ハイパープロでライジングコンスタントレートスプリング(不当ピッチスプリング)にて作りました!
ノーマルや他社やがよく使う二段レートスプリングとは違います。
一巻ずつレートが異なるスプリングを持つのはハイパープロ社だけだと思います。
そんな、じんわりと変化していくスプリングを使い今までのサスペンションとは違う乗り味を約束してくれるセッティングになっています。
ダンパーはシムを片側に18枚積み、サスペンションがヒートした時のセッティングも可能です!
耐久レースでは乗り味の変化が少なくてすむはずです。
ピギーバックにしなかったのはマフラーがセンター出しなので熱の影響を受けるのを避けるため
独立リザーバータンクとしました。
そして!シャフト径は大型車と同じ16ミリと極太!剛性もあり積極的にオイルを動かす耕造になってます。
もともとリヤサスはスプリングとシャフトは鉄ですが、ハイパープロはコダワリもあり、シリンダーも鉄です。
ヨーロッパや北米では一年で5万キロ6万キロ乗る人はざらにいるそうですが、アルミシリンダーだとすりへって駄目になってしまうそうです。
日本列島は2000km、何往復すればいいのよ!てくらい走るんですね!
それと勿論ハイと、ローのコンプレッションアジャスター付きです!これで路面の荒れたセットアップにも対応します。
サスのセッティングはコンプとリバウンドのアジャスターでセッティングしますが、これだとオイルの抜け道を塞いでダンピングを利かせています。
ボディー内のシムがシッカリセットされていれば、オイルを動かして減衰させる事ができますし、何よりセットアップも早く仕上がります。
ある有名メーカーのサスは6枚前後のシムでドウにかしようとしています。ダンピングを掛けようとアジャストしていくと急に動きが悪くなる物をよく見かけます。もうワンクリックが出来ないのです。ジレンマです。ワンクリック 詐欺!と、くだらない事はさておき、
元々の性能が無ければある程度の事もできません。若いころダットサントラック720を所有してた頃、もうちょっと馬力を上げられないか聞きに行くと、おじさんがボンネットも開けず、その中に一体何が入ってるって言うのよ~と、言われた事があります。
フェラーリのボンネットを開けさせるんならお前になんかにたのまねーよ!と、当時は思いましたが、無駄なお金を掛けずに済みました。
そんなこんなで、
今月末に初テストをモテギフルコースにて行なって来ます。楽しみですが3チームの面倒も見るので、こればかりに集中できないかもしれませんね。
ちなみにNSR50にも使えますので私のバイクに付けてミニコースにも出かけてきまーす。