と思って出かけたが北海道では数年に一度の大雪に
なったようだ、この地方でも昨日は霰交じりの雨や
雷になった、まさに春の稲妻も鳴った春嵐だった。
今日はいい天気、先月開通した第二東名高速の
影響か、いつも混んでいる音羽から岡崎間は、すいすいと
走れる。効果絶大である、快適に走って岐阜県に入り、
関が原を越えると、そこはまさに雪、雪、雪だった。
東名高速ががらがら
伊吹山
名神を米原JCTで北陸道に入ると、雪規制が出て
いる。スタットタイヤをはいてるから、すんなり北陸道に
入る。一面の白い世界、綺麗な伊吹山が見える。
長浜を過ぎて木之本ICでおりて高月に街に。
ここは観音の里と言われ、村のあちこちに観音堂が
あり、それはそれは美しい観音様がおられる。
渡岸寺観音堂山門
雪のお寺もいいものです。
京都奈良の寺院と違って、ここは村人は交代で守を
されており、参拝に来た方の対応をされており、暖かく
迎えてくれる、そして謂れなどを説明してくれます。
12月から2月まで閉鎖していた堂も今日、3月からは
開いてくれる、私は今日廻った七ヶ寺のほとんで今年最初の
参拝者とのこと、ちょっと嬉しいです。
石道寺
己高閣
中国産の杉
まずは高源寺の十一面観音立像、この観音様は国宝で
まぁすごいです、立派です、村で作った保管庫でどんと立って
おられる。そして石道寺、己高閣・世代閣へ、ここは鶏足寺(今は
廃寺)の仏像を集めて展示されており、すごい数の仏像像が
保管されている。
次はちょっと山里に入って医王寺へ、ここでも堂の守さんが来て
くださって開けてくれ拝観することができた、感謝です。
細かく寺伝を話してくださり、長居をしてしまった、再び街中に
戻って赤後寺へ、黒田観音堂へ、どこも当番の方へ電話をすると
駆けつけてくれて鍵を開けてくださり、説明をしてくれる。
時間もせまってきたので最後の寺、西野薬師堂へ。
どこの仏も戦などで大変な目にあっておられ、村人が力を
合わせて仏像を守ったようだ、そうした村人のおかげで今
国宝、重文の仏像を見ることができる、嬉しいかぎりだ。
医王寺
医王寺への道標
赤後寺 神仏習合だ。
黒田観音堂
北陸道賤ヶ岳SA
雪です。
夕方になった、これから福井小浜まで走る。
明日はお水送りの行事を見る、参加する予定、初めて
ことなので今からわくわくです。