2024.12.7 sat.
ハイキングコースの入り口が閉鎖されて途方に暮れるも
絶対行きたい気持ちが勝って…
公園のスタッフの方を見かけてどうしたらよいか、
どこか別のルートがあったら教えてほしいと声をかける。
単にメルヘンな世界を堪能しに来たのではない場違いなガチな姿に
先ほどの森の家の裏手に連れて行ってくださる。
人一人通れる隙間があるのでここからどうぞ。
このコース行かれたことは?に、あります!と即答。
10数年前のことでも嘘ではない…
枝が落ちてたりで道が危ういのでくれぐれもお気を付けてと。
ありがとうございます!
北欧世界から一転、険しい登りの森の中へ。
ぐいぐい高度を上げていき、
上げた足が出っ張ったお腹にくっつきそうなほどの角度に
また腰が反応し始める。うきゃー
楽しいのにまたそろりそろりが始まって、
やっとの思いでゆるやかな山道に辿り着いてほっ!
少し進むと絶対この道だろうなと思いつつも、
左手に鎖の柵のある道もあり、
眺望が楽しめるのではとそちらを歩き始める。
鎖伝いに行くも、木々が遮って思ったほど展望悪く…絶対こっちじゃないねと言いながらも後に引き返したくもなく
鎖柵も続くしそれだけを頼りに歩く。
今思うと、これ以上こちら側には行くなという境界線だったのでは。
突然鎖柵も終わり、右に折れる道に沿っていくと
木々の向こうに本線の山道を発見して安堵。
ここからは事前に頭の中に入れておいた
加治丘陵ハイキングコースを思い出して
分岐毎の標識を頼りに方向を確認しながら進む。
道もコンクリ道だったり舗装されているし、
フクロウのオブジェとか根元のワンポイントとか可愛くて和む。
そうこうしているうちに桜山展望台に到着~!
展望台の階段がきついきつい!
こんなんだったっけ~?!
らせん状に続く階段からの景色は極力見ないようにして
辿り着いたてっぺんからの眺望を楽しみに上っていく。
はい!来た~!!
明るい空の下は茶畑が広がり、雲の向こうで日が落ちる山並みがよい~!
このざっくりとした眺望紹介では何にも伝わらないけれど
とにかくいいんです!
きりっと冷えて澄んだ空気の向こうに広がる世界が
心を穏やかにしてくれる。
思い切って出てきてよかったな~。
もう15時半を回ってる! 日没まで1時間もないよー
ずっと見ていたい景色とお別れして階段を下りていく。
スタッフの方がモップがけをされていたので
飯能駅方面への道を尋ねる。
戻って大学方面への道に入っていくのがいいみたい。
ふれあいの森から左手に折れていく。
落ち葉がふわふわで気持ちのいい山道。
あけぼの・桜山・万葉ハイキングコースみたい。
最後に広い木段を下りていき、車道に通じる道に出る。
ホッケー場と駿河台大学の間の道を行き、
水辺の小径を訪ねるコースに戻り飯能駅へと向かう。
加治中学校から初めての真善美の小径、入間川沿いを歩く。
16時半前、まだ水辺の景色を楽しめる。
水鳥が色々…のどかでいいな。
17時までの五十嵐酒造に立ち寄って、酒ケーキをと足を速める。
16時半過ぎ、何とか辿り着くも16時で閉店の張り紙。
なんと新酒祭りの日だったみたい!
知っていたらもっと早く家を出て楽しめたのに~!!
来年は新酒祭りを目指して同じルートを歩こう!と心に覚え書き。
気を取り直して、コースに戻る。
新大橋を渡る頃にはもう真っ暗。
環境センターと浄化センターの間の車道は車も多く気が抜けない。
対岸の個人宅のイルミネーションが綺麗。
撮影するとまだ明るく写ってしまうフシギ。
矢川橋を渡り、すすきが広がる川沿いを
文字通り月明かりだけで歩いて行く。ちょっと怖い。
最後のひと坂を登り切ると、飯能大橋へと出て一気に町の雰囲気に。
3時間2分の散策ハイキング。
英國屋さんでパンを購入してうろうろ。
新しいお店ピザ屋さんを発見!「ピッコラナポリ」
まだお腹も空かないけれど、
予約でいっぱいの中、19時までならOKとのことで夕飯に食べていく。
店内で窯焼き。マルゲリータとディアボラを。
接客も明るく丁寧で気持ちよく、ピザも旨し!
お腹が空いてないはずなのに、
美味しくてあっという間にぺろり平らげる。
長居しても迷惑と、18時過ぎ、30分ほどでお店を後にする。
自然とグルメと楽しめて、
晩秋満喫のよい1日となった。