日大三高、吉永４失点も完投で接戦勝ち抜き８強。

日大三・吉永「楽しかった」自己新１４９キロで１２Ｋ完投 ― スポーツ報知

◆第９３回全国高校野球選手権大会第１１日　▽３回戦　日大三６―４智弁和歌山（１６日・甲子園）　

日大三（西東京）が、智弁和歌山との東西強力打線対決を制し、６年ぶりの８強進出を決めた。初回、主砲・横尾俊建三塁手（３年）の中前適時打などで３点を先制、２回までに５点を挙げて試合を決めた。エース右腕・吉永健太朗（３年）は、自己最速１４９キロを計測するなど１２Ｋ完投。１０年ぶり全国制覇にまた一歩前進し、１８日の第２試合で２４年ぶり８強入りの習志野（千葉）と準決勝進出を争う。

　プロ注目のエースが、西の最強打線に立ちはだかった。吉永は課題の初回を３者連続三振で立ち上がると、乗った。「初回から指のかかりが良かった。投げていて楽しかった。智弁よりも、ウチの打線の方が強いと思います」。最後の打者を二直に打ち取ると、さわやかな笑顔をこぼした。

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