【東京「君が代」裁判1次訴訟 2010年7月20日】
◎ 代理人弁論 弁護士 澤藤統一郎
控訴人ら代理人の澤藤から、阿部泰隆教授意見書を援用した準備書面の主張を要約して陳述いたします。
阿部意見書は、まことに端的に、都教委の見解を「全体主義、独裁主義の思想である」と断じています。
全体主義・独裁主義とは、国家が正しいとする自らの価値観の受容を国民に強制してよいとする思想のことです。戦前 . . . 本文を読む
▼ 60周年をむかえる教員のレッド・パージ~都立高校の場合(1)
塚田 勲
▼ はじめに
1950年2月11日、朝日新聞は、(「赤い教員」らへ退職勧告!という見出しで報道しました。都で246名、うち高校は16校、24名となっています。全国的には、1919年10月から50年3月まで、高知を除くすべての都道府県で強行され、およそ1113名がパージされました。(平田哲男『レッド・パージの史的究明』 . . . 本文を読む
◆ 特別支援学校施策の転換
「東京都特別支援教育推進計画 第二次実施計画」(07年)の誤りと破綻
【資料】(1)
1.特別支援学校教室不足の実態
特別支援教育が素他へーとして4年、「ひとり一人のニーズに応じた教育」を謳った「理念」とは裏腹に、教育条件の悪化はとどまることなくすすんでいます。教室がない、先生が足りないなど、教育の根幹が崩れています。
5.すべての子どもたちにゆきとどい . . . 本文を読む