旨い処探索同好会

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034 日誌 チコリー 続き

2012年07月27日 15時59分38秒 | 日誌


15日間の大相撲も終わり、いつもの夏のペース「早寝早起き」の生活に戻った、おかげで昨日は素晴らしい朝焼けを楽しむ事が出来た。 一日中雲があって夕方には、夕焼けはさほどでもなかったが、雲の動きや形が面白かった。 



さてチコリーは、そこら中にあるので逆に目に止まらない、頭の中でバックグラゥンドに溶け込んでしまっていた野草だが、オンラインで検索して見ると、思った以上に色々出てきた。



このチコリーは、文字に記録されたハーブとしては最も古いものの一つだとかで、一世紀頃にはエジプトでもう栽培されていたそうな。 それで地中海沿岸に広まったようだが、原産地は北アフリカ、西アジア、ヨーロッパとなっていた。



中世のヨーロッパでは僧侶(Medieval Monks)達によって栽培され、オランダでコーヒーに加えられるようになったらしい。 1700年代になって北米に持ち込まれたようだ、1800年代にフランスでコーヒーの代替や添加物として広く使われるようになったとのことだ。



北米で最初にコーヒーがもたらされたのは、フランスの植民地であったニュー・オリンズからで、その後ミシシッピー川沿岸に広まって行った。 南北戦争の影響でコーヒーの輸入が途絶えたのだろう、その頃からチコリーを代わりに使い始めたそうだ。 その伝統が今に引き継がれニュー・オリンズのコーヒーとチコリーは、よく知られるようになった。



コーヒーの値段が上がると、チコリーの使用量が増えるそうだし、全米の刑務所で囚人に出されているコーヒーは実は経費と安全の為にチコリーを使用しているとか、話題の多い草のようだ。


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