近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

朝鮮朝顔(ちょうせんあさがお)

2005-08-29 10:38:20 | 花好きずき
高野槙の下においてある鉢に、テッポウユリに似た
白い花が一輪咲いた。
家内に名前を聞いたが、蒔いた覚えがないのでよく
わからないとのことだった。

調べてみたら、エンゼル・トランペットの仲間で朝鮮
朝顔というものだった。
エンゼル・トランペットは木立朝鮮朝顔(きだちちょう
せんあさがお)といい、こちらはアメリカ朝鮮朝顔と
呼ばれているらしい。







【朝鮮朝顔(ちょうせんあさがお)】

ナス科の一年草。熱帯アジア原産。高さ約1メートル。
秋、葉腋に淡紫色または白色の朝顔形の花を開き、果実は
刺を密生した楕円形。種子は黒く多数。全草、特に種子に
猛毒があり、スコポラミン・アトロピンなどの原料となる。
乾かした葉は生薬の曼荼羅葉で、鎮痙薬・喘息煙草の原料
とする。曼荼羅華(まんだらげ)>

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

板橋区総合防災訓練に行ってきた。

2005-08-29 08:31:27 | 民俗・行事
9月1日の震災記念日を前に、毎年、総合防災訓練が行われているが、ことしはきのうの日曜日であった。
午前9時に地元の集合場所に集まり、避難訓練と称して、総合会場である中学校の校庭を目指してトボトボと歩いていく。
普段の歩行ペースに会わないので、30分ほどの道のりがやけに長く感じる。

総合会場では、各町会ごとに「避難完了」を報告した後、個別の訓練に入った。
ことしは、例年になく簡素で、バケツリレーによる消化訓練と、消火器の操作訓練、一部で救急処置の仕方などが行われただけであった。

参加人数が多いのでやむをえないのかもしれないが、訓練に参加できるのは一部の代表者だけで、大多数の人は約2時間の間、ただ見ているだけである。
すでにマンネリ化している感じがしないでもないが、地区別に救急処置の実技を会得できるような機会があってもいいように思う。

さいわい、曇りがちで涼しかったのが、せめてもの救いであった。

百合・その4・・・鉄砲百合(てっぽうゆり)

2005-08-22 17:09:29 | 花好きずき
庭のそこここに鉄砲百合が咲き、風に揺れている。
茎が細く花が大きいので、支えをしないと倒れて
しまうので、花の咲く前から支柱をしてあった。

ラッパ状の花は3~4日か経つと、長いおしべを残して
すっぽりと落ちてしまう。










【鉄砲百合(てっぽうゆり)】

観賞用に栽培するユリの一種。茎の高さ約60センチメートル。
鱗茎は淡黄色。5~6月頃に白色大形の花を横向きにつける。
花は長漏斗状で香気が高い。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

久々に家内の実家に盆参り

2005-08-15 08:44:17 | 近事変々
きのうは赤塚の母の実家と家内の実家に盆参りにいってきた。
赤塚の方は毎年行っているが、家内の実家に行ったのは何年
ぶりだろうか。
会社勤めをしていた頃は、お盆というと14日の1日しか余裕
がなくて行くのが大変だった。

家内はいつも倅と一緒に行っているのだが、今回は仕事で休みが
取れず、二女に頼み込んで行ってもらった。
午前中は赤塚の家へ行き、先客がいなかったのでよもやま話を
しつつ、昼前に帰ってきた。

午後、二女の車で越谷の義妹の家に立ち寄り、その後少々買物を
してから、春日部の家内の実家に行った。
さほど車は混んでおらず順調に到着したが、蒸し暑いのには閉口
した。

家内の実家ではビールをたらふくご馳走になり、夕食も頂いて、
世界陸上の女子マラソンがスタートした直後に帰路に着いた。
夜遅くに帰ってきたのだが、昼間の蒸し暑さはまだ続いており、
少々疲れ気味であった。

お盆の花、溝萩(みそはぎ)

2005-08-12 09:22:30 | 花好きずき
あすからは月遅れのお盆。
溝萩はお盆には欠かせない花として知られて
いる。

仏前に蓮の葉を置き、茄子をサイコロ切りして
載せ、水鉢と溝萩の花穂を束ねたものを供える。
線香を立て、花穂を水に浸し、茄子にふりかけ
合掌する。
ミズカケグサといわれる所以である。






【溝萩(みそはぎ)】

(禊萩(みそぎはぎ)の意か。ミゾハギとも)
ミソハギ科の多年草。日本全土、朝鮮半島に分布。
高さ80センチメートル。夏、淡紅色6弁の小花を長い
花穂に密生。盂蘭盆会(うらぼんえ)に仏前に供える。
春、若葉を食用。精霊花。ミズカケグサ。
漢名、千屈菜。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

斑入りの夾竹桃(きょうちくとう)

2005-08-08 09:25:30 | 花好きずき
父の代には庭に夾竹桃の大株があったが、やたら伸びるので
宅地を整理したときにお払い箱にしてしまった。
数年前に葉に斑入りの夾竹桃を見つけて植え込んだのだが、
最初の頃はたいして大きくなかったのだが、いまでは自分の
背丈を越えるほどに伸びている。

花はどこにもあるようなピンクだが、つい先日、街路樹で白花
の夾竹桃をみつけ、挿し木をしてみた。
うまく着くといいのだが、結果は水ものなので、こればかりは
あとひと月もしないとわからない。







【夾竹桃(きょうちくとう)】

キョウチクトウ科の常緑大低木。インド原産。高さ約3メートル。
母は細く革質、3葉ずつ輪生。乳液を含み有毒。
夏、桃色の花を開く。白花、八重咲など園芸品種もある。
庭木とし、葉は強心・利尿に有効という。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

冬珊瑚(ふゆさんご) = ビッグボーイ

2005-08-06 08:54:47 | 花好きずき
家のあちこちに植えた覚えのない実のなる木が
あった。
小鳥が種を運ぶのだろうか、すべて実生である。

2~3年前に「ビッグボーイ」という名である
ことを知ったが、和名では「冬珊瑚」が通りで
あるらしい。

花の写真も撮ろうと思っていたのだが、いかん
せん小さすぎて絵にならないのでやめにした。
実の大きさからは想像もつかないであろう目立た
ない白い小さな花なのである。







【冬珊瑚(ふゆさんご)】

(Christmas cherry, Jerusalem cherry)

・茄子(なす)科。
・学名 Solanum pseudo-capsicum
Solanum : ナス属
pseudo-capsicum : トウガラシに似た
Solanum(ソラナム)は、ラテン古名の
「solamen(安静)」が語源。この属の植物に
鎮痛作用を持つものがあることから。

・ブラジル原産、明治中期に渡来。
・夏から冬にかけて鮮やかな色の丸い実を
いっぱいつけるので、その姿を珊瑚に見立て、
時期と合わせて「冬珊瑚」という名前に
なったとのこと。
実の色の遷移がおもしろく、
花を咲かせたあとで青い実になり、
それが順々に青→橙色→赤、に色づく。
いろんな段階の色の実が同居して、
青い実、橙色の実、赤い実が
ほぼ同時に楽しめる。
・実はきれいだが毒があるらしく、
食用にはならない。
・寒さに強い。

・別名「ビッグボーイ」
「クリスマスチェリー」
「玉珊瑚(たまさんご)」
いずれも実の形からの命名のようですね。

(出典:「季節の花300」)

第22回「成増阿波おどり」大会も見てきた。

2005-08-05 10:41:23 | 民俗・行事
先日の「きたまち阿波踊り」に引き続いて、「成増阿波おどり」大会も見てきた。
東武東上線の成増駅南口商店街がメイン会場となっているが、ことしで22回目になるそうだ。

歩いていくには少し遠いので、5時半ごろのバスに乗って会場に行った。
開演まで時間があったので、会場のひとつ、北口商店街の出発点近くまで行ってみた。
こちらは祭り提灯ひとつ下がっておらず、ひっそりとしていたし、観客もさほど多くはなかった。
プログラムを見たら、メイン会場にはすべての連が出場することになっていたので、3連ほど見ただけでそちらに移動した。

メイン会場は道路が狭いせいもあるが、観客の数もかなり多かった。
こちらは7時からの開演だったので、しばらく立ち止まったまま待つことになった。
地元成増のちびっ子がつくる「成増チルド連」や高円寺の「忍連」などの常連に混じって、成増地区の連も多数出演していたが、ふと時計を見たら8時をはるかに回っていたので、途中で切り上げて帰ってきた。












小海老草(こえびそう) = べロペロネ

2005-08-04 07:49:15 | 花好きずき
べロペロネという愛想のないような横文字の花と
知ったのは去年の夏だった。
「花の形が海老の尾のように曲がっている」ので
小海老草(こえびそう)という和名もあるとのこと。
いわれてみれば、そんな感じがしないでもない。

うちの庭には、赤の系統と黄色の系統の2種類、結構
大きな株があったのだが、手入れの失敗で、ことしは
子株が少し大きくなってきたばかりである。









【べロペロネ(Beloperone)】

・狐の孫(きつねのまご)科。
・学名 Beloperone guttata
Beloperone : コエビソウ属
guttata : 斑点模様をもつ
Beloperone(ベロペロネ)は、
ギリシャ語で「矢のとめ金」を意味し、
花のまわりの重なり合った部分の形から
連想された。
・メキシコ原産。1931年に渡来。
・温室でよく見かけます。
・花の形が海老の尾のように曲がっている。
下向き。鱗(うろこ)状。
・低温下ではあまり育たないらしい。

(出典:「季節の花300」)

百合-その3・・・「鹿の子百合(かのこゆり)」

2005-08-02 09:30:30 | 花好きずき
竹やぶの雑草を抜いていたら、思いもかけないところに
鹿の子百合が二株倒れかかっていた。
支柱を立てて、まわりの邪魔者を取り払ったら、花も
生き生きとしてきた。







【鹿の子百合(かのこゆり)】

四国・九州のがけに稀に自生するユリの一種。観賞用に栽培。
高さ1~1.5メートル。夏、大形の花を2~3個つける。
白色で内側は淡紅色、多数の鮮紅色の斑点がある。
白色花もある。タキユリ。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)