中学の頃の教科書に必ず載っていたエンゲル係数、家計に占める食費の比率である。
一般にエンゲル係数の値が高いほど生活水準は低いと説明されてきた。
食費は生きていく為に削ることが困難とされるためで、エンゲルさんの法則である。
ところが近頃の教科書からはこの言葉は消えているらしい。そういえば聞かないね。
最近の研究からは、価格体系や生活慣習の異なる社会集団の比較には必ずしも役だたないとされているらしい。
ここ10数年、景気変動による家計収入の増減に関係なく、約23%で推移しているという。
ファストフードや安い冷凍食品で食費が切り詰められているということらしい。
なんと日本人の一人平均食費は一日718円、一食当り250円弱???だって
これ、いつも見ているEテレで夜中番組にやっている「オイコノミア」の受け売り、
お笑いタレントの又吉を相手に大学教授が経済学をかみ砕いて分りやすく解説していておもしろい。とくに大竹先生がいいですね。
又吉という男、とぼけて受け答えしているが実に深みが感じられ魅力的な人物である。
よく似た番組の「爆問学問」いまは「探検バクモン」かな・・これも寝ながら見ている。
私のエンゲル係数は一見相当高いように感じる。
タクショクは別にして、スーパーに行っても買うものはほとんど食品だけだもの。
食い物さえ準備できていれば安心、という一種の老人癖かもしれないですね。
もっともこれは現金でのちまちました買い物、他に必需品なんてあまり無いのだ。
ただし大物はしばしばネット通販など買い、口座引き落としされているが・・・・
これは目に見えない。
ラヴの首に鈴
(うるさくは鳴らないようにしてあります)