★ NFL所属のアメリカ人選手、国歌斉唱時の起立を拒否 (TBSNews)
26日、アメリカンフットボールのプロリーグ・NFLに所属するアメリカ人選手が、試合前の国歌斉唱セレモニーで起立することを拒否し、全米で波紋が広がっています。
26日、NFL・フォーティーナイナーズに所属するコリン・キャパニック選手が、試合前の国歌斉唱セレモニーで起立することを拒否し、アメリカ国内のソーシャルメディアを中心に一部のファンから批判の声があがりました。
キャパニック選手は「アメリカは有色人種への圧迫を続けており、アメリカ国歌のために起立するつもりはなかった」と述べ、批判は覚悟の上で誰にも相談せずに行ったとしています。
フォーティーナイナーズは「国歌斉唱セレモニーに参加するか否かの権利は選手にある」として、キャパニック選手の行動を支持しています。
キャパニック選手はフォーティーナイナーズでクウォーターバックを務める中心選手で、2012年にはチームを18年ぶりにスーパーボウルに導いていました。(28日20:10)
『TBSNews』(2016年8月28日)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2855659.html
★ 国歌演奏で起立拒否したNFL選手が物議
「虐げられる人々のため」彼が訴えたかったことは...(The Huffington Post)
NFL(米フットボールリーグ)のサンフランシスコ49ersのスタープレイヤー、コリン・キャパニック選手が、8月26日の試合前のアメリカ合衆国国歌演奏でベンチに座ったまま立ち上がらなかったことが物議をかもしている。
キャパニック選手は、起立を拒否した理由として、「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」と話した。NFLメディアなどが報じた。
キャパニック選手が指摘しているのは、ルイジアナ州バトンルージュなど各地で白人警察官が黒人を射殺するなど、黒人や有色人種への人種差別的な事件が多発するアメリカ国内の状況だ。
NFLメディアによると、キャパニック選手は「それは私にとってフットボールより大事なこと。見て見ぬふりをするのは自分勝手だ」とインタビューで話した。
キャパニック選手は、白人家庭で養子として育てられた。実の父親は黒人と言われている。インタビューで、「私は白人の(育ての)両親や(亡くなった)姉や兄と明らかに違うことを感じていた」と幼いころの葛藤を語っていた。
高校時代は秋にアメフト、冬にバスケットボール、春に野球をプレーする「スリーシーズン・アスリート」として活躍、3種目で州代表になった。
NFLだけでなく、MLB(米野球リーグ)ドラフトでシカゴ・カブスより指名された逸話も。サンフランシスコ49ersでは、クオーターバックとして活躍している。
これに対し、一部のファンなどからはアメフトやアメリカ合衆国に対して「失礼だ」との批判が殺到。ユニフォームに火をつける動画をツイートする人物も現れた。動画には称賛の声がある一方で、非難の声も寄せられている。
だが、NFLメディアはキャパニック選手の以下のような言葉を伝えている。
だれかに分かってもらいたい、認めてもらおうという気持ちはない。虐げられている人々のために立ち上がらなければという思いだ。たとえアメフトを取り上げられても、選手資格を奪われても、私は正しいことのために立ち上がった。
『The Huffington Post』(2016年08月29日)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/29/colin-kaepernick_n_11756938.html
26日、アメリカンフットボールのプロリーグ・NFLに所属するアメリカ人選手が、試合前の国歌斉唱セレモニーで起立することを拒否し、全米で波紋が広がっています。
26日、NFL・フォーティーナイナーズに所属するコリン・キャパニック選手が、試合前の国歌斉唱セレモニーで起立することを拒否し、アメリカ国内のソーシャルメディアを中心に一部のファンから批判の声があがりました。
キャパニック選手は「アメリカは有色人種への圧迫を続けており、アメリカ国歌のために起立するつもりはなかった」と述べ、批判は覚悟の上で誰にも相談せずに行ったとしています。
フォーティーナイナーズは「国歌斉唱セレモニーに参加するか否かの権利は選手にある」として、キャパニック選手の行動を支持しています。
キャパニック選手はフォーティーナイナーズでクウォーターバックを務める中心選手で、2012年にはチームを18年ぶりにスーパーボウルに導いていました。(28日20:10)
『TBSNews』(2016年8月28日)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2855659.html
★ 国歌演奏で起立拒否したNFL選手が物議
「虐げられる人々のため」彼が訴えたかったことは...(The Huffington Post)
執筆者:ハフポスト日本版編集部
NFL(米フットボールリーグ)のサンフランシスコ49ersのスタープレイヤー、コリン・キャパニック選手が、8月26日の試合前のアメリカ合衆国国歌演奏でベンチに座ったまま立ち上がらなかったことが物議をかもしている。
キャパニック選手は、起立を拒否した理由として、「黒人や有色人種への差別がまかり通る国に敬意は払えない」と話した。NFLメディアなどが報じた。
キャパニック選手が指摘しているのは、ルイジアナ州バトンルージュなど各地で白人警察官が黒人を射殺するなど、黒人や有色人種への人種差別的な事件が多発するアメリカ国内の状況だ。
NFLメディアによると、キャパニック選手は「それは私にとってフットボールより大事なこと。見て見ぬふりをするのは自分勝手だ」とインタビューで話した。
キャパニック選手は、白人家庭で養子として育てられた。実の父親は黒人と言われている。インタビューで、「私は白人の(育ての)両親や(亡くなった)姉や兄と明らかに違うことを感じていた」と幼いころの葛藤を語っていた。
高校時代は秋にアメフト、冬にバスケットボール、春に野球をプレーする「スリーシーズン・アスリート」として活躍、3種目で州代表になった。
NFLだけでなく、MLB(米野球リーグ)ドラフトでシカゴ・カブスより指名された逸話も。サンフランシスコ49ersでは、クオーターバックとして活躍している。
これに対し、一部のファンなどからはアメフトやアメリカ合衆国に対して「失礼だ」との批判が殺到。ユニフォームに火をつける動画をツイートする人物も現れた。動画には称賛の声がある一方で、非難の声も寄せられている。
だが、NFLメディアはキャパニック選手の以下のような言葉を伝えている。
だれかに分かってもらいたい、認めてもらおうという気持ちはない。虐げられている人々のために立ち上がらなければという思いだ。たとえアメフトを取り上げられても、選手資格を奪われても、私は正しいことのために立ち上がった。
『The Huffington Post』(2016年08月29日)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/29/colin-kaepernick_n_11756938.html
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