やはり予報通りの激しい豪雨の連続で、カリフォルニア各地で被害が出た。
特に州中部での洪水被害が大きく、モントレー・カウンティでは土手が決壊して多くの人が避難しなくてはならなくなった。
今年の雨期になって11回目のアトモスフェリック・リバーと呼ばれる集中豪雨で、私は勝手に大気圏河川と訳したが、日本でも最近話題になった線状降水帯に似ている。 大変な量の降水が続きあっという間に洪水になってしまう。
カリフォルニア北部のこのあたりでも、相当な降雨量で雪の後は毎日大雨の日が続いている。 おかげで積もっていた雪は全部綺麗にとけてしまった。
この雨は今夜、火曜日の夜までだけれど、週末には次の雨の日々が待っている。 カリフォルニア州2番目の人口貯水湖のオロビル・リザーバーも溢れる危険性があり、雨の前から異例の放水を始めた。
いずれにせよ大変なお天気である。 この調子が続けば2~3年でカリフォルニアの水不足も完全に回復するとか。