セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ・・・とパック入りの七草がスーパーで売られているが、大根カブ以外はほぼ野草というか雑草。
平安の昔に始まったといわれるこの行事、この季節の青菜といえば限られていて、これらが貴重な若菜だったのでしょう。天皇様だってこんな和歌を詠んでいます。
「君がため 春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪はふりつつ」
今年は坊主さんの奥さんが畑で採ったばかりの七草を届けてくれた。
「セリ、キクナ、ミズナ、ナノハナ、タアツァイ、スズナ、スズシロ」の七種。
いかにもみずみずしくておいしそう、タアツァイがちょっと異種ながら新七草と呼ばせてもらうことにしよう。今夜はおいしい七草粥がいただける。
正月明けの区切りとなるこの慣わし、現代人にとってもいいことですね。
併せて息子さんが釣ってきたばかりの太刀魚もこんなに沢山戴いた。釣果は40本以上、ご近所に配っていました。
防寒は完璧というもののこの寒風の中、釣り好きとはいえ大変なことです。
こちらも刺身、塩焼き、煮物としばらく楽しめます。ありがたい。