また歩いてきた。
紅葉と白丸ダム、魚道に温泉を求めて。
よい1日になった。
水分補給して、惣岳山から下山開始。14:45
Cafe雫の16時ラストオーダーに間に合うだろうか。
間に合わせるには御嶽駅に出ずに
沢井駅への分岐のルートを取った方かいいな。
そうすると御岳橋から見る御嶽渓谷の紅葉や
川沿いの遊歩道の散策はパスかなぁ。
15時半には遅くとも御嶽駅について
渓谷の遊歩道から紅葉を愛でながら清流ガーデン澤野井園を目指し
カフェタイムと利き酒と予定していたけれど厳しいか…。
読みが甘かったなぁ。
後から振り返ると井戸窪の水場に程なくして到着。
時間を気にしながら、さらに美しい杉並木を下っていく。
珍しく水分補給をすると立ち止まる友人。
ザックから芍薬甘草湯を出して飲み始めた。
以前大岳山を下山するとき足が攣って痛いと言うので提供して
宝登山でも下山で飲んでもらった漢方薬。
自分でもこの度購入して持参。
膝のお皿のあたりに痛みを感じ始めたから予防でって。
う~ん、痛み止めではないような気がするけれど…。
振り返り振り返り友人を確認しながら下山を続ける。
しめつりの御神木に到着。15:00
先客の三人組はハグをして気をいただいていた。
私もそっと手をあててみる。
なんだか温かく感じるのは気のせい?
その先にはプレートは古くて文字が読めないけれど
1本なのに見上げると2本に分かれている存在感のある大木が!
とても清々しい心持ちになった。
目印の鉄塔はまだかしらん?!なかなか辿り着かない。
鉄塔~鉄塔~~と、心の中でつぶやきながら黙々と歩き
ふっと木々の向こうに鉄塔が現れたときの感動たるや!
ここから川苔山方面が見えるとあったけれど、
それを確認する余裕も、そしてそんなに展望もなかった。
鮮やかな白のウェアを着たソロのお姉さんが軽快に追い抜いていく。
あのペースで行けたら間に合うだろうに…と
こちらは足腰いたわりながらのマイペース。
フランス語?の異国のグループの声が前方に響き渡り、
ふと見やると急登を白いお姉さんがぐいぐい登っていく姿。
あれをまた登り返すのかぁと放心したところに
異国グループがワイワイやっているところに沢井駅との分岐あり。
あれを登るのもパスして、御嶽駅からの渓谷の遊歩道歩きもあきらめ
沢井駅方面にルートを取ってカフェ雫のコーヒーにかけることに。
このルートが結構段差が激しく、
根っこに手をかけ慎重に足を出し、後ろを振り返っては声をかける。
樹林帯の中で日もわずかに差す程度。
西日が落ちかけている中の山道は鬱蒼として見にくい。
大丈夫?大丈夫?と声をかけ、励ましながら下っていく。
異国グループもこちらにルートを取ったようで
後方から声が聞こえる。
その声が何となく励みとなり、
追い越されることもなく無事山道を抜けて一般道に出た。15:48
見るからにヘロヘロの友人。
青渭神社の脇を通り、お参りをする元気もなく
後は車道歩きのはずだからとほっとしたのも束の間、
異国グループが付いてこないね…なんて話している内に
めちゃくちゃ急な下り坂、しかも長い。
何度も足を止めて痛みをこらえている節の友人。
かわいそうで見てられないくらい。
やっと平坦な道に出でふと気づく。
坂道と平らな道ってこんなに違うんだ!
足が全然痛くないよ! びっくり~!とは友人。
沢井駅方面へ向かう道すがらご近所の方に声をかけられる。
山道よりもコンクリ道の急な下りが堪えました。に
みんなあそこで最後に足をやられちゃうんだよね。と。
そして澤乃井園への道を尋ねると一番いい方法を教えてくれるも、
ちょっと遅いねー。もう少し早く下りてこないとと。
沢井駅を通過、またコンクリ道の急坂下り。
カフェ雫はやはりクローズ。楓橋から紅葉を眺める。
売店を覗き、唎酒処に人の出入りがあるのを見て行ってみよう!と。16:15
残り10分で終了なので、おかわりはそれまでにと声をかけられ
悩みに悩んで大吟醸を選択。
おちょこはお持ち帰りらしくビニール袋も付いてきた。
持ち運ぶのに粗相して少しこぼしちゃったけど、ガーデンに戻って一息つく。
くぅ〜、きく〜、おいちー!
のんびり今日1日を振り返りながら、いろいろあったけど最高だったねと。
最後に遊歩道を少し歩いて、夕闇せまる中の紅葉狩り。
名残惜しいけれど澤乃井園をあとにする。
沢井駅が見えたところで、電車が行き過ぎるのも見る。
ホームで待つこと30分。
すっかり辺りは暗闇に包まれてしまった。
17:30沢井駅発の電車に乗って、無事帰宅。
翌日以降の前腿の筋肉痛と腰痛が半端なかったことも一応記録。