またも甲子園での首位攻防戦となった試合は、巨人杉内、阪神能見両左腕の投げ合いが予想されたが、両投手とも立ちあがりのコントロールに苦しみ、四球がらみの失点で序盤から点の取り合いになった。
巨人は初回、３四球で二死満塁のチャンスをつかみ、村田がセンターオーバーのタイムリー２ベース放ち走者を一掃、３点を先制した。
その裏、杉内は一死一、二塁を併殺で切り抜けたものの、２回裏に四球、ヒット、２ベースとたたみかけられて１点を失い、さらに投手の能見にも四球で一死満塁、西岡に中犠飛を許して３－２と１点差に迫られてしまった。
両投手ともやや持ち直し、３、４回は両軍無得点で迎えた５回表、二死から阿部が２３号ソロを打ち込み４－２とリードを広げた。
６回表、一死一塁から矢野のヒットとマートンの悪送球で５－２とさらに点差を広げたが、その裏、一死後に新井にソロホームラン、二死を取ったところで杉内は降板した。
８回表、３番手の筒井から先頭の村田が１１号ソロを打って６－３とダメ押し、マシソン－山口－西村とつないで逃げ切った。
村田、初回で虎沈めた！走者一掃！８回にはダメ押し１１号！！ ― スポーツ報知
◆阪神３―６巨人（１５日・甲子園）
巨人が天敵・能見を攻略し、前半戦の首位ターンを確定させた。初回２死満塁から村田が走者一掃の中越え二塁打。５回には阿部が２３号ソロを右翼席へ運んだ。村田は８回にダメ押し１１号を放つなど３安打４打点の大暴れ。６回途中３失点の杉内からマシソン、山口、西村とつないで逃げ切った。前カード（対中日）３連敗の悪夢を払拭し、阪神とのゲーム差を再び２・５に広げた。
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杉内 “甲子園男”８勝 巨人移籍後初失点も粘り勝ち ― スポーツニッポン
村田が４打点の活躍、首位攻防の初戦に勝利 ― 巨人軍公式サイト
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両投手ともやや持ち直し、３、４回は両軍無得点で迎えた５回表、二死から阿部が２３号ソロを打ち込み４－２とリードを広げた。
６回表、一死一塁から矢野のヒットとマートンの悪送球で５－２とさらに点差を広げたが、その裏、一死後に新井にソロホームラン、二死を取ったところで杉内は降板した。
８回表、３番手の筒井から先頭の村田が１１号ソロを打って６－３とダメ押し、マシソン－山口－西村とつないで逃げ切った。
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