3冊の本を年末にリクエスト。
それを待つ間にと借りたのが『その扉をたたく音』瀬尾まいこ著。
知らなかった。
これって、3部作『あと少し、もう少し』『君が夏を走らせる』のラストだったんだ。
『君が~』を読んだときも、あ~これ、駅伝の大田君!と入り込み、
今回もあれ?!この渡部君って、駅伝の子?とぐいっと引き込まれた。
特にこの『その扉~』は、舞台が介護施設とあって
これから両親や自分自身にも訪れることと、色々刺さる場面多数。
坂本九さんの ♬心の瞳 をスマホでを流しながら読み進めると
涙がじわり。
老若男女、誰一人何も考えていない人なんていない。
自分を見つめ、自分で自分を正し、
そして他人からも生きるエネルギー、元気をもらう。
只今、負の渦の中に引きずり込まれている。
人は人、自分は自分、悪影響は受けず、良いものだけを吸収して
いつも前向きでいられた頃が懐かしい。
そんな中で読み進めた1冊。
ほんとのところ全体は見えていないのに、
一部だけを切り取って、それで思い込んで決めつけて何になる?
嫉んで羨んで、それで終わる1日なんてつまらない。
ちょっとしたことでも楽しむ、笑顔!
そんな自分を、早く早く取り戻さないと!
失いかけた自分自身を取り戻すきっかけになった1冊。
♬ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ
Wake Me Up When September Ends / Green Day
作中歌のこの曲を今度は聴きたい。
そういう事だったんですね〜
『あと少し~』をまた読み直してみたくなりました。
ご訪問にコメント、ありがとうございました。