春休みのこの時期、遠方へのお出かけには「青春18切符」を利用しています。
学校が長期休みの春・夏・冬と期間限定で使える定額使い放題切符です。
料金が定額というメリットの他、途中下車も自由にできるのが最大のメリットです。
昨年の夏もそうでしたが、この春もこの青春18切符の時期になると電車の事故や遅れが多くなるような気がします。
先日も大阪からピアノを弾いた帰り、最終電車の一本前の播州赤穂行きに間に合うよう急いで大阪駅まで行くと、「誰かが非常ボタンを押した」とかで、10分遅れの表示が。
姫路駅での乗り換え時間は1分しかなく、結局、姫路駅には15分遅れで乗り換え出来ず、やむなく最後の終電まで待つことに。 運悪く、この日は前日までのポカポカ陽気からグッと冷え込んでとても寒く、ガタガタ震えながらで最悪…。
そして、やっと待った終電も数分の遅れはあるものの、無事、播州赤穂に向かって出発、
しばらく順調に走りもうすぐ帰れると確信していた時、赤穂線(なんと単線なんですよね)の最初のトンネルに差しかかった途端、空き缶をつぶすようなバキバキという音と衝撃で電車はトンネル内でストップ、運転士や車掌さんが走り回っていて何事かと思っていると、なんと「鹿と衝突しました」との車内放送が…。
単線のトンネル内は狭く作業性はあまり良くないのだろうなと思いながら、またしても待つことに。
結局、自宅までたどり着いたのはもう日付が変わってました。
電車がひいたのは鹿とのことでしたが、床下からの鈍い音と衝撃は、なんかゾクッとするものがありました。
私が乗っていたのは前から3両目でしたが、床下から初めて体験する音と衝撃にはちょっと怖くなったような気がしました。