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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

田畑裁判ミニニュース

2007年03月23日 | 平和憲法
 ●第10回裁判 4月10日(火) 4時半~5時
  東京地裁627法廷(地下鉄霞ヶ関駅A1出口すぐ右)


 田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会
◎ミニニュース 新15号 07.3.5


 第9回(2/27)裁判は、大勢の傍聴者が見守る中次のように行われました。

【1】田畑さんの意見陳述(概要)
 ★先行訴訟で、不採用にした方法が分かった。それは、豊島区教委成田指導室長が、都教委から「面接」しか委嘱されていないのに、中神校長から勤務実績・健康等の(虚偽)情報を集め、勘案して不採用の決定をしたというのである。これは都教委の設置要綱に違反した不法行為で「不採用先にありき。」を示している。
 ★高裁では地裁判決を修正し、校長の虚偽(HIV訴訟の署名活動を授業中に行った・授業に遅れるのは怠業だ等)が明らかになった。しかし、校長は認めない。
 ★真実を明らかにするには証人(成田室長・同僚・生徒2名〉の採用が必要である。中神校長は「証人は自分1人でよい、時間も短くてよい」と意見を出してきたが、際限ないほど多くの拒否理由を捏造しておきながら、それは虫がよすぎるというものだ。

【2】今後の裁判について
 ☆次回、被告から証人採用について意見を出す。
 ☆次回、進行協議にするかどうか。今まで通り法廷で行うことに決定。証人採用を審理する。
 ☆次回から裁判官の構成が変わる。

◎ 何で私が不採用?

 私は1995年度に定年退職を迎え、都教委の再雇用(全員採用が通例)を希望したところ、理由を示されずに不採用となり、都教委を提訴した。
 その審理の中で、校長が多くの不採用理由をデッチ上げていたことが判明した。しかし裁判所は、ほとんど事実認定を避け、「誰を採ろうが自由だ」という無限大の裁量権を都教委に認め、私は敗訴した。

 この中神嘉治校長(現・豊島区立駒込中学校校長)は、千川中学校の生徒の自殺(警察断定)を「事故」と偽り、生徒・教職員・地域の人々をだました。私は職員朝会で、「地域の人たちに信頼されるよう、本当のことを言ってほしい」と要求したが、校長は「警察は事故と断定したjと言い張った。
 この件や、常に校長の独裁を批判していたことが、私を「見せしめ」として教育界から排除する報復人事となったと思われる。
 校長のデッチ上げた不採用理由は、まさに「解雇理由のデパート」と言えるほど。「怠業、健康不安、職務規律違反、協調性・社会性の欠如」等、あらゆるものがそろっている。ただ一つ欠けているのが「指導力不足」であって、これだけは文句がつけられなかったらしい。

 私はいま、この校長を2次訴訟として訴え、闘っている。また、都教委に「生徒の自殺隠蔽の科」で処分するよう働きかけているが、都教委は聞く耳を持たない。中神校長への処分がなければ、今後もウオッチングを続けるとしよう。

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