楽天連勝、塩見復活、８回３安打２失点の好投。ユーキリスが追撃の来日初アーチ。

楽天は肩を壊して昨シーズンを棒に振った塩見が先発、２回裏に２点を失って逆転されたが、８回３安打２失点の好投で久々の白星をあげ、西武に連勝した。

打線は２－２の同点で迎えた５回表、二死一、三塁から銀次のタイムリーで３－２と逆転。
続く６回表、先頭のユーキリスが来日初アーチ、４－２とリードを広げた。さらに二死から２つの四球と岡島のヒットで二死満塁のチャンスをつかみ、藤田のタイムリーで５－２とし、西武先発の菊池を攻略した。

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◆西武２―５楽天（２９日・西武ドーム）

祝福のハイタッチの最後で、塩見を待っていたのは星野監督の一際大きな笑顔だった。「あんなに喜んでもらえるとは思っていなかった」。８回３安打２失点の好投。左肩痛に苦しんだ男が、１２年７月６日の西武戦（西武Ｄ）以来、６３１日ぶりの白星を手にした。

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巨人打線、１６安打を放ちながら１４残塁の拙攻で逆転負け。

好調の巨人打線は片岡、村田、ロペスが猛打賞、１６安打を放ったものの３度の満塁機に犠打による１点しか取れず、１４残塁の拙攻で逆転負けを喫した。

１－２とリードされた４回裏、無死満塁のチャンスに橋本１ゴロ、代打・高橋、１番坂本が連続三振で無得点。
６回裏、無死満塁から代打・石井の犠飛で２－２の同点としたが、一死二、三塁から坂本の左飛で３塁走者のアンダーソンがタッチアウト。
３－３の同点に追いつかれた８回裏二死満塁では村田が三塁フライに倒れた。

先発の杉内は４回２失点で降板、笠原、山口とつないで、７回にロペスのタイムリー２ベースで３－２と逆転、８回からマシソンに託したが、一死後、マートンにソロを許し３－３の同点となった。
９回表にはマシソンが無死満塁のピンチを招き、阿部のミスもあって２点を失い３－５と逆転された。

攻守にチグハグ原巨人逆転負け　阿部タッチせず決勝点献上 ― スポーツ報知

◆巨人３―５阪神（２９日・東京ドーム）　

巨人が阪神に逆転負けし、今季初黒星を喫した。７回に勝ち越したが、８回に追いつかれ、同点の９回無死満塁で、捕手・阿部の判断ミスから決勝点を献上し、４時間２１分の接戦を落とした。打線は４回無死満塁で無得点に終わるなど、１６安打を放ちながら１４残塁で３得点。猛打賞が３人いたが、あと１本が出なかった。

“赤っぱＧ”１敗…阿部、タッチプレー怠るミスで決勝点献上 ― サンケイスポーツ

巨人　打線は活発　ロペスはクロマティ以来の開幕２戦連続猛打賞 ― スポーツニッポン

ロペス４安打も…３度の満塁を生かせず、僅差で敗れる ― 巨人軍公式サイト