じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

小康状態

2008年11月04日 | 急性骨髄性白血病

幸いにも妻はその後、小康状態*が続いていて、唯一の楽しみである週末の外泊もできている。唯一の楽しみといっても、ただソファを並べて日がな一緒にテレビを見ながらぽつぽつと思い出話をしたり、疲れるとベッドに横になるというだけなのだが、なじみの家具に囲まれて、住み慣れた居間に居られるだけで幸せなのだという。

残された一生、一日を一ヶ月と思い大事に生きていきたいと言いながらも、こうして時間は矢のように過ぎ去っていく。

私はこの貴重な時間をどうすればいいか、いかに過ごせば妻にとって一番いいのか考え続けたが、何も思い浮かばない。ただ、二日間はできるだけ傍にいてやるだけ、時に肩を揉んでやったり、だいぶ生え揃ってきた髪を切り揃えてやったりした。

胃もたれがして食欲は小さい。

リクエストで夕食は牛シャブにした。

最上の肉なのに少ししか箸をつけなくて、白菜とスープが美味しいといって食べていた。いつも私が2人分食べる羽目になる。

*白血球 1500前後(好中球 20%程度)

  赤血球 250~280 万、 Hb 7~8

  血小板 2.5~3.5

 ( 1/週 赤血球、血小板輸血 )

0810271

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