原監督「ローテ白紙」 上原2軍へ…5回持たず5失点KO ― スポーツ報知
◆阪神6―2巨人(26日、甲子園)
上原の2軍降格が濃厚となった。開幕から4試合勝ち星のないエースは、この日も3回に犠飛を挟んで5連打されるなど5回途中5失点KO。
復調の兆しが見えない右腕に対し、原監督は「(今後は)白紙。頭を冷やしてから何らかの結論を出す」と2軍で調整させる可能性を示した。打線も2点に終わり、阪神・岩田にプロ初完投勝利を献上。勝てば今季初の5連勝で、勝率5割となる大事な一戦だったが、また出直しだ。
原監督のみけんに刻まれたしわが、深くなった。自己ワーストの開幕4連敗を喫した上原の今後について問われ、言葉を絞り出した。「その件に関しては白紙です。今はゲームが終わってすぐでカッカしているし、冷やしてから何らかの結論が出るでしょう」と答えるとそれ以上、エースに関する質問をさえぎった。復活を信じてリフレッシュ案を否定した20日の試合後とは、雰囲気がまるで違った。
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「おとりんの一言」
上原が、またも5回途中5失点で4連敗を喫した。
上原の復活は、まだ道遠し、場合によっては2軍での調整を考えざるを得ない状態になってしまった。
ギリギリの先発陣から上原が抜けるようなことがあれば、せっかく上向いてきた投手陣が火の車になるのは目に見えている。
上原はスタミナ不足だといわれているが、一体どうなってしまったのだろうか。