天然酵母ぱん蔵  ~自家製酵母パン教室/子連れOKゆるパン作り【東京/多摩・山梨】

柚の里、小室のお山に農ある暮らしを求めて・・・
パンを焼き、酵母と共に暮らします。

パン屋さんの原材料

2017-09-06 | ぱん蔵日記 スローな暮らし

最近、やけに思うことです。

といっても以前から思っていましたが・・・

 

うちは店舗を持たない工房のみのパン屋です。

 

 

私がネット販売や、注文、委託販売をするときは原材料、賞味期限を書いたシールをはる、

または書いたものを送付して送ります。

最近はアレルギーを持った方や、原材料にこだわって選ぶ方が増えてきました。

その点、原材料が一目でわかるのでとてもいいと思います。

 

ただ、パン屋さんのパンはわかりません。

私は買うときに不便だなあ、といつも思っていました。

パン屋さんでもパンの名前や金額のところに材料を書いてくれているところもあります。

でもほとんどのパン屋さんは書いていません。(きっと面倒くさいですよね、私もシール作るのすっごく大変です)

たまに工房で売りますが、材料を書かないって楽ちん~♪と思います。

 

営業許可を取るときに保健所の方に尋ねたら、店頭販売はお店の人に聞けるから良いのだそうです。

でも、そんなに丁寧にきけるかなあ。

私はけっこう聞くほうですが、やっぱりウザがられると思って根掘り葉掘りはきけません

混んでいたり、忙しそうだったりするときけません。

なんかそこに落とし穴がある気が、最近は特にします。

 

イメージとして、個人のパン屋さんは、「無添加・手作り当たり前」、と思っていました。

でもあるパン屋さんのあるパンの表示に

「このパンにはイーストフードが入っていません」

と書いているのを見てびっくり!

あれ~、他のパンには入っているのか

でもこれ、書いてくれていることが逆にとても良心的ですね・・・

 

 

天然酵母パンと書いてあるお店のパンを買ったとき。

どう味わってもふんわりしていて天然酵母っぽくないな、と思って次回聞いてみると、

天然酵母とドライイーストを一緒に使っていました。

こういうこともあるんですね。

ちょっとでも天然酵母を使っているとドライイーストを混ぜていても

「天然酵母パン」

っていえるのかなあ。たぶんきちんと定義づけされていないんだなあ。

と、もちもちどっしりパンの好きな私は、好みのパンを見つける難しさを感じます。

 

パン屋さんも原材料を書いてくれていたらいいなあ、って思います。

 

そんなこと感じたことありませんか?