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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

W選に向けて 橋下の責任を問う個人ビラ

2015年10月21日 | こども危機
◆ 『公開質問書』に答えない橋下大阪市長! ◆
頬かむりはやめて、自分の行為に責任を持ちなさい!

 橋下市長は、私が、本年7月10日付で出した『児童・生徒の「君が代」学習・指導にかかわる公開質問書』(リンク)に頬かむりをしたまま答えていません。
 教職員に「君が代」起立・斉唱を義務づける国旗国歌条例と「3回の同一職務命令違反で免職」を規定した職員基本条例制定を主導したのは、橋下市長、あなたです。この条例と学習指導要領を根拠に、児童生徒に対する率先垂範の教育活動の行為として、教職員の起立・斉唱を命じ、不起立者に対して処分を行っている大阪市教育行政の実質的責任者は、橋下市長、あなたです。
 この権力的な教育行政が、教職員の中での保身の蔓延、教育荒廃、子どもたちへの人権侵害、さらには、「いじめ」生んでいるのではないかとして、橋下市長、あなたの教育に対する認識、『児童・生徒の「君が代」学習・指導にかかわる』認識について質問しているのに、答えないということが許されるのでしょうか。
 あなたの指示の下、どんなことが教育現場で起こっているのか、想像してください。以下のような、「君が代」を歌いたくない少数派の生徒をいじめる事態が起こっているのではないですか。(以下、証言
 寸劇の台本(「指導」っていじめ?)を読んで非常に考えさせられました。私も児童のころから国旗への拝礼・君が代の起立斉唱を拒否していたため、つらい経験をしましたので…
 小学校のときは「普通の人は歌うもの」として指導されていたため、寸劇のようなバランスのとれたクラスメートに恵まれなかった私はイジメの対象でした。
 別の市の中学校に進学してからは、行事のたびにグループごとに国歌を歌い競わせるという学習があり、声の大きいグループから座っていき、声の小さいグループは延々立ったまま歌わされるという「強制学習」がありました。当然、歌わない私を含むグループが一番最後まで歌わされるというデキレースでしたが… 内申書も「学習意欲に欠ける」「協調性がない」という評価でした。
 「歌わない自由」を教えてくれる学校・学級であってほしいです

 あなたは、こんな「いじめ」を奨励しているのです。頬かむりを止めて、市長を止める前に、必ず、公開質問書に答えて下さい。責任を果たしてください。
大阪市中学校教員 松田幹雄


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