脅かされる若者の雇用 【生活図鑑】No.315
◆ 内定率悪化 増える非正規
雇用情勢が厳しいなか、大学生の就職内定率が過去最悪に迫るなど、若年者の雇用が脅かされています。15歳から24歳のうち約10%は失業状態です。また、就職していても約半数が非正規の働き方を強いられています。不安定な雇用環境は少子化にも影響します。若年層への対策が求められています。
二〇一〇年三月卒の大学生の就職内 . . . 本文を読む
都高退教ニュース《現場から》
◆ 貧困化する若者 混迷する学校教育(2)
岡山輝明(現役教員)
◆ 「問題を先送り」の進学志向
にもかかわらず教育熱はますます煽られています。これは一方では超エリート校への進学傾向が強まると共に、他方では貧困化への恐怖に追い立てられているからです。
貧困に陥らないためには教育によって正社員の道を確保するしかない。あるいは親から子へと貧困の連鎖を断ち切り、子 . . . 本文を読む