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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

8・27都教委包囲アクションへ(2)

2007年07月11日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 昨日(7月8日)の「毎日」に、<都教育庁「子の障害」退職勧奨も>という記事が出ていました。
 その中では次のように述べられています。

 「制度は、50歳以上60歳未満の教職員が対象。・・・3月27日付で趣旨などを記した通知を出し、管理者向けに具体的なケースを示したQ&Aを添付した。通知では対象の教職員に退職を勧める理由として『疾病』『介護・育児』を挙げている。Q&Aでは『育児』の具体例として、『3歳以上の子供の場合で、育児を手伝ってくれる家族がおらず、本人が育児を行わなくてはならない場合』『子に先天的、後天的な障害がある等、育児に特段の事情がある場合』と明記した。」

 ここには、昨日紹介した足立区の「学力テスト」に続き、露骨な障害者排除、弱者切捨ての論理が出ています。しかし、これは決して特別のケースではありません。

 都教委は、すでに2001年(横山教育長の時)、教育目標から憲法・47年教育基本法の理念をを投げ捨て、かわりに「わが国の歴史や文化の尊重」を入れました。
 つまり東京では、教育基本法・教育三法改悪後の教育現場がどうなるかが典型的に示されているのです。
 ここでは「人権」は踏みにじられ、「弱い者いじめ」と「弱者切捨て」が公然と行われるようになるのです。

 こうしたことに私たちは黙っていることは出来ません。
 黙っていれば嵐は通り過ぎると思うのは大きな間違いです。
 これはナチスの例を見るまでもなく、歴史が何度も証明しています。
 私たちはこうした動きに断固抵抗していかなければなりません。

 都教委包囲首都圏ネットワークではそのため、この度その他の諸団体・個人にも呼びかけ、実行委員会を結成し、『8・27都教委包囲アクション』を行うことにしました。
概要は以下のようなものです。

 <名称>『8・27都教委包囲アクション』

 <イメージ>教育基本法改悪、教育三法改悪を
      先行実施している都教委の暴走をとめるために、
      都教委にモノを申したい多くの団体・個人で
      一緒に都教委を包囲し、
      「要請文」を持って押しかけ、
      要請・抗議する。

 <主催> 8・27都教委包囲アクション実行委員会

 <日時>2007年8月27日(月) 16時~18時(雨天決行)

 <場所>都庁第二庁舎前(横断幕、旗など多数持ち寄る)

 <内容>・都庁前抗議の座り込み
      ・都教委への大「要請団」(各団体・個人からなる)派遣
      ・各個人・団体からの発言
      ・要請行動報告

 <前段行動として>
      13時30分~15時30分
      街宣車数台で新宿駅周辺で街宣行動

 <後段集会として>
      18時30分~20時
      近くの集会場(確保済み)での集会と決議採択

 <賛同を募っています>
      個人1口、1000円 団体1口2000円

   (郵便振込先) 00100-2ー611187
              「都教委包囲ネット」
     *その際、名前の公表の「可」・「否」を記入して下さい。

<連絡先>090-5415-9194


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
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