The Catboat by Edward Hopper
I spend a long time drawing from the object although I never made a composition in smaller scale no matter how large a canvas I am working on. I start drawing right on the canvas, working very carefully at the beginning for the painting, and developing the drawing until it fully suggests the subject. This enables me to carry on with the painting without the object in front of me.
As time goes on colors take on a new significance. I don't use as many colors as I used to, but try more precisely to paint, in relation to color, so as to produce more color without using many colors. For luminosity I build a darker color on top of a lighter color. I believe in glazing to achieve depth and transparency of color.
私は、どんな大きなキャンヴァスに制作をしていても、縮小した構図を一度も作らないで、オブジェクトから(キャンヴァス)への素描に長い時間をかけました。 私はキャンヴァスの上に直に描き始めます、制作で始めの段階は大変慎重に仕事をします、そしてそれが十分にサブジェクトを伺わせられるようになるまで、素描を描き込んでいきます。 こうする事で、オブジェクトが目の前になくても制作を続けることが出来ます。
(制作を初めて)時間が経過していくにつれて色彩の新しい重要性が出てきます。 私は以前の様に多くの色を使いません、色彩との関係で、多数の色を使わないで色調をあげるように、もっと正確に絵を描くようにしています。 発色に関して私は、明るい色の上に暗い色を造り上げます。 色彩の深みと透明性を得るには、私は艶出しにあると信じています。
訳語感:
色に関してクニヨシは、精密正確に描くことによって「使う色の数を増やさないで、見える色(感じる)色の数を増やす」と言う禅問答のような面白い説明をしています。
油彩(Oil)、カセイン(Casein)、ガウチェ(Gouache)を使うクニヨシの言う「グレージング」の意味はよく分かりませんが、色は相対的な感覚や感情的な感覚があるので、色の深みや透明性は、全ての視覚芸術家の気になる処です。 私は、CDの反射で見られる虹に代表される構造色(Structural Color)にも興味があります。