ペンキ塗りもほぼめどがついたので、今日は荘川:桜花の湯に
入りに行った。ここへ来た時はよく入っている温泉でちょっとぬめりが
あって気持ちいいです。民家や施設などの建物の入り口には提灯が
吊るされ、灯明がついている。
練り歩く屋台
立派な舞台
本殿では厳かに神事がとりおこなわれていた。
境内には子供が喜ぶ屋台もでて賑やかだ。
そうか!今日は荘川祭りの前夜祭だ、この日は夜、神社の境内で
村民総出で獅子舞や日舞や芝居がおこなわれる。
今時このような催しをする村は貴重だ、限界集落だとか、若者が
都会に出て、残っているのは年寄りばかりだという話はとく聞くが
ここ、荘川はまったく違う、こんな盛大に祭りができること自体がすごいことだ。
国定忠治か番場の忠太郎か、いやいや違うな(笑)
大迫力 の連獅子舞
そしてその出し物もすごい、特に連獅子舞いは素晴らしい、そして村民は
笑いと涙とごちゃ混ぜにして腹を痛める芝居は大変な人気がある。
この日は昼過ぎから場所取りが始る、都会の花見の場所取りと同じだ。
村中を練り歩いてきた屋台が囃子とともに神社に着くころ、獅子舞が
始まり、夜8時を過ぎると村芝居も最高潮に達する。
笑いとやじとおひねりとクライマックスを迎える。
娯楽の少ない山村の唯一の楽しみなんでしょう、老若男女が
神社に集う。こういうコミニュケーションは素晴らしい、いつまでも
残して欲しいものです。
夜も更けて寒くなってきた、帰って寝るとしよう。