パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

☆ 新成人シール投票:「格差が広がっていると感じますか?」

2025年02月04日 | 格差社会

 ☆ 世田谷区の新成人に聞いてみた(週刊新社会【経済監視塔】)

 世田谷区の『二十歳のつどい』会場近くで「市民連合めぐろ・せたがや」のメンバー7名が2つのテーマ(それぞれ設問5つずつ)で1月13日、シール投票を実施した。今年は開始から1時間余りでシールが不足するほど若者のノリが良かったとの感想あり。詳細は当該のSNSで確認できる。

 第1のテーマは『もっと元気なニッポンに!』。若年女性34名、男性53名が投票した。

 Q1「格差が広がっていると感じますか?」には男女とも8割以上が「感じる」と回答。昨年比、男性の認識が高まったそうだ。
 Q3「自分も国や社会を変えられると思いますか?」には女性の約半数、男性7割超が「はい」。昨年比男性の肯定が大きく増えた。
 Q5「投票率が上がれば世の中は変わる?」には男女ともに8割近くが「そう思う」と回答した。選挙に行こう。

 第2のテーマは『世界に平和を取り戻すには』。投票者数女性35、男性33。

 Q1「戦争体験者の話を聞いたことは?」には9割近くが「ある」と回答。授業で体験しているのだとのこと。
 Q2「日本が戦争に巻き込まれる心配は?」にも9割が「ある」と回答。
 Q3「防衛費を増やせば戦争避けられる?」には何と女性の100%が「思わない」、男性でも8割近くがノー
 Q4「非戦外交で戦争避けられる?」は「そう思わない」が女性で75%、男性の半数超を占めた。悲しい。
 Q5「戦争になったら戦いますか」には男性37%、女性11%が戦うと回答。無論「戦わない」の方がずっと多いが、やや心配。

 「若い人たちの気持ちが理解できない」などと嘆く前に、まずは聞く!てことですね。

(影)

『週刊新社会』(2025年1月29日)

 


コメント    この記事についてブログを書く
« ☆ 瓢箪通信「拠出金女性委除... | トップ | ★ 白石哲裁判官裁判、上告審へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

格差社会」カテゴリの最新記事