◎ 国連拷問禁止委員会の総括所見に関する会長声明
国連の拷問禁止委員会は、拷問等禁止条約の実施状況に関する第2回日本政府報告について2013年5月21日、22日に審査をし、同月31日に総括所見を発表した。
我が国は、同条約の批准国として、勧告された内容につき改善に向けて努力する義務を負う。今回の総括所見では、前回審査における勧告の多くを繰り返すのみならず、前回を上回る厳しい勧告がなされた。特 . . . 本文を読む
《澤藤統一郎の憲法日記》から
◆ 売春防止法の視点からの橋下徹の責任
風俗業活用発言と、飛田の料理組合顧問問題に限って、橋下徹の弁護士としての責任を考えて見たい。いずれも、売春防止法の視点からの検討である。
売春防止法第3条は、「何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない」と定める。売春をすることも、その相手方となる(買春する)ことも、法は明確に禁止している。まずもってその原則 . . . 本文を読む
◆ 大阪便り:「君が代」不起立は市民的不服従の権利
大阪の状況について、ある機関紙に投稿したものを再録します。辻谷博子
◆ 「東京都教委10.23通達」の頃の大阪
2003年、東京都教育委員会がいわゆる10.23通達を出し、「不起立」で抵抗する教員たちを次々と処分し始めた頃、私たち大阪の教員は信じられない思いでそれを見ていました。
大阪府教育委員会は、「教育内容に関することゆえ職務命令 . . . 本文を読む