウンドを２番手久保に譲った。

高橋には３番が似合う、２打席連続弾でダメ押し。先発・藤井は７回３安打１失点の好投で４連勝。

３番で仕事！由伸２連発２年ぶり快カ～ン！ ― スポーツ報知

◆巨人５―２ソフトバンク（２７日・東京ドーム）　

　巨人が３番に入った高橋の２打席連続ソロで、３０勝に達した。３回に中越えへ３号、５回に左中間へ４号。０８年４月１５日の中日戦（ナゴヤＤ）以来となる１試合２本塁打で、ソフトバンクの反撃を振り切った。先発の藤井は７回１失点の安定感をみせ、４連勝で４勝目。チームは交流戦の勝率を５割に戻し、危なげなくセ界を独走だ。

　確信していた。バットに当たった瞬間、高橋は打球の終着地点をイメージできた。描いた放物線は高々と舞い上がり、バックスクリーン右の観客席で勢いよく弾んだ。「高めに抜けてくるスライダーに、うまく体が止まってくれた。いい角度で上がってくれたね。うまく打てたよ」。３回２死から飛び出した特大の１３５メートル弾。リードを３点に広げる、価値ある３号ソロだった。

　これだけでは終わらない。５回には、高めに抜けてきたチェンジアップを左中間席へ２打席連続４号ソロ。今季初の左方向への一発に、「いいバットの出方というか、これからもああいうスイングができれば」と満足そう。

ガッツ代役はまった！由伸　７７２日ぶり連発 ― スポーツニッポン(gooニュース)

藤井４連勝！凄すぎる安定感！ここ６戦３９回１／３で４失点 ― スポーツ報知

長野、出直し６番で２打点 ― スポーツ報知

高橋由２発　交流戦五分で折り返す ― 巨人軍公式サイト

ヤクルト・小川監督代行、初陣は延長１２回引き分け。

小川監督代行「負けなくて良かった」初陣は死闘ドロー…ヤクルト ―スポーツ報知

◆ヤクルト３―３楽天＝延長１２回＝（２７日・神宮）　

　半歩前進した。小川ヘッドコーチが監督代行として臨んだ初陣は延長１２回、今季チーム最長の４時間３４分の末にドロー。「勝てなかった、という思いが若干強いかな。でも負けなくて良かった」。チームの連敗を９で止めることも、借金を１９から減らすこともできなかった。それでも、少し兆しが見えた。

　高田監督が辞任した２６日夜、タクトを譲り受けた。「初めてのことで緊張感はあった」。いきなり守護神の林昌勇が右ひざ痛で離脱し、非常事態に拍車がかかった。１点差の９回、松岡に代役を託した。１死二塁から聖沢に同点中前打を浴び、初白星が逃げた。「（カウント２―０と）追い込んだ後にセンターの守備位置を前にすることも考えた。あそこは僕のミス。申し訳ない」。結果はどう転んだか分からない。新米指揮官は自らを責めた。

またも初戦敗退、ゴンザレス５回途中６失点ＫＯ。打線も杉内攻略できず大敗。

「３番・長野」不発…清水以来１４年ぶり新人抜てきも４の０ ― スポーツ報知

◆巨人２―１０ソフトバンク（２６日・東京ドーム）　

　ふぅ～っ。巨人がまた、交流戦の初戦を取れずに負けた。長野を初めて３番に据えた新オーダーも、ソフトバンク先発・杉内の前に６安打。先発ゴンザレスのＫＯ、野間口のリリーフ失敗で合計１０失点。これで交流戦の初戦は１勝５敗。はぁ～っ。セ・リーグ首位は揺るがないものの、波に乗れない苦しい戦いが続く。

　完敗だった。長野は最後までボールをとらえきれなかった。球界屈指のサウスポー・杉内にほんろうされて４打数無安打、２三振。あまりに悔しかったのか、試合後は「頑張ります」という言葉しか出てこなかった。

　杉内攻略へ、今季３０通り目（交流戦のＤＨ制含む）のオーダーが用意された。切り札は、右手尺側部打撲で２試合連続欠場した小笠原に代わって初めて３番に入った長野だった。巨人の新人選手がクリーンアップを務めるのは、１９９９年の二岡（現日本ハム）以来。３番となると９６年の清水（スポーツ報知評論家）以来だ。ここ３試合で３本塁打した打棒に期待がかかったが、６試合ぶりノーヒットに終わった。

ゴンザレス　試合ぶち壊しで自身３連敗… ― スポーツニッポン(gooニュース)

投手陣崩壊　大量失点でソフトバンクに完敗 ― 巨人軍公式サイト

中村(紀)、山崎の２発でヤクルトに競り勝つ。

交流戦２冠の山崎“１１戦７発”の驚異的ペース ― スポーツニッポン(gooニュース)

【楽天３―２ヤクルト】

　楽天・山崎が今交流戦で本塁打と打点の２部門で単独トップに立った。６回に館山の１４６キロ直球を左中間スタンドへ決勝１１号ソロ。交流戦１１戦７発と驚異的なペースだ。

　ベテランの工夫が生んだ一発だった。初球スライダーをファウルすると「体が重くて自分の感覚でスイングできていなかった。朝から首が痛かったせいかな」と違和感を覚えた。バットを指１本分短く持ちかえて「館山の直球は力があるし、振りまけないようにようにと思った」と直球をはじき返した。

楽天・山崎、交流戦７本目「神宮の神様いる」― サンケイスポーツ(gooニュース)

「選手が野球に集中できない」、ヤクルト・高田監督が途中辞任。

高田監督、涙の辞任「途中で投げ出して申し訳ない」― スポーツニッポン(gooニュース)

ヤクルトの高田繁監督（６４）が２６日、成績不振の責任を取って辞任した。楽天戦に２―３で敗れて９連敗を喫した後、鈴木正オーナー代行兼球団社長（６８）と緊急会談。辞意を申し入れて了承された。同監督は今季が３年契約の最終年。ここまで借金１９でセ・リーグ最下位に低迷。２０日に球団に一度は辞意を伝えていたが、慰留されて翻意していた。

　クラブハウスから球場内の会見場へ向かう高田監督に、ファンから「高田コール」が送られた。覚悟を決めた背中に浴びせるバ声はない。帽子を取った指揮官は目に涙を浮かべた。

　「ユニホームを脱ぎたいと話して了解を得ました。これまでも球団の方に頑張れと言っていただき、頑張ってきましたが、監督の進退でにぎわすようなことがあれば選手が野球に集中できない。決断すべきだと思いました。責任を取りたいと思った」

高田監督辞任　２７日から小川ヘッドが代行…ヤクルト ― スポーツ報知

長野、また勝ち越し弾でお立ち台だ。亀井もお久しぶりの連続弾で逃げ切り。

長野弾「不敗神話」プロ入り５戦５勝！東京Ｄ１号「最高です」 ― スポーツ報知

◆巨人６―４オリックス（２４日・東京ドーム）　

　東京ドームのファンのみなさん、これが長野のホームランです。３番手の山口が、Ｔ―岡田に一発を浴び同点とされた直後の８回１死。本拠地初アーチとなる右中間への６号豪快弾で、巨人に勝利を呼び込んだ。これで長野が本塁打を放った試合は、５戦５勝。どうやら、スーパールーキーに新たな「不敗神話」が誕生したようです。

　全身に降り注ぐ本拠地の大歓声は、やはり格別だった。東京ドーム２１試合目にして、初のお立ち台。長野は、オレンジ色に染まったスタンドに向かって「最高です！」と絶叫した。ちょっぴり苦手のインタビュー。はにかみながらも、喜びは隠せなかった。

　息詰まる接戦は、この男を引き立てるために用意されたシナリオだったのか。同点に追いつかれた直後の８回１死。高めに入ってきた平野の１４５キロをぶっ叩いた。「ボールが速い。早い段階から仕掛けようと思った」と、２球目を振り抜いた打球は、バックスクリーン右に。スタンドは歓声とどよめきで揺れた。

長野Ｖ弾！ラミに代わって“新不敗神話”だ ― スポーツニッポン(gooニュース)

亀井弾！２年前のフォームに戻して完全復活！ ― スポーツ報知

内海、満足１０Ｋ「復帰して一番納得の投球」 ― スポーツ報知

長野決勝弾！３本のホームランで接戦を制す ― 巨人軍公式サイト

「おとりんの一言」

またしても山口が８回に同点２ランを浴びて、内海の勝ち星を消してしまった。
長野と亀井の連続弾で試合に勝って、山口に白星が転がり込んだが、かつての神通力はどこにいってしまったのだろうか。
先発転向を指示した原監督は、もう一度先発陣に戻すことは考えていると思うが、これだけリリーフ失敗が続いていては、もうその潮時ではないかと思う。



【５／２３の試合結果】

◆巨人３―７オリックス（２３日・東京ドーム）　

痛っ！小笠原、右手に死球を受け病院直行 ― スポーツ報知

“ラミレス神話”崩れる　打線決定打欠き… ― スポーツニッポン(gooニュース)

序盤の大量失点に追撃及ばず ― 巨人軍公式サイト