☆ 世田谷区の新成人に聞いてみた(週刊新社会【経済監視塔】)
世田谷区の『二十歳のつどい』会場近くで「市民連合めぐろ・せたがや」のメンバー7名が2つのテーマ(それぞれ設問5つずつ)で1月13日、シール投票を実施した。今年は開始から1時間余りでシールが不足するほど若者のノリが良かったとの感想あり。詳細は当該のSNSで確認できる。
第1のテーマは『もっと元気なニッポンに!』。若年女性34名、男性53名が投票した。
Q1「格差が広がっていると感じますか?」には男女とも8割以上が「感じる」と回答。昨年比、男性の認識が高まったそうだ。
Q3「自分も国や社会を変えられると思いますか?」には女性の約半数、男性7割超が「はい」。昨年比男性の肯定が大きく増えた。
Q5「投票率が上がれば世の中は変わる?」には男女ともに8割近くが「そう思う」と回答した。選挙に行こう。
第2のテーマは『世界に平和を取り戻すには』。投票者数女性35、男性33。
Q1「戦争体験者の話を聞いたことは?」には9割近くが「ある」と回答。授業で体験しているのだとのこと。
Q2「日本が戦争に巻き込まれる心配は?」にも9割が「ある」と回答。
Q3「防衛費を増やせば戦争避けられる?」には何と女性の100%が「思わない」、男性でも8割近くがノー。
Q4「非戦外交で戦争避けられる?」は「そう思わない」が女性で75%、男性の半数超を占めた。悲しい。
Q5「戦争になったら戦いますか」には男性37%、女性11%が戦うと回答。無論「戦わない」の方がずっと多いが、やや心配。
「若い人たちの気持ちが理解できない」などと嘆く前に、まずは聞く!てことですね。
(影)
『週刊新社会』(2025年1月29日)
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