The Side Street by Albert Heckman
A word I often use is "felt," the meaning of which I try to get across in my painting. To me it means the realization of facts. For instance when painting a floor I want that floor to be a floor. Whatever object I am painting I try to realize its relation point by point; the relation of myself to the object, and in the same way, point by point, the relation of the object to the background so as to make this object exist in space.
Comments upon the object or the facts of the object are not sufficient elements for a full expression. Each artist has to face the forces of nature and mould them together with his experience in order to create drama. Drama takes on different expressions according to the time and place.
私がよく使う言葉は「フェルト」(feelの過去・過去分詞形)で、私が、絵で伝えようとしている事の意味あいです。 私にとって事実の(キャンバス上での)現実化を意味します。 例えば床を描いているとき私はその床が、床として存在させたいのです。 どんなオブジェクトを描いていても逐一、私とそのオブジェクトとの関係、同じ様に、オブジェクトと背景の関係、このオブジェクトが目の前の空間に存在感を現実にするよう取り組みます。
オブジェクトへのコメントとかオブジェクトの事実などは、完全な表現の為の要素として充分ではありません。 それぞれの芸術家は、自然の力と向き合わなければなりません、そしてドラマを創作するためにアーティストの経験によってそれらを集めて鋳造するのです。 ドラマはそのときの時間と空間によって種々の形の表現をとります。
訳語感:
キャンバスと言う二次元の世界に三次元の物体を描いているので、そこに存在感を持たせるための努力をしないと、つまり全ての表現で存在を感じさせないとドラマにならないと言うことでしょうか。