朝作ったお弁当をさっき食べた。持ってくの忘れた・・。
忘れたことに通勤途中気づいて、栄養補助食品的なスティックを買う。
こういうの、美味しくないけど緊急事態には仕方ない。
生徒がお弁当食べてるときにこれを出して食べるのはダメだから、
今日から新しく始まる掃除の分担の説明と
午後の教育相談の予定を説明しつつ、食べないことがごく自然にお昼時間をやりすごす。
相談が終わった15時頃にやっとスティックを食べる。すぐ旅行会社と修学旅行の打ち合わせ。
次から次へと何かやることがある。休む暇なし。休みが恋しい。
3月に卒業したばかりの子が「バイト」しに来てくれている。
バイトというかほぼボランティア。本人が来たいというので、週1で1ヶ月1500円。
もうちょっと高くしようか、というけど、「いいよ。ただでも別にいい。」と言う。
水曜は美術部に課題を出す。デッサン練習の課題。
私が会議やらなんやらでずっといられないから代わりについてて、
ちょっとアドバイスをしてもらうため。
高校の新しい制服を着て、出で立ちはすっかり高校生だけど、
「高校疲れる~!!遠いし~!!」と安心しきって不満を言う。ここがまだホームグラウンドだ。
それでも高校生らしく、きたときにはきちんと職員室にきて挨拶をする。
部活の様子をきちんと報告してくれる。
3月まではできなかったことを、やってる。着実に大人に近づいている。
頼もしいね。バイトなら、もっとお給料出さないとね。
私が高校生の頃は、田舎だったこともあるけど、
バイトしてる子はちょっぴり不良っぽい子で、ちょっと大人っぽかった。
勉強して大学を目指す子と、高校を卒業したら就職したり結婚したりすると決めている子と
完全に二極化していた。結婚するって決めてる子は、いつもおしゃれして、
もう一緒に彼と暮らすんだ!って言っていた。
英単語や数式とにらめっこして、夜中まで勉強しなきゃいけなかったから、
そんな彼らは遠い夢の国の住人みたいでちょっと憧れた。
当時好きだった尾崎豊のI love you の歌詞みたいって思った。
つき合うっていうのも良くわかんなくて、塾で仲良くなった別の学校の子とおつきあいしてたけど、
どうしていいかわからなくて戸惑った。
大学生になって一度連絡をくれたけど、何か心にひっかかるものがあって連絡を返せなかった。
大学の劇団にいた私を「なにそれ、怪しい。」と鼻で笑った。たぶんそれでだ。
賢くて社交的で常識的な人で、私とは、何もかも正反対で立派だった。
銀行に就職したと風の噂できいた10年前。やっぱり連絡とらなくて正解だった気がする。
立派すぎて健全すぎて、半分夕闇の夢ごこちで生きてる私には居心地悪い。
大人になるってどういうことだろうと、自分の部屋で小さくなって考えた高校時代。
高校時代は悩む。いっぱい私は悩んだ。だからって偉くなるわけでもないけど。
中学のときみたいに、友達が一緒じゃなくて、いつも一人で悩んでた。
高校に進んだ子たちも、いつかこんな風に悩む日が来るのだろうか。
懐かしいような、なんとなく苦いような・・・。
新しい制服に身を包んだ子たちを見ると、
夜の闇の中でヘッドホンで大音量、一人悩んだ日々を思い出す。
忘れたことに通勤途中気づいて、栄養補助食品的なスティックを買う。
こういうの、美味しくないけど緊急事態には仕方ない。
生徒がお弁当食べてるときにこれを出して食べるのはダメだから、
今日から新しく始まる掃除の分担の説明と
午後の教育相談の予定を説明しつつ、食べないことがごく自然にお昼時間をやりすごす。
相談が終わった15時頃にやっとスティックを食べる。すぐ旅行会社と修学旅行の打ち合わせ。
次から次へと何かやることがある。休む暇なし。休みが恋しい。
3月に卒業したばかりの子が「バイト」しに来てくれている。
バイトというかほぼボランティア。本人が来たいというので、週1で1ヶ月1500円。
もうちょっと高くしようか、というけど、「いいよ。ただでも別にいい。」と言う。
水曜は美術部に課題を出す。デッサン練習の課題。
私が会議やらなんやらでずっといられないから代わりについてて、
ちょっとアドバイスをしてもらうため。
高校の新しい制服を着て、出で立ちはすっかり高校生だけど、
「高校疲れる~!!遠いし~!!」と安心しきって不満を言う。ここがまだホームグラウンドだ。
それでも高校生らしく、きたときにはきちんと職員室にきて挨拶をする。
部活の様子をきちんと報告してくれる。
3月まではできなかったことを、やってる。着実に大人に近づいている。
頼もしいね。バイトなら、もっとお給料出さないとね。
私が高校生の頃は、田舎だったこともあるけど、
バイトしてる子はちょっぴり不良っぽい子で、ちょっと大人っぽかった。
勉強して大学を目指す子と、高校を卒業したら就職したり結婚したりすると決めている子と
完全に二極化していた。結婚するって決めてる子は、いつもおしゃれして、
もう一緒に彼と暮らすんだ!って言っていた。
英単語や数式とにらめっこして、夜中まで勉強しなきゃいけなかったから、
そんな彼らは遠い夢の国の住人みたいでちょっと憧れた。
当時好きだった尾崎豊のI love you の歌詞みたいって思った。
つき合うっていうのも良くわかんなくて、塾で仲良くなった別の学校の子とおつきあいしてたけど、
どうしていいかわからなくて戸惑った。
大学生になって一度連絡をくれたけど、何か心にひっかかるものがあって連絡を返せなかった。
大学の劇団にいた私を「なにそれ、怪しい。」と鼻で笑った。たぶんそれでだ。
賢くて社交的で常識的な人で、私とは、何もかも正反対で立派だった。
銀行に就職したと風の噂できいた10年前。やっぱり連絡とらなくて正解だった気がする。
立派すぎて健全すぎて、半分夕闇の夢ごこちで生きてる私には居心地悪い。
大人になるってどういうことだろうと、自分の部屋で小さくなって考えた高校時代。
高校時代は悩む。いっぱい私は悩んだ。だからって偉くなるわけでもないけど。
中学のときみたいに、友達が一緒じゃなくて、いつも一人で悩んでた。
高校に進んだ子たちも、いつかこんな風に悩む日が来るのだろうか。
懐かしいような、なんとなく苦いような・・・。
新しい制服に身を包んだ子たちを見ると、
夜の闇の中でヘッドホンで大音量、一人悩んだ日々を思い出す。